こんにちは歯科衛生士の高橋です。
先日4月23日(木)に佐賀県保険医協会主催のスタッフセミナーにて、「歯周基本治療のパラダイムシフトをどのように日常診療で実践するか」を表題に院長、山口、小川が講演を行いました。私もモチベーション・プラークコントロールについて10分ほどお話させていただきました。今回が学会発表を含め3回目で緊張してしまいました。
山口はIT化について、小川は歯周基本治療について。その中でもスケーリング・デブライドメントで使用する超音波スケーラーについて、院長はインプラント周囲疾患と歯周疾患について講演しました。
まず、口腔内写真やデジタルレントゲン、CTなどがIT化になったことで、データ収集、管理、利用がスムーズになりました。その事が、私たち術者にとっては診断しやすくしたり、経過を比較するなどスムーズに行えるようになりました。患者様にとってはより分かりやすく説明させて頂いたり、治療の効果をグラフでお示しできるようになりました。
そしてスケーリング・デブライドメントは観血処置であること。この事は、私たち歯科医療従事者はよく理解する必要があります。そのため全身疾患の問診、術前・術中の感染対策、緊急時の対策が重要になること、気軽に「歯医者に行って歯石を取ってもらう」事が、反って全身疾患を重篤にする事があるので注意します。
そして、お口の中の疾患(虫歯や歯周病)は、ばい菌が原因で起こる為、そのためにもプラークコントロール(歯磨き)が大事だということなどをお話させて頂きました。今回も多くの方が熱心に講演を聴いてくださってました。院外での活動は準備が大変ではありますが、改めて私たちの仕事を見直す事や後輩たちのモチベーションアップに繋がるため、これからも頑張りたいと思います。
当医院では患者様一人一人が「一生自分の歯で噛む」をゴールに、これからもスタッフ全員でサポートさせていただきます。
(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント・歯周病センター(佐賀県鳥栖市)
TEL:0942-81-5410 歯科衛生士 高橋美帆