みなさん、こんにちは。
今年、勤務3年目になる歯科衛生士の高橋です。
先日1月8日(日)に、第二回ヘルスケア・ウエスト研修会に
院長、副院長、歯科医山口と高橋で参加させていただきました。
内容は
「ヘルスケア型歯科診療を知る」
「点」の歯科診療から「線」の歯科診療へ
神戸市開業の藤木先生のお話でした。
その中でも印象深かったのは、その先生の所へ通われている患者さまのお話でした。
23歳まで通院されていた方が中断され、28歳で戻ってきた時には
歯周病によって歯の周りの骨が溶けている状態でした。
5年間での変化は大きいと感じました。
また、40歳頃より通院を始めた方が、現在68歳でメインテナンスを続けていらっしゃるそうです。お口の中の状態は安定しています。
継続して通って頂けるのも、その歯科医院での信頼関係があるのだろうと思いました。
みなさんは、歯科医院にどんな時に行っていますか?
痛みがある、詰め物が取れた、歯茎が腫れた…等
何かトラブルがあった時、慌てて歯科医院に足を運び、治療を受けていらっしゃいますか?
そしてそのトラブルが解消され、治療が終わると歯科医院とは縁がなくなり、
また何かトラブルがあると足を運ぶ…
実はそれが歯を失くしていく一番の原因となっています。
痛いところが治ってからが、大切です。
治ったところが二度と痛くならないようにするために、歯科医院に行くのです。
歯科医院は、治療するだけの場所ではなく、一生自分の歯で噛めるように維持するための予防の場所でもあります。
治療だけをした場合と、定期的にメインテナンス(予防)をした場合では
治療費や歯の残存数に大きな差が出てきます。
そしてもう一つ大切な事は、当院で最も力を入れている<歯ブラシの当て方のご指導>です。みなさんが何気なく毎日している歯磨き。
虫歯や歯周病の原因は歯に付着したばい菌です。
このばい菌を取る事、これが、一番の予防に繋がります。
今まで治療だけに通っていた歯科医院に予防のために通ってみませんか?
私は、今回の講演で予防の大切さを改めて理解できたことで、
当院での予防に対するシステムに誇りを持って取り組んでいきたいと思いました。
これからも、多くの方が一生自分の歯で噛めるように、全力でサポートしていきたいと思います。
新鳥栖インプラント歯周病センター
くらのうえ市丸歯科(佐賀県鳥栖市)
歯科衛生士 高橋美帆