くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

2023年 医局旅行へいってまいりました

2023年03月16日 | Weblog

2023年3月12日から2泊3日で、鹿児島へ医局旅行へ、いってまいりました。
医局旅行が開催されるのは、5年ぶりとなりました。
今回参加したのは、院長、副院長、事務長、正社員二年目以降の衛生士4名、事務1名の計8名です。

新鳥栖駅に集合し、新幹線で鹿児島中央駅まで行き、通称IBUTAMA(指宿のたまて箱)という観光列車に乗って指宿まで行きました。
観光列車の中でお弁当を皆で一緒に食べました。



到着した時間は、丁度引き潮の時間帯で、知林ヶ島へ歩いて渡りました。
日頃、診療室で仕事をしているため、ほとんど歩くことがありません。二時間ほど歩きました。
その後は、砂風呂やホテルの温泉にも入り、良い汗を流すことができました。

翌日は、釜蓋神社にて皆ねがいごとをかなえるために頭に蓋を乗せ、鳥居から境内までそのまま歩いていけるかチャレンジしましたが、成功者は一名でした。笑




その後は、カフェでのんびり過ごしたり、有名なモニュメントの前で皆でポーズを取ったりと
終始、笑いの絶えない旅となりました。

日頃、ゆっくり話せないスタッフとも話をすることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。

3月13日は休診とさせていただき、患者さまにはご迷惑をおかけしました。
リフレッシュさせていただき、15日から元気に診療再開しております。

良いチーム医療をご提供できるよう、スタッフ一同頑張りたいと思います。

 

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター
          (佐賀県 鳥栖市)

          TEL : 0942-81-5410     


長崎大学歯学部の大学院生に院長の市丸が講義を行いました

2023年03月08日 | Weblog

こんにちは。歯科衛生士の蒲池です。

今回、長崎大学臨床教授を務める院長が講師として「大学院生に知ってほしい歯周治療の最先端」という演題で講義をしました。私たち歯科衛生士も視聴しました。

内容は、歯周疾患・歯肉退縮の分類や細菌検査、インプラント、矯正、補綴のデシタル化についてでした。

別分野に聞こえますが、健康な口腔をつくっていくために全て関連しています。

当院では初めてご来院される患者さんに対して、まずは診査診断から行います。

その診査の中の細菌検査では、同じ病型・重症度の歯周炎であっても細菌叢の組成は個々での多様性があるため、患者様の重症度に合わせた細菌検査をご紹介させていただいています。

診断に関しては歯周病の新分類であるstage分類grade分類を用いて治療計画を立てています。

歯石とりやブラッシング指導を経て、お口の中の環境が改善した後、治療計画に沿った治療に入っていきます。

今回の講義では歯周外科の話も多くありました。

当院では週に2回程、手術を行っています。

インプラント治療はもちろん、歯を残すための再生療法や、歯茎が退縮してしまった所を被覆する結合組織移植術なども行っています。

お口の中を全体的に管理していくことで、長期にわたって自分の歯で食べることもでき、全身的にも健康になれます。
何かお口の中でお困りごとがある方は、是非当院へご相談ください。

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター
          (佐賀県 鳥栖市)

          TEL : 0942-81-5410      

          歯科衛生士 蒲池あかり

 


日本臨床歯周病学会九州支部 第2回支部教育研修会に参加しました

2023年03月07日 | 外部セミナー

2023年(令和5年)3月5日に、日本臨床歯周病学会九州支部 第2回支部教育研修会が福岡市で行われ、
院長、副院長、衛生士の小川、吉冨、中島、蒲池で参加しました。

今年より学会やセミナーがwebからハイブリッド、そして現地のみの開催など、少しずつコロナ前に戻りつつあります。
昨年より、臨床歯周病学会九州支部研修会ではハイブリッド形式となり、昨年も現地に参加しましたが(歯科医と衛生士小川のみ) 今年は昨年の3倍くらいではないかという参加者でした。
今年は2年目以上勤務の衛生士は全員一緒に楽しく参加してきました。

前半は、学会会員の先生方によるご講演でした。
主に再生療法についてのお話しでした。中でも、衛生士が関わる「基本治療」について、
基本治療で行われる、OHI(歯磨きのご指導)の大切さ、デブライドメント(歯石取り)で使用する
超音波スケーラーの使い方については、若い衛生士にとって分かりやすく、とても参考になったようです。

特別講演では、「考えるペリオのバイオロジー バイオフィルムはなぜ豹変するか」という表題で、天野敦雄先生の約3時間に及ぶ講演を聴くことができました。
天野先生の講演は、以前より何度か拝聴する機会があり、今回もとても楽しみにしていました。
虫歯と歯周病の病因論から、予防方法、そしてスケーリング・デブライドメントのあまの式を衛生士向けにお話ししてくださいました。

そして虫歯は削って詰めてでは治せない!という事を、天野先生も仰っていました。
虫歯の予防には、①フッ化物 ②食事内容 ③ブラッシングとの事でした。
私どもの医院では、

個々のリスクと年齢に応じた適切なフッ化物の使用と歯磨きの方法
虫歯になりにくい食習慣のご指導を行っています。

歯周病については、やはり「出血を止める」という事でした。
歯茎よりも上にいるばい菌と歯茎よりも下にいるばい菌では種類も栄養源も違います。
特に歯茎よりも下にいるばい菌は、血液の中のたんぱく質と鉄分を栄養としているため、
歯磨きや歯間ブラシ、糸ようじなどで出血する方は専門家による診査診断と治療が大切です。

歯周病を増悪化させる細菌についても、簡易的に調べることのできる検査や遺伝子的に調べることのできる検査も導入し、お一人お一人に合わせた治療計画を立てています。

お口の中の病気は、適切な予防と治療が必須であり、ひとつひとつのステップを飛び越す事なく
確実に進める事で、良い治療結果を得ることができます。
そして重症になるとやはり時間はかかりますが、最終的にはメインテナンスとなり予防管理を受けられる事で、長期に安定し維持することができるようになります。
当院でも開院から23年目を迎え、私も勤務21年を迎え長期に安定している方たちが増えていくのを実感し、この予防歯科のやり方は間違っていない、歯科衛生士の仕事ってなんてやりがいがあるのだろうと日々感じております

「全身的にも健康に、一生自分の歯で食べる」 にご興味のある方も
重症の歯周病で抜くしかないと言われた方も
是非ご相談ください。

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター
(佐賀県 鳥栖市)
TEL : 0942-81-5410      
歯科衛生士 小川希和子