くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

インプラントセンター九州定例研修会で院長が講演・発表しました.

2015年08月17日 | 外部セミナー

 2015年8月12日 にインプラントセンター九州定例研修会で“重度の侵襲性歯周炎に対するインプラント治療”について院長の市丸が講演・発表しました.

インプラントセンター九州に研修に来られる40名程の歯科開業医の先生に御聴講いただきました.

 侵襲性歯周炎とは,通常の歯周炎とは違って,若年者で発症し進行が速い歯周炎です.また,インプラント治療の成功率も低くなりがちであることが報告されています.インプラント治療は,徹底的な歯周治療で歯周病を完璧に除去した後に行う必要があります.また,インプラント治療後も徹底した定期的なメンテナンスが必ず必要になります.

 今回は,症例を通してこのことをお話ししました.


治療前;重症の歯周炎でほとんどの歯の周りの骨が溶けており,グラグラでした.全部抜歯になる可能性もありました.

治療後;しっかりと歯周炎を治したために,ほとんどの歯を抜かずにすみました.歯の周りの骨も安定しています.奥歯に入れたインプラントの周りの骨も安定しております.一生この健康な状態が続くようにメンテナンス中です.

 

 発表後,先生方から,“海外の最新の情報を聞けて良かった”“重症の歯周病がよく治ることが分かった”等のご意見をいただきうれしく思っています.

 お盆休みの前日にも関わらず,満員になり立ち見が出るほどの盛況になりました.いろいろな先生のご意見やご指導をいただき,勉強になりました.また,熱心に研修される多くの先生方のお役に立てて良かったと思います.

 

 当院では,重症の歯周炎でもほとんど歯を抜くことなく治すことができます.また,歯周炎を十分に治療した後に,インプラント治療を行い,その後も長期的に歯周病の再発の防止を行います.そのため,自分の歯もインプラントも長期的(おそらく一生)に健康な状態を維持できます.

 

 歯周病やインプラント治療でご相談があれば,ご遠慮なく御受診ください.


(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント・歯周病センター(佐賀県鳥栖市)

     院長 市丸 英二     TEL:0942-81-5410