去る5月12日(金)~13日(土)は、診療をお休みさせていただき、院長、副院長と衛生士4名で福岡国際会議場で行われた
春季歯周病学会に参加させて頂きました。
まずは、副院長の山口と衛生士の内田の歯周病学会の認定医と認定衛生士の合格発表を見に行きました。
山口先生は試験もバッチリ!と言ってましたが、余裕で合格。
衛生士の内田は、自信がない…と前日まで緊張していたようでしたが、無事に合格していました!
おめでとうございます!
内田が認定衛生士を取得したことにより、パート衛生士を含め、当院の認定衛生士が4名になりました。
認定衛生士の取得は現在とても難しくなっています。
資料作りをした内田にとって、とても良い経験になったようです。
これからは認定衛生士として、更にパワーアップするのを期待しています。
一日目のランチョンセミナーでは、薄井由枝先生の「より効果的に時短で行うSRP&SPTの実際」について拝聴させていただきました。
アメリカでの歯科衛生士の免許を取得され、現在は日本の衛生士教育もされています。
薄井先生との最初の出会いは5年程前の、久留米で行われたSRPセミナーでした。
何度かセミナーに参加する機会があり、昨年は私の講演の為に参考にさせてもらいたかった資料を
「どうぞ使って!」と快く送ってくださいました。
またお会いする事ができて感動しました!
念願の撮影もさせていただきました。
薄井先生、鳥栖に寄る機会がありましたら、是非遊びに来てくださいませ。
翌日の土曜日は、いよいよ私の衛生士セッションでの口演でした。
何度も発表しているはずなのですが、やはり緊張します。
同じく衛生士セッションで口演する衛生士の皆さんと。
皆、同じように緊張していました。他の衛生士さんと交流できるのも学会での楽しみです。
発表は無事に終わりました。
今回は、「歯周炎経験患者におけるインプラント周囲疾患をプラークコントロールの強化、デブライドメント、外科療法およびSPTで寛解させた症例」という表題で口演させていただきました。
当院も開業して17年が経過し、インプラント治療をして10年以上経過した患者さまも増えてきました。
天然の歯において、個々のリスクの先読みと予防管理で、口腔疾患(虫歯と歯周病)はほぼ防ぐことができるようになりました。
インプラント周囲疾患(歯は歯周病、インプラントはインプラント周囲疾患)については、ここ数年どの学会でも話題になっています。
当院では、この表題の一連の事で、インプラント周囲疾患に対して、とても良い効果が出ていると実感しています。
やはり衛生士が関わる事がとても多く、衛生士としてやらなくてはならない課題もたくさんあると感じています。
8分という短い時間で、上手く伝えられるかがとても難しかったですが、機会があればまた何処かで発表したいと思っています。
その他、歯科衛生士シンポジウムでは、認定歯科衛生士取得に向けてのプレゼンテーションで、3名の衛生士による講演がありました。
当院の4年目となる衛生士二名(吉富、野下)にとっては、とても勉強になった時間だったと思います。
医院を2日間も休診させていただき、患者さまにはご迷惑をおかけしましたが、2日間しっかりと勉強してまいりました。
参加させてもらえる環境に感謝しております。
認定医、認定衛生士合格のお祝いと、衛生士セッションでの口演の終了のお疲れ様会で焼肉を食べに行きました。
左二名のスーツのボタンがとまらなくなっているのは、見ないでくださいね(笑)
(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)
TEL : 0942-81-5410 歯科衛生士 小川希和子