遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

Japan reach World Cup final

2015-07-02 23:55:37 | たわごと
確か、準決勝は日本時間午前4時からだったと記憶していたんですが、朝8時からになってました。日本の放送局がどーんとお金出して頑張ってくれたんでしょう。おかげで、最初の10分くらいしか見れませんでした。そこまでだと、イングランドが圧していて試合をコントロールしているように思えました。
England loses World Cup semifinal in the most devastating way imaginable (USA TODAY)
England were knocked out of the Women's World Cup in heartbreaking fashion as Laura Bassett's injury-time own goal sent holders Japan into Sunday's final. (BBC)
帰宅して夜8時からの録画を見ました。結果や展開は知った上で。
内容はイングランドに勝つチャンスが多かったように思います。シュート数は4本対11本で負けていました。しかし、データを見るとボール支配率は日本が62%。イングランドは縦にシンプルに攻めていた。そして、走力はイングランドが上に見えた。日本はボールをとると回してることが多かったので、支配率が数字の上で高かっただけのよう・・・。しかし、92分、日本の速攻で川澄選手の出した縦パスに不運なイングランドの選手の脚がとどいてしまった。はじかれたボールはイングランドのゴールバーをたたき・・・ボールはゴール内ではねた。
米国のマスコミも英国のマスコミも悲劇として報道していました。イングランド男子が1966年以来ワールドカップで決勝に進出していない悲劇をしのぐ悲劇として・・・・。男子のって悲劇なのかな? 日本なんかここ数年横綱がモンゴル人でこれからもずーっとそうなりそうなんだぞ・・・ま、いいや・・・。
BBCのホームページのクリックすべき記事の題は、「Japan reach World Cup final.(日本決勝進出)」です。なんか英国ジャーナリズムのフェアネスを見せつけられたみたいです。日本がもしこういう敗戦をしたら、勝った相手国名を題にするでしょうか。"reach"に三単現の"s"がつかないのは、サッカーでは"Japan"は複数だからでしょう。
USA TODAYはさすがに米国の新聞です。「イングランドは準決勝を落とした。想像しうる最も破滅的な過程で。」というのが見出しです。相当ショックだったんでしょう。決勝戦はアメリカ対イングランドを望んでいたに決まってますから。

OGのバセットをかばうFWダガン「彼女はすべての選手にとってお手本」
離脱の安藤も再合流へ…決勝進出に貢献の川澄「23人全員で戦いたい」
英国選手はオウンゴールを犯したバセット選手を気づかい、監督も「彼女がいなければここまで来れなかった」と語っています。勝った日本は、負傷して失意の帰国をした安藤選手をカナダに呼び寄せて決勝戦のベンチに入れるそうです。スポーツっていいなぁ。

日本のディフェンスを讃える向きがありますが、決勝で当たるアメリカは今大会5試合連続で無失点です。日本以上のディフェンス力だと思っていいでしょう。前回は2-2の同点の末にPK戦で日本がアメリカを下しました。しびれる戦いを期待します。

本日のお酒:SUNTORY THE PREMIUM MALT'S + 立山 特別本醸造
コメント
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