遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

新しい技術も古い技術も

2015-07-30 23:27:41 | たわごと
下界はクソ暑いですねー。昨日は立山の爽やかな風の中を歩いていたのが、夢のようです。日焼け止めを塗ったのにうなじとか腕が焼けてヒリヒリ痛いです。日焼け用のローション買ってきました。

ところで、13号さん(SOUDELOR)が発生したそうですよ♪
過去110年超の気候解析=フィリピン海と日本の気圧差変動―海洋機構など
エルニーニョとかラニーニャとか都合の悪い気象条件のいいわけに使われているスペイン語ですけど、さかのぼってきちんと検証した研究が発表されたそうです。それは、過去117年分の日本と台湾の気圧や日本のコメの収穫量、中国・長江の流量などのデータを解析したそうです。気象データがそのままなくても、コメの収穫量のデータは日本の夏の気候を非常に反映しています。なんせ需要を無視して稲作しまくってますから。その結果、ペルー沖で海水温が高くなる「エルニーニョ現象」と日本の冷夏の関係について、強く関連し合う時期と、あまり関連がない時期が数十年周期で繰り返しています。2000年代以降は両者の関係が弱まってきており、「現在は、夏の予報が困難な時期になっている可能性がある」とのこと。いや、ずいぶん前から中長期の予報は外れまくってますよ?

さて、上の写真ですが、最近買ったNIKON D3300で撮りました。欲しかったんです。もう持ってるデジイチの性能がめちゃめちゃ時代遅れになってしまっててですね・・・・岩ちゃんから買ったD40は、代わりに処分されますた。500円くらいにはなったよ。まだしっかり写るけど、酷使されてきたしねぇ。今日と昨日の写真、それと、7月25日と26日のがD3300で撮影したものです。ちょっとコントラストきついなぁというのが、僕の感想です。でも、露出のヒット率はすごくいいです。補正をあまりしなくてよくなった。こいつ賢い。ローパスフィルターがなくなった影響でしょうか。最近のユーザーの好みがハイコントラストにシフトしてるんでしょうか。年数が経つと絵作りが変わるもんですね。
いちばんのポイントは軽さです。サイズはワンランク上のD5300と同じなんですが70グラムも軽い。それは、「炭素繊維を用いた新素材」によるモノコック構造のおかげであります。そりゃ、ミラーレス機よりもデカ重いですが、今までの一眼レフユーザーにとって、異常な軽さです。手ぶれとかを考えると重さも機能のうちなんですが、すぐれた手振れ補正をレンズが持つようになるとボディは軽い方が楽に決まってるのです。特に、山や空では。
アナログカメラの時代、高感度の必要な撮影をしたい時には高感度フィルムを買えば良かったんですが、今はカメラを変えなければなりません。orz たまに夜空の写真も撮る僕にはD200のISOの上限が1600というのが不満でした。だって、NIKON最軽量機種D3300のISO感度は12800すよ。あっしは月や星を撮るんでも三脚使わず手持ちという邪道の素人ですから、高感度撮影ができるんは朗報なのですよ。もちろん、僕よりも年齢が上のオールドレンズを使うにはD200が必要なので、D200は愛用し続けます。こいつの絵作りが好きなんで、買い替えの必要を感じません。ボディの性能は新しい方がいいかもですが、レンズは古いものには古いなりの味があります。それは新しいレンズにだせないものです。CFカードというめんどくさいメディアは変えたいですが・・・

本日のお酒:YEBISU + 立山 純米大吟醸 雨晴 + 立山 特別本醸造
コメント
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