遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

予想の範囲内

2015-07-08 23:58:15 | たわごと
こんばんは。金沢港に中国から大型客船が来て河北のAEON MALLで爆買いだそうです。よかったねー。次はないかもよ・・・。

日経平均終値、638円安の1万9737円
6月の街角景気、2カ月連続悪化=天候不順で家計振るわず―内閣府
今日の東証の下げは中国におつきあいした結果もあるけど、内閣府の6月の景気ウオッチャー調査の結果が悪かったのもあるな。そもそも景気は良くないんだよ。

毎度おなじみウォールストリートジャーナルの5つのポイントピックアップです。なにかあれば、必ずこのパターンですね。よく整理されています。
急落する中国株式市場、奇妙な5つの特徴 (THE WALL STREET JOURNAL)
1.取引中止が最善策
データ提供会社ウィンドによると、中国市場に上場している銘柄のうち、約半分に相当する1400銘柄前後が8日時点で取引停止となっている。中国市場での取引停止は数日間から数年間続く可能性がある。

2.政府が相場押し上げのため大手国営企業の株を購入
こうした動きが市場をさらに歪めることは間違いないが、上海総合指数が最近の高値から約30%下落しているにもかかわらず、銀行株は高値圏で推移している。中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)の時価総額は過去2週間に29%増加し、現在はグーグルの時価総額に迫っている。

3.ファンドマネジャーが自分のファンドを買わされている
相場が急落する中で、中国の投資信託を運用するファンドマネジャーの幹部らはそれぞれ50万元(約980万円)を自分たちが運用するファンドに投じ、1年間は売却しないことを約束している。

4.規制当局による救済を期待
米国では証券取引委員会(SEC)が株価を押し上げることは想像しがたいが、中国の投資家は中国証券監督管理委員会(CSRC)による株価押し上げを期待している。

5.悪いのはいつも海外投資家
ネットでは、大学教授やプロの投資家からの批判が飛び交っている。外国資本による中国株の空売りが市場の急落を招いたと批判する内容だ。

僕のいちばんの驚きは、売買停止する会社が市場の半分にも達したということ。ギリシャのバンクホリデーもそうだが、時間稼ぎの方策はそれをやめて再開するタイミングが難しい。勝手に売買を停止するような銘柄なんか、リスクが高すぎる。取引を再開すればバイバイだ。w 金融は信用で成り立っておるのだよ。株価の価値は売るときの値段。売れなければゼロ。

いくつかの経済誌が驚きをもって論評していることは、今回の株下落に対応して中国当局のうつ対策が、見事なくらいに効果がなくて、むしろ事態を悪化させている点です。たぶん中国のエライ人たちは、腐敗一掃活動という権力闘争で忙しいんだよ。それか、もうすでに避難してて、国内市場はどうでも良くなってる?

中国人客「爆買い」沈静化か…株価の下落局面で
インタビューに答えていたAEON MALLのマネージャーは、急だったので準備が十分できなかったので、次は中国語のできるスタッフをそろえたいとかゆうとったです。あのおっちゃんが中国語を覚えれば解決するのがわからんのかな。自分より能力のある人を自分より安く雇うって根性があかん。輪島の朝市のおばちゃん達は英語や中国語のレッスンをうけてるってテレビでやってたぞ。

まあ、そんなわけで、僕のいちばんの関心事は台風がこっちに来るか、来るならいくつ来るかです。こっちの方が予想が難しいんじゃないかなぁ。

本日のお酒:なし
コメント
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