遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

10月最終週

2015-10-26 22:25:11 | たわごと
安倍さんは、モンゴルを始めとする中央アジア諸国を歴訪しているそうです。まあ、中国やロシアの裏庭なんですが、ちょうど中国では5中全会が開かれてて、国内政治一色であります。習氏にとっては自分の五カ年計画を作る大切な会であります。これまでは前任者の五カ年計画を受け継いでた。彼が米国と英国に出向いて大きな商談をまとめてたんは、てこ入れをしておきたかったんでしょう。国内需要が減退しまくってますから・・・自分の五カ年計画に入ってから経済がこけたなんて言われたら、習氏のメンツが立ちませぬしな。

安倍首相の中央アジア諸国での商談は地味なもんばっかみたいです。でも、モンゴルとのFTAで馬乳酒が入ってこないかと・・・ささやかぁな期待♪

ちなみに、ロシアはシリア情勢での駆け引きで忙しくて、ウクライナでさえほったらかしみたいです。
不満示す国民、和平に影響か=政権側、地方選で苦戦―ウクライナ
ここんとこ派手な戦闘がないもんだから順調に地方選挙が行われていて、ウクライナの政権側が苦戦しているという・・・皮肉なもんですな。平和になったら、お金がある方に庶民はなびくのね♪ ロシア経済なんてボロボロですが、ウクライナはそれ以下ですもん。民主主義って冷酷ですなぁ。
それはそうと、欧米の軍が去ったアフガニスタンでは、ロシアの駐留を希望しとるそうです。結局『力』って、大切なんですよ。

在日大使館前の乱闘、トルコ国内でも大きく報道
反難民の最大野党圧勝=政府の受け入れ方針に反発―ポーランド総選挙
東京のトルコ大使館前でのトルコ人による殴り合いは、選挙の在外投票の場でトルコ人とクルド系トルコ人の対立に火がついてしまた結果のようです。つまりは民族問題。6月に行われた総選挙で、与党・公正発展党(AKP)が過半数割れとなる一方で、クルド系政党が躍進してしまって、今回はその総選挙のリターンマッチ。東京での騒動はトルコでも大きく報道されているようです。ポーランドの選挙は難民問題に対する批判票が野党に流れて与党が大敗。これも民族問題。大量のシリア移民の受け入れに反対する意志が表示されてしまった。民主主義って、愚かしくてめんどくさい面があると同時に冷酷なもんであります。

ちなみに中国の5中全会は今日から29日まで。米国FOMCの会議が明日と明後日で、日本銀行の金融政策決定会合が30日♪ なかなか楽しみな一週間になりそうです。まあ、5中全会はつつがなく終わるでしょうし、今月のFOMCで利上げは絶対ないです。日銀も追加緩和なんかしないでしょう(29日発表の日本の鉱工業生産の統計データがそうとう悪ければ違うかもですが)。
来週は日中韓の首脳会談っす。韓国がまたごね出してますんで、鬱陶しい気分にさせられそうです・・・。

韓国の財界が通貨スワップの再開を日本に期待しているというニュースがありました。『力』って、とても大切なんですよ。

本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 立山 特別本醸造
コメント
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