遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

無言butツイート

2017-06-20 22:52:33 | たわごと
蒸しましたね。でも、仕事終えて帰るまでネクタイしてました。エアコンもつけませんでしたよ。
強い日差し、噴水の前で涼(北國新聞)
明日は太平洋岸で大雨になるようですが、北陸ではそういう予報になっていません。白山大権現のおかげですかね。

最近将棋界のニュースが多いですね。
「ひふみん」加藤一二三九段、引退決まる 約63年間の現役生活に幕
引退の加藤九段、コメントなく帰途 (JIJI.COM)
1954年に14歳でプロデビュー(当時最年少)して18歳で名人戦順位戦の最上位クラスのA級に昇格。名人1期、棋王2期などタイトルを通算8期獲得。今年1月には故丸田祐三・九段の76歳11カ月を抜き、77歳0カ月の最高齢勝利記録を達成。現役生活62年10カ月の超エライ人です・・・いや、でした。
今日の対局は勝てば自身の最高齢勝利記録を77歳5カ月に更新、負ければ現役引退となる大一番でした。この対局の休憩中に、彼はおそらくタクシーを呼んでおいたようでして、投了するとさっさと会場を後にし無言のまま帰途に就いたそうです。77歳にして最後まで戦っていたからこその行動でしょう。負けた人間を追いかけ回すのはマナー違反だと思います。あくまでも勝った人を讃えるべきです。彼と戦った高野智史四段は「以前の対局よりも迫力を感じた。最後の対局相手になれて光栄でした」とコメントしたそうです。高野四段は23歳。

加藤九段はツイッターでコメントをだしています。
本日を持ちまして、わたくし加藤一二三は公式戦からは現役を退く運びとなりました。当時の史上最年少記録となる14歳7ヶ月でのプロデビュー以来、63年もの長きに亘り、各棋戦を主催いただき多大なる御支援賜りましたすべてのスポンサーの皆様、報道関係者の皆様には、心より厚く御礼申し上げます。

新聞とかのメディアってもう、年寄り向けの存在でしかないと思っていたんですが、今は77歳の棋士が引退の挨拶をするのにツイッターでOKなんですね。ほんとにマスコミってなくても困らない存在なんだなぁ。

本日のお酒:なし(呑もうと思ったけど止めた)
コメント
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