アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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DJANGO~♪

2013-03-13 16:18:54 | 日常
昨日は結局『モンティ・パイソン』でも『夕陽のガンマン』でもなく

『ジャンゴ 繋がれざる者』を映画館まで観に行ってきました。


そろそろこんブをシャンプーに預けなきゃならなかったので

そのついでに映画でもと思いまして。


上映中だった作品では『オズ はじまりの戦い』『ダイハード/ラスト・デイ』『フライト』『テッド』『ライフ・オブ・パイ』

この5作品も非常にも惹かれたのですが、今回はあえて『ジャンゴ』をチョイスしました。


劇場内はさすがウェスタン!おじさん率が高かった~。

でも平日の昼間、160分以上の作品にも関わらず30人以上もお客さんがいたのにはビックリ!

時期的に考えれば、高校生や大学生が既に休みに入ってるのかもしれませんが

何せ、今回のお客さんのほとんどは「おじさん」もしくは「おじいさん」だったもので。


ちょっと小さめの劇場だったこともあり、音響には多少不満が残ったものの

久しぶりの劇場での映画鑑賞、やっぱり家で観るのとは全然違いますね~♪

上映前のワクワク感、そして終わって座席をあとにするあの感覚、やっぱ好きだなぁ~。

ただ、昨今のシネコンは座席の作りが良くなったおかげで、席を立っても座面がパタンと上がらない・・・

あれだけは残念。


で、肝心の『ジャンゴ』はと言いますと

も~~~~最高っ!

私も大好きな映画、セルジオ・コルブッチ監督作『続・荒野の用心棒』(原題:『DJANGO』←残酷な拷問シーンが多い映画なので、マカロニウェスタン慣れしてない方には辛いかも^^;)の主題歌に始まり

タランティーノ監督によるマカロニウェスタン愛に満ち満ちた映像の数々♪

血の赤色といい早撃ちのガンさばきといい、好きな人には「おお!これって・・・」と思えるシーンが続々と登場します。

『キル・ビル』で古き良き香港のカンフー映画を再現し、

『デス・プルーフ』で古き良きアメリカのカーアクション映画を再現したタランティーノ監督が、

満を持して、ご自身が愛してやまない古き良きイタリアのマカロニウェスタン映画を本作で蘇らせた

そう感じさせられました。


黒人奴隷の話に関しては、描き方的には『ルーツ』には到底及ばないので

あくまで娯楽作品としての味付け程度と見るべきかな?

「なんて惨い」って感じるより「負けるなジャンゴ!」って感じ。

それ以上に今年のアカデミー賞で助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツさんの役が美味しすぎ♪

むしろ彼こそが本作の主人公と言っても良いほどに、魅力的な役だし演技も素晴らしい!


とりあえず、DVD&ブルーレイ化された暁には、

タランティーノ監督のコメンタリーが入っていて、フランコ・ネロの吹替えが小林清志さんとなっていれば

即座に購入します!(ドン・ジョンソンの吹替えは、ご存命なら間違いなく野沢那智さんとなってただろうなぁ。涙)


で、何故にトップの画像がスパゲティなのか?と申しますと

別に「マカロニウェスタン」→「イタリア」→「スパゲティ」とかけたわけでも何でもなく

昼食にいただいたミートソースパスタ。

映画の半券を提示すると、いろんなショップでサービスがうけられますってのがありまして

その中から選んだのが「クアットロ クオーリ」ってお店の本品100円引き。

「日本一美味しいミートソース」と書かれていたので半信半疑で頼んでみたのですが

うん!美味しかったです。

ミートソースパスタは自宅でも簡単に作れるものだし、さすがに「日本一」はないでしょう~なんて思ってましたが

ここのお店は生麺のパスタが絶妙!

ミートソースもたしかに香ばしさを残した感じが素晴らしい♪

ただ、生麺を除くとミートソース自体は自宅でも似た感じのものは作れるかな?ってのが正直な感想。
(すみません、自炊する事が多いとつい「値段の割に」って考え方が先に頭に浮かぶもので。^^;)