アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

このブログについて

ここは私「まつやまいぐさ」のブログです。ブログ内のテキスト及び画像などの著作権はまつやまいぐさ、あるいは併記の企業・個人に帰属します。 画像や文章などの無断使用、無断転載は御遠慮下さい。 管理人とカメとイヌについてはこちら。 管理人の主な仕事についてはこちら。 リンクについてはこちら。 連絡先はこちら。

その後に見た映画

2013-08-03 11:11:00 | 日常
その後に見た映画は

『底抜け大学教授』
アメリカの有名なコメディアン、ジェリー・ルイス主演による1963年の作品です。
原題は『THE NUTTY PROFESSOR』。
96年にはエディ・マーフィー主演でリメイクもされ(その時の日本語タイトルは『ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合』)、更に2000年にはその続編まで作られたようですが、私は1作目は見たけど2作目は見ていません。
科学オタクのドジでダメダメな教授が、自作の薬を飲んでたくましく変身!という、ジキル博士とハイド氏を下敷きにしたコメディ作品です。
昔の日本語吹替えを目当てにDVDを購入して見たのですが、今は亡き青野武さんの声が聞けたりして和みました。
ストーリーは面白いんですが、教授のバカっぷり演技に関しては・・・実は、私はあまり好きじゃない。(^^;)
私は他人をバカにする笑いってある程度までは許せるんですが、「ここを越えたらダメ」って一線が無意識にあるようで、子ども時代から木村進さんや花木京さんが間抜けな役を演じる吉本新喜劇は大爆笑できるのに、藤山寛美さんがアホ役を演じていた松竹新喜劇は笑えなかった。
ドリフのコントは大好きだったけど、志村さんのバカ殿と長さん&仲本さんのバカ兄弟ネタはどうしても笑えないというより、見ることすら辛かった。
だから、本作の笑いも好きな人からは大絶賛されるのは理解出来るのですが、私にはどうしても笑えなかったです。
リメイク作の『ナッティ・プロフェッサー』は楽しめたんだけどな~。(あちらはアホ演技ではなく、体重が激減ってのがメインのネタだったし。)
他にも昔の吹替え入りの『底抜け』シリーズDVDが何本か発売中なんですが・・・笑いの質的には似た感じなようなので、私にはやはり笑えないのかもしれません。
う~ん、残念。(あくまで私の好みの問題なので、作品をけなす気は全くないです。)

『オープン・シーズン2 ペットVS野生のどうぶつたち』
1作目は見たはずなんですが・・・なぜかストーリーが全く記憶に残ってない。
面白かった~♪って思った記憶はあるんですが、肝心のストーリーが・・・う~~~ん。(^^;)
そう思いつつ、続編となる本作を見たんですが、やはり主人公の熊と鹿には覚えがあるものの、1作目で何やってたか?は全く思い出せませんでした。
ちなみに本作、日本では劇場公開無しのビデオスルーだったのだとか。
確かに話の中身はただのドタバタだし、ドタバタにしては毒が少なめなので大人的には微妙かな?
キャラ的にガリガリの猫がかなりのインパクトだったので、もうチョイ彼が目立った活躍(というかボケ)をしてくれればいいアクセントになっただろうに、ちょっぴりもったいないなぁ~ってのが感想です。
子どもが楽しむ分には最後まで安心して観られる良作なのかもしれませんが、ただ物語の鍵の1つである「マリッジブルー」が、果たして子どもに理解出来るかどうか?は大いに疑問だな~。(^^;)

『ラスト・アナコンダ』
500円DVDで吹替え付きのタイ映画、しかもメーカーはアートポート!ってことで『ゾーダ』並の日本語超訳吹替えに期待して見ましたが、残念ながらそこまでのおふざけは無し。(^^;)
でもその代わりに、本編は予想以上に面白かったです。
どうせ内容に関しては、低予算のどうしようもない中身だろうと全く期待せずに見ていたのですが、どうしてどうして。
強盗団を追う刑事たち、呪われた森に入ると人食い昆虫に人殺しの女妖怪たち、チビワニ(?)の大群に巨大ヘビ、果てはドラキュラもどきまで登場とまぁ~、とんでもない展開が次々に出るわ出るわ。
私的には500円分ぐらいなら、払う価値は十分にあったって満足出来る作品でした。
B級映画は苦手、理屈が通らない作品は見るに耐えない、そのようなこだわり派の方には間違ってもお薦めしませんが。(^^;)

『ホワイトアウト』
ケイト・ベッキンセイル主演の2009年アメリカ映画。
南極基地を舞台にしたサスペンス作品で、「閉ざされた空間の中、犯人は誰?」というオーソドックスな中身ではあるものの、でもそこが良い♪
吹雪の中の基地と言うと『遊星からの物体X』を思い出しますが、そういえば『遊星からの物体X ファーストコンタクト』まだ見てないな~。(^^;)
役者を見た時点で怪しいキャラがしぼられますが、「逃げ場がないシチュエーション」ってだけでサスペンス的には十分なので、その点は全く問題無し。
それにしても主演のベッキンセイルさん、警官役ってことで『アンダーワールド』並の男勝りなアクションが拝めるか?と思いきや、逆に助けられる機会の方が多いキャラでした。
なにより、夏の暑い日に見る作品としては、こういった寒々しい映画っていいですよね~♪