アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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その後に見た映画

2013-08-10 09:23:11 | 日常
その後に見た映画は

『わすれな歌』(DVD)
タイ映画には知る人ぞ知る名作がけっこうあったりするのですが、本作も間違いなくその1つ。
隠れた名作『シックスティナイン』のペンエーグ・ラッタナルアーン監督による2002年のラブコメ作品です。
でも、一言にラブコメと言っても、ハリウッドによくある系でもなければ日本のコミック風でもないです。
とにかく予測がつかない、とんでも展開・・・というか主人公たちのあまりの不運続きに笑えてきちゃう不思議な作品。
しばらくしたらまた見たくなる映画、そして2度目3度目のほうがより笑えそうな作品であるのは確かです。
劇中にこれまたタイ映画の傑作『怪盗ブラックタイガー』が登場!ってのも、これまたよかったです。(あれは超名作だった~♪^^)

『ハウスメイド』(ケーブル放送)
1960年の韓国映画『下女』を、同じく韓国にて2010年にリメイクした作品です。
『家政婦は見た』じゃないですが、金持ちセレブのドロドロとした世界は庶民目線で見るとたまらなく滑稽で楽しいです。(^^)
どう見てもR指定作品だなって内容ですが、オリジナル版の『下女』はもっとすごいというかえげつないらしくて・・・う~ん、恐いもの見たさでいつか見てみたい。
それにしても、セレブ妻の顔がまるで『犬神家の一族』のスケキヨさんみたい。
さすがにあれはメイクによる演出・・・ですよね???

『スペース・ウォーズ 宇宙大戦争』(DVD)
この邦題って、一見『スター・ウォーズ』に似せているようでいて、内容的には『スタートレック 宇宙大作戦』の方が近いかな?(原題は『starforce』)
宇宙での戦闘もあるにはあるものの、メインは孤児から軍人になった主人公が惑星に降りたら、その先で陰謀がどうのこうのって話だし、少なくとも戦争映画じゃない。
『ロード・オブ・ザ・リング』『パイレーツ・オブ・カリビアン』の特殊効果を担当した方が監督を!ってのがウリの本作なんですが、オープニングの戦闘シーンこそチープすぎて先が思いやられましたが、その後は低予算作品にしてはセットもしっかり作られているし(とはいえ、非常にチープではあります)、何よりクライマックスのミニチュアを使った戦艦の戦闘シーンは爆発描写等がCGに頼り切る前の古き良き『スター・ウォーズ』風でなかなかにいい感じ。
全編通して低予算っぷりがプンプンにただよってくる作品ではありますが、同時にスタッフ一同の『スター・ウォーズ』愛も伝わってきました。
そうそう、『コマンドー』好きな私にとっては、ベネット役を演じていたヴァーノン・ウェルズさんが出てたのもポイントかな♪(『マッド・マックス2』のモヒカン暴走族のウェズ役としても有名な方です。)
決して傑作ではないけれど、目も当てられない駄作でもない、低予算作品としてはかなり頑張ってる良作でした。

『チェンジリング』(ケーブル放送)
監督:クリント・イーストウッド、主演:アンジェリーナ・ジョリーによる、1920年代にロサンゼルスで実際に起きた子どもの誘拐、そして警察による隠蔽事件を描いた作品です。
大富豪や政治家もそうですが、警察も特殊な「権力」を持つ人達なわけで、その力を悪用する輩がどうしても出てきちゃうんですよね。
犯罪者にももちろん頭に来ますが、堕落した権力者もタチが悪い!と、プツプツきながら見てました。
いろんな意味で辛い事件なわけですが、映画ではちゃんと希望の光も描いてくれることが救いになります。
ただ、腐敗した権力者は今も世界各国に山のようにいるわけですし、本作に関しては「よその国の昔の事件だから」なんて言わずに教訓として見ておくべき、知っておくべき物語だと思います。