アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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ヘイトフル・エイト

2017-01-05 16:52:57 | 日常
昨日はクエンティン・タランティーノ監督の映画、『ヘイトフル・エイト』を見ました。

本作はタランティーノ監督が70mmフィルムによる撮影にこだわった西部劇。
70mmフィルムって何?って話になるんですが、通常の映画作品を撮影するのに使われていたフィルムは35mm。
数字を見ればわかる通り、より高品質な映像が撮れるフィルムなのだそうです。
そんな高画質なフィルムを使えば、何ができるのか?というと、例えば垂直方向に拡大した画像を用いればIMAXシアターのような超巨大スクリーンで作品を上映しても、見劣りしない映像を鑑賞することができると言うわけ。
本作では横長画面として使用しているため、湾曲した巨大スクリーンを持つ劇場で鑑賞すれば、まさに映像に包み込まれる感覚で映画を楽しむことができる・・・わけですが、残念ながらその上映が可能な劇場はここ日本には存在しないようです。
アメリカには今でも結構あるのだそうで、IMAXシアターといい・・・本当に羨ましい限りです。

そんな迫力満点な映像で楽しめるはずの『ヘイトフル・エイト』、テレビ画面で楽しませていただきました。
タランティーノ監督ごめんなさい!って気持ちです。(^^;)
でも、映画の内容はすこぶる楽しかった♪
言葉も汚ければ残酷描写も多いので、年齢規制はありでしょうね。
エンニオ・モリコーネ氏による音楽がこれまた良い!
昔のモリコーネさんお帰り♪って気にさせられる、久しぶりに聞く荒いモリコーネ節、これぞまさにマカロニウェスタンを愛するタランティーノ監督が求めてた曲って感じですね。

しかし、日本でハリウッド並みの映像体験をもっと気軽にできる方法、なんとか無いもんですかね。
ソニーさん、PSVRも良いけど過去に作ってたヘッドマウントディスプレイの新バージョン、高画質&巨大スクリーン化してなんとか作っていただけないでしょうか?
4Kテレビには興味無いけど、ヘッドマウントディスプレイの進化版になら興味大ありなんだけどな〜。