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子育ては”TDLに行きたい”と言わせたら負け。ブラック企業オリエンタルランド

2018年09月15日 | 子育て論

何が”夢の国”なんでしょうか?

東京ディズニーリゾートには、遥か昔に、中学校の修学旅行で行かされました。

何も楽しくなかったですし、グループ行動で女子が楽しそうにしていただけでした。

無駄にお金を使わされたり、窮屈だった覚えがあります。

そもそも、東京に観光に行く理由がわかりません。

人工的なものしかない都会がそんなに素晴らしいのでしょうか?

原宿がそんなにすごいのでしょうか?

こうやって私たちは幼いころから「都会へのコンプレックス」を植え付けられ、「いつかは都会で生活したい」

と都会にある大企業に就職して、ごみカスのように残業をさせられ、心身ともに疲れ果て、それでも「田舎より都会のほうが優れている」と思い込みながら、高い家賃、便利な生活を維持しようと企業奴隷になります。

都会も田舎も変わりありません。

むしろ、田舎のほうが、空気がきれいです。

都会のイメージを上げて、都会の大企業で働く奴隷を集めているのでしょうか?

そして、TDL、オリエンタルランドは悪魔崇拝者企業、イルミナティ企業です。

その動画が以下の通りになります。

悪魔崇拝者のシンボル、「ホルスの目」「ピラミッド」など目白押しですね!笑

続いて、ディズニー映画について7:00のあたりから見てください。

ディズニー作品に出演した子役俳優が、ハリウッドスターになり社会に影響を与えることを事実として説明しています。

TDLは子供を洗脳するための施設であるため、小学校や中学校でわざわざ行かせるのかもしれませんね。

TDLのバイトがブラック企業であることは有名ですが、彼らはそれを隠ぺいするために、TDLのマネジメント術など沢山の本を出版しています。

しかし、実際のところ、単なるブラック企業であることが判明しました。

以下、ニュースとなった「TDL オリエンタルランドの劣悪なバイト環境について」の記事を転載いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・(「夢の国」着ぐるみの内側は?過労やパワハラ、社員訴え 2018年9月1日 17時4分 朝日新聞デジタル)

<東京ディズニーランド キャスト(バイト)達>

 東京ディズニーランド(千葉県浦安市)で着ぐるみに入ってショーなどに出演する女性社員2人が、運営会社の労務管理に問題があるとして裁判を起こした。

 テーマパークのキャラクターに扮して夢を売る働き手が、自らの労働環境について声を上げるのは異例だ。何があったのか。

 「憧れの仕事なので、ずっと我慢してきました。でも耐えきれません」。7月19日に千葉地裁に提訴した原告の契約社員の女性(38)は、そう打ち明けた。

 5年以上にわたり、上司からパワーハラスメントを受けていたと主張。安全に働ける職場環境をつくる義務を会社が果たしていないとして裁判に踏み切った。パワハラの背景に、過酷な労働環境によるゆとりの欠如があると訴えている。

 訴状などによると、きっかけは2013年1月ごろ。着ぐるみのキャラクターに扮し、客にあいさつをして回る「グリーティング」業務の最中に、男性客に右手の薬指を無理やり曲げられ、けがをしたことだった。

 労災申請をしようとすると、上司に

「それくらい我慢しなきゃ」「君は心が弱い」

と返された

。役の変更を申し入れたが、

「わがままには対応できない」

と取り合ってもらえなかったという。

ぜんそくの症状が出るとして楽屋の環境改善を相談したときにも、

「病気なのか、それなら死んじまえ」「30歳以上のババァはいらねーんだよ」

と突き放されたとしている。

 女性は1回約30分のショーに1日5回ほど出演し、半屋外のステージから楽屋に帰ってくるたびに水を飲む手が震えるほどの疲労を感じたという。夏は酸素不足のサウナで踊り続けるような息苦しさだと訴える。

 人員が少ないため、けがをしたり、体調を崩したりしても、容易に休みにくい雰囲気があると女性は思っている。「無理なく働ける環境がパワハラを無くすためにも必要だと思います」

 もう一人の原告である契約社員の女性(29)の訴えは、着ぐるみでの過重労働を続けた結果、日常生活に支障をきたす疾患になったのに、会社が責任を認めず、業務を改善していないというものだ。

 訴状などによると、女性は15年2月に入社後、総重量10~30キロの着ぐるみを身につけ、屋外のパレードやショーに出演。16年11月ごろから左腕が重く感じ、手の震えが止まらなくなったが、休みを取りにくく、16年11~12月のパレードの出演回数は計50回に上った。

 17年1月に症状が悪化し、腕をあげると激痛が走り、手の感覚がなくなったという。

病院で診察を受け、神経や血流の障害で痛みが出る

「胸郭出口症候群」

と診断された。17年8月には労災認定を受けた。

 女性は今、休職中で復職を希望し、「会社側には業務の質や量を見直してもらいたい。このままでは同じような症状に苦しむ人が出るかもしれない」と話す。

 運営企業のオリエンタルランド広報部は「訴状が届き次第、内容を確認し、対応していく」と回答。着ぐるみで働く人たちの労働環境については「ブランド管理とも関係するので回答は差し控えるが、出演者のケアはしっかりやっている」と説明している。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

ブラック企業というよりは、現場作業員、土方、土木作業員という「ガテン系」の業種がディズニーランドのバイトみたいですね。

<ガテン系女子の朝礼>

しかし、これを女子にやらせるのはどうかと思いますね。

しかも、その多くは「憧れのディズニーランドで働きたい」という洗脳されまくった人がバイトしにくるのですから、困ったものです。

このように、バイトに対して暴言を吐きまくるのがオリエンタルランドの実態のようです。

では2014年のオリエンタルランドの実態についての記事を見ていきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・(ディズニーR、驚愕のキャスト使い捨ての実態 バイトに責任押し付け酷使、心身病む人続出 2014年8月19日 4時0分 ビジネスジャーナル)

 実は、東京ディズニーリゾートに多くの人が押し寄せるのは、夏の終わりから秋にかけてだ。

 比較的すごしやすくなった気温に、ハロウィンなどの集客イベントも目白押しだからだ。しかし、キャスト(従業員)にとっては、この季節こそが「病んでしまう人が多い」魔の季節。これからが要注意の季節なのだ。

「まず、まだまだ暑いというそもそもの悪条件の上に、与えられた仕事にはNOとは言えないオリエンタルランドの職場風土があります。7月からフル稼働のために、夏の疲れが出ていても無理をしても仕事をしなくてはいけない。そのために、身体を壊し精神を病む人が出てくるのです」と語るのは、オリエンタルランド・ユニオン。

現在、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの労働環境をめぐり、今年3~4月に解雇されたキャストが、オリエンタルランド・ユニオンを結成し、労働環境の改善を要望している。

「オリエンタルランドでは、キャストの9割が正社員ではなくアルバイトなどの臨時雇用者です。それにもかかわらずオペレーションがうまくいっているのは、キャストたちが教え合う素晴らしいシステムがあるからだ、というのですが、

どうにも違和感がぬぐえません。

現実には臨時雇用者の使い捨てで成り立っているシステム。

多くのキャストが『もうディズニーリゾートとはかかわりたくない』といいながら辞めているのが現実です」

(オリエンタルランド・ユニオン。以下同)

 2012年9月、『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』(福島文二郎/中経出版)が発売されると、ディズニーのバイト教育にスポットを当てたビジネス書が注目を集め、シリーズ90万部を突破した。

いわく、「オリエンタルランドの正社員数は約2000人だが、対してバイトの人数は約1万8000人。

しかも、バイトは1年間で半分の約9000人が退職する」「1年に3回くらい3000人近くのアルバイトを採用しなくてはならないが、推定で5万人以上の応募者が集まる」「ディズニーではバイトがバイトを指導する、現場の責任者に代わって、バイトたちに仕事の手順やスキルを教えるトレーナーと呼ばれるキャストも主にバイトから採用」し、「“すべてのゲストにハピネスを提供する”というディズニーの“ミッション”を浸透させるべく、朝礼・終礼はもちろん、口癖のように正しいミッションを繰り返させる」などの従業員教育が成功の秘訣だというのだ。

 

 ただし、これらは、ディズニーという“夢の国”だからこそ成し得てしまう魔法の教育ではないかという疑問が、読者の間には当然のようにわいてきた。

●キャストに責任転嫁する3つの“魔法の言葉”
 実は、こうしたビジネス書には書かれていないが、ディズニーリゾートの現場では、システムをうまく機能させるための3つの“魔法の言葉”があるという。その3つとは「体調管理もあなたの仕事」「あなたのレベルが低いから」「あなたの根性が足りない」。夢の国とは縁のなさそうな“魔法の言葉”だが、いったいどういう意味なのだろうか?

 ユニオンが、こう解説する。

「パレードを例にとってみましょう。前提として知っていただきたいのは、パレードの多くも臨時雇用者で成り立っているということです。まず、その日、キャラクターの中に入ることが割り当てられたキャストであれば、キャラクターの着ぐるみは猛暑対策用に改良されていないために、自分で瞬間冷却材を用意するなどしなくてはなりません。

ただ、キャラクターの中に瞬間冷却材を用意しても、パレードが始まる前の段階で、その効果はなくなってしまい、余計に重たくなります。その結果、熱中症になっても、オリエンタルランドの社員からかけられる言葉は『体調管理もあなたの仕事』というわけです

 本来であれば、従業員厚生を促すような「体調管理もあなたの仕事」というフレーズも、オリエンタルランドでは責任転嫁の言い訳に使われているようだ。

「また、パレードなどのエンターテインメント系も、あらかじめのトレーニングはわずかしかなく、実践で覚えろというのが基本スタイルです。このために、本番でミスをしたり、ケガをした場合には『あなたのレベルが低いから』と罵られるのです。

同様に、病気になった場合には『あなたの根性が足りない』といった言葉が投げかけられます。

こうした職場では『なんでも悪いのは自分』という雰囲気が醸成され、その結果、精神的に追い込まれて『NO』が言えない雰囲気になっていくのです。

かといって、よりレベルを上げるために練習をしようと施設でトレーニングをしていると、『仕事と関係ないことをするな』と注意を受けます。

もちろん、個人的なトレーニングの時間は時給に入りません。しかし、施設でケガをされても困るというわけです」

 最も深刻な状況なのがダンサーだという。学校の教育現場でもダンスは必修化され、ディズニーリゾートも「エンターテイナー オーディション」という大々的なオーディションを行い、ダンサーには力を入れているはずだが……。

「ダンサーは特別なオーディションを受けなければならず、数カ月にわたり拘束されます。そのうえ、いざ合格しても、舞台に立てるまでには何回もレッスンを受け、仕事は1日3~4時間の時給労働(パレードのみ)なので、稼げても月に数万円で、生活が安定しないのです。

また、アルバイトと同様の扱いで、出演予定の当日になって仕事がなくなることもあります。

生活面の不安から他の仕事と掛け持ちするようになり、ダンスの練習にかける時間がどんどん減っていき、皮肉なことに本当に“(ダンスの)レベルが低い”とゲスト(客)から指摘されてしまうのです。それで転職しようにも、合格した時点ではダンサーの卵にすぎず、パレード用の最小限のダンスしか習得する機会を与えられていないので、なかなかつぶしが利きません。履歴書には『ディズニーリゾートで働いていた』と書くことは認められておらず、転職の際に自己アピールもしにくいのです」

「体調管理もあなたの仕事」「あなたのレベルが低いから」「あなたの根性が足りない」という3つの“魔法の言葉”とは、責任転嫁するための、まさにブラック企業のロジックではないか。

 こうした話を聞くと、感動とは別の意味で、パレードは涙なしに見られなくなる!?

●キャスト同士による“落とし合い”
 さらに、オリエンタルランド側は、キャストの意欲を高める活動として“褒める”活動があると宣伝することが多い。持ち場や上下関係にかかわらず、キャスト同士が互いに褒めるカードを送り合うというシステムで参加意欲を高めようというのだが、そのウラではストレスのはけ口としての陰湿な“落とし合い”がある。

「あるキャストが気に食わないと、別のキャストが正社員にクレームをつけた場合、名指しされたキャストは、ベテランのユニバーシティリーダー(インストラクター)クラスでさえも簡単に降格やクビにされます。ちょっとしたトラブルがあるだけで、正社員は問題解決と称して、安易にクビを切ろうとするのです。

ですからキャスト間の関係は常にピリピリしています。

しかも、数年前にディズニーの人材教育礼賛本が続々と出版された頃から、ゲストからのクレームも激しくなっています。

ゲストから名指しのクレームを受けると、問答無用で降格やクビになってしまいます。

ゲストのみなさんにも知っていただきたいのですが、問題の本質はキャストの対応ではなく、オリエンタルランドのキャストを使い捨てにするシステムなのです」

 筆者は、学生の夏休み期間中で大いに賑わっているディズニーランドに行ってみた。数年前には目立たなかった乱立するポップコーンのワゴンに長い列をつくるゲストたち、応対するキャストたちは力のない笑顔。キャストの微笑みのなかに翳りが垣間見えるのは、猛暑の疲れのせいだけではなさそうだ。パレードでのミッキーの「ハピネスはここにあるよ」というセリフがむなしく響くばかりだ。
(文=松井克明/CFP)

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

単なる使い捨て企業ですね。

そして、洗脳教育をしているあたりが、盛和塾と同じ匂いを感じます。

「お客様のために(ゲスト)働け」

「働き買いを生き甲斐に高める」とでも言いたいのでしょうか?

これでわかったことは、「子供の頃からディズニー映画や修学旅行でディズニーは夢の国」と洗脳しておいて、安月給のバイトを沢山集めて、使い捨てする悪徳経営をしている遊園地だということです。

彼らはイメージを大事にします。

なぜなら、100円のものを10000円で売りつける必要があるからです。

つまり「詐欺師のテクニック」を応用しているだけの企業がオリエンタルランドの実態なのです。

現実に、お笑いコンビのフジワラのフジモンこと藤本もディズニーランドを宣伝して、芸能界で仕事を貰えるようになりました。

そして、ヤンキーアイドルとも結婚しましたね。

<フジモン、木下優樹菜>

というか、ほぼほぼ芸能人はディズニーランドのロケに行かされ、ディズニーランドの宣伝をさせられていますね笑

これだけ宣伝を打ちまくらないと客数を維持できないのがディズニーランドの現状なのでしょう。

続いて、オリエンタルランドの実態としてマスコミ対策も万全にしています。

ディズニーリゾートで食品偽装をしながら、公に出ないように隠蔽していたのです。

その記事を転載いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・(巨額広告費とお土産接待! ディズニーの元担当者がマスコミ対策を告白 リテラ 2014年9月1日 12時30分)

 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドから今年3月~4月に解雇された従業員(キャスト)が、オリエンタルランド・ユニオンを結成し、彼らの告発からディズニーの過酷な労働条件とブラック企業的体質が次々と明らかになってきた。

 だが、これまでのところ、その事実を報道したマスコミはない。

いや、ユニオンに取材にきたマスコミすら事実上皆無なのだ。いったいなぜか。

 それは、企業の問題点をチェックして報道すべきマスコミがディズニーに篭絡されているからだ。

テレビ、新聞、雑誌にとって、ディズニーは広告の大スポンサーであり、マスコミ内部でディズニーランドがタブーになっているというのは、これまでも心ある人々によって語られてきた事実だ。

 たとえば、昨年秋、阪急阪神ホテルズで食品偽装が発覚し、社長が辞任する事態となったが、実はその5カ月前に、ディズニー施設内のレストランと東京ディズニーリゾートの3つのホテルでもほとんど同じような食品偽装が発覚していた。ところが、当時、ディズニーへの批判報道は皆無。阪急阪神ホテルズ騒動が起きた時もディズニーの不祥事を蒸し返そうという動きはまったくなかったのだ。

 こうしたタブー状態をつくりだしたディズニーのマスコミ対策というのは、いったいどのようなものなのか。その一端が『ディズニー こころをつかむ9つの秘密』(渡邊喜一郎/ダイヤモンド社/2013年) に書かれていた。渡邊氏は1981年、ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド入社組で、マーケティング担当として「集客数目標1000万人」プロジェクトを担った人物だ(開業2年目で「集客数目標1000万人」は達成。
なお、2014年度はリゾート全体で約3130万人)。この本では、マーケティング担当として、ディズニーリゾート計画に主導的な役割を果たしたことが書かれている。

「1800億円の大手銀行による協調融資の返済試算から導き出された」数字が「年1000万人」であり、客単価は「入園料とお土産と園内での飲食の3つで1万円という構想を作りました。逆にいえば、そんなふうにお金を使ってもらえるように取り組みをしなければならない」(同書より)

 当初の入園料(乗り物券10枚綴りチケット「ビッグテン」)を3700円に設定し、お弁当を持ち込み禁止にするなど「少しでも多くお金を使ってもらわなければいけない」仕組みを作り出したのだ。

 また、集客拡大のためのイベントを重視し、秋のハロウィンや冬のクリスマスのイベントを大々的に仕掛け、文化を生み出していった。

今、40歳以上の方々ならよくわかると思うのですが、東京ディズニーランドができるまで、そもそもクリスマスというのは今のような派手なものでは決してなかったのです。

(略)ところが、東京ディズニーランドのクリスマスが街のクリスマスを変えていきました。

商業地はどんどん明るく、派手になっていったのです。家庭でもその文化が広まり、アメリカのようなクリスマスを楽しむことが、一気に一般化したのです

「東京ディズニーリゾートが日本の季節感を変えてしまうほどの量とインパクトで、巨額の広告キャンペーン」を行ない、「連日、コマーシャルが流れ、駅にはポスターが貼られ、多くの人が目にします

そうすると、日本全体がなんだかそういう雰囲気になってしまうのです」(同書より)

 このため、「宣伝費は、当時、売上高の2~5%という巨額の予算を確保」し、積極的に投入していったのだ(ざっと20~50億円と推計できる。なお、14年度の販促活動費全体は約91億円)。

 また、入念な広報活動(マスコミ対策)についてもその内幕を語っている。

 まずは、無料の入園券や無料の「ビッグテン」を年間5万枚から10万枚ほどを観光業者やメディア向けに配布する。

そして、取材に来た際には特別なお土産を用意しておく。

「ここで、お菓子などを持って帰ってもらっても仕方がありません。そうではなくて、東京ディズニーランドでしか手に入らないもの、例えばイベントに関連したもの、そのときにしか手に入らない特別なものを用意して、プレゼントするのです。(略)大きなフィギュアをお土産にしたこともあります。担当記者の方からは、『去年もらって家に持って帰ったら、お父さんとしての評価が高まった。ありがとう』『来年も呼ばれたい、異動しないように祈っている』なんて声をよく聞きました。要するにマスコミがまた来たくなるような取り組みをしていたのです」(同書より)

 マスコミ対策として、アメとともにムチも欠かさない。開業前のプレビューでは「勝手に取材や撮影をしないでください。これらの版権はディズニーにあります。外から撮られたときにも、ディズニーの版権に関わります

勝手に写真などが使われた場合には、版権違反に問われることがあります」と通告し、事前にアポイントのない取材はお断り。

「外側から望遠で東京ディズニーランドを撮ろうとしているマスコミもいましたから、周辺をいつもパトロールしていました」(同書より)

 公表前の事前の原稿チェックも、「自由に掲載、放送されたりしたら、東京ディズニーランドにとって本意でないようなイメージの写真が掲載されてしまうかもしれない。それではブランドコントロールができなくなるわけです」という。

 もちろん、公表前の事前の原稿チェックはマスコミにとっては"報道の自由"を放棄するに等しい行為。当初は、ディズニーの姿勢に反発するマスコミもあったが、「原稿を見せてくだされば、代わりに、ディズニーで用意した、とっておきの情報や写真を提供しますよ、という提案をしたこともありました。ただ、押し付けるばかりではなく、お互いにプラスになることを意識するようにしていった」(同書より)

「こうした取り組みを進めていたことで、『東京ディズニーランドの取材とはこういうものだ』『事前に申請をしなければならないのだ』ということが次第にマスコミにも理解してもらえ、浸透するようになっていきました。これが、ブランドのコントロールに大きな役割を果たしたことは、言うまでもありません」(同書より)
 
 大量の広告キャンペーンに、子どもに喜ばれる限定グッズのお土産をもらってディズニー接待漬けのマスコミ......これでは、ディズニーランドの悲惨な労働実態を告発する従業員がいくら出てきても、それを取材・公表しようというマスコミがいないのは当然かもしれない。

 今日から9月。マスコミはこの秋もディズニーの「ブラック」な本質を追及する姿勢などおくびにも出さず、「ハロウィン」キャンペーンの宣伝役を担ぎ続けるのだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

なるほどイメージ戦略にぬかりないわけです。

おそらくディズニーランドも京セラと同じように、「結果が出ないのは、あなたの考え方が間違っているからだ」とか「あなたの思いが足りないからだ」と言って、サービス残業させて見せかけの成果を出しているのかもしれません。

そして営業利益に対しての広告宣伝費が以外にも安く抑えられています。

2014年の数字から分析された記事を転載します。

・・・・・・・・・・・・・・・(東京ディズニーリゾートのマーケティングを語る)

広告費の割合はわずか。「夢の国」構築に心血が注がれる
東京ディズニーリゾートのマーケティングは、「夢の国」を作り上げ、完成度を高めることに心血が注がれている。これを裏付けるデータもある。

株式会社オリエンタルランド2014年4月発表のファクトブック2014によると、2013年度の営業収益は約4,025億円だが、販促活動費は約92億円でしかない。

92億円(うち、広告宣伝費のみの金額は不明)は、販促活動費としては少ない金額ではない、という見方もできる。しかしながら、営業費 1,368億円全体で見れば、微々たる割合でしかない。

ちなみに、営業費のうち大きな割合を占めるのが、ウォルト・ディズニー社へ支払うロイヤルティー271億円。施設更新関連費193億円、営業資材費(パークのデコレーション等)130億円と続く。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

TVなど広告料が92億円と営業利益4025億円に比べれば少なく見えます。

しかし、年間92億円もスポンサー料を支払っているのですから、テレビへの口封じ、口止め料としては十分すぎるくらいです。

こちらのサイト「【速報】テレビCM出稿金額が大きいトップ100ブランドランキング【2017年3月~2018年2月】には

「58位 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン 55億円

89位 オリエンタルランド 39億円」

とスポンサー企業としてのテレビ広告費が記載されています。

2017年は、合計94億円ですね。

因みにUSJはブランド名d「8位ユニバーサル・スタジオ・ジャパン41.0億円」となっています。

オリエンタルランド&ディズニーランド合計で94億円、USJは41億円ですから、広告費にも倍以上の差があります。

 

一生懸命熱中症になりながら働いてくれているバイトさんに

「30歳以上のババァはいらない」

などと発言する社員が存在する企業。

そして身を削る「着ぐるみ」というブラックバイト。

何が「夢の国」なのでしょうか?

こんなもん、夢のように、がばがばお金が儲かる詐欺テーマパークです。

これが、イメージ戦略だけの企業の実態ではないでしょうか?

こんな嘘だらけの悪徳テーマパークに行く気がしれません。

「ディズニーランドはイルミナティだ」と子供の頃から教育しておいてもいいくらいです。

千葉にあるくせに、「東京」という名前を使うのも「イメージ戦略」ですね。

早く、このようなテーマパークが滅びることが子供たちの環境には良いのではないかと思います。

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