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旧精神科医療は思想警察なのか?

どうして精神科医療だけ、医療費助成が豊富なのか?

2016年01月29日 | 精神科訪問看護
このテーマは、私のブログでは頻発されますが、おさらいもかねて書いていきたいと思います。
閉鎖病棟で働いていた時は、あまり医療費について漠然としていて、高額医療助成と、減額制度程度しか知りませんでした。さらに、限度額認定証があると一月あたりの支払いが食費併せて8~9万円となります。ですから、障害基礎年金が6.5万円くらいですから、入院はハードル高いですよね。貧乏人は入院できない制度なのですが、身元不明などは、即時保護をかけて、入院中は生活保護をとってしまうという荒技もあるみたいです。
この辺りは病院事務やってる人は詳しいでしょう。
病院としては、出来高診療報酬の場合、数字上赤字になってもいいため、取り敢えず高額のレセプト請求し、限度額は病院持ち出しにしているのではないかと推測します。
例えば❶医療費を100万円使っても、8万円の自己負担
❷30万円使っても8万円の自己負担だとすると
❶のケースだと、92万円は保険から支払われる。
❷のケースだと22万円保険から支払われることになります。
100万円は極端な話しですが、ベースの医療費を増やせば、高額医療助成を使えば、❶のケースと❷のケースで、収益が70万円も差が出ます。
患者からの支払いが滞っても、充分カバーできるという計算ですね。
医療費に詳しい人はこれぐらいのテクニックは使っているのではないかな?
それを防ぐために、マルメという、包括的な医療費計算が導入されたのかなと推測します。
こうすれば、障害基礎年金だけしか受給していない、低所得層の精神障害者でも、入院が可能となるのではないかと推測できます。実際の運用はもっと上手いのでしょうし、そもそも医療費滞納する患者も想像よりも少ないのかもしれませんね。
でなければ、勤務医に年収1200万円も払えませんよね。

いずれにしろ患者は、病院経営にとって、金のなる木であり、治療しようとか、良くしてあげようなどとは心からは思っていないのでしょうね。
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