やっておいて良かった！

暑いです！　もう梅雨明け宣言でしょうか？
天気予報によると晴れが続く模様です。

ブログのカテゴリーに「経営」を追加して　頭の整理をするつもりです。
日々の商売に根を詰めると　商売の全体像を見失ないやすいものです。
それを戒める言葉として「木を見て山を見ず」「森を見て山を見ず」というのがあります、
まったくその通りです
小さな変化に対応するスピードとともに　
大きな変化に対応するのが「経営」の役割の一つであるように思います。

その大きな変化に対応するため　当社は祖業のタイヤ小売業をベースにして
洗車・コーティング業という新しい分野に進出しました。

最初はスゴウ店に設備を導入して徐々にノウハウを身につけて
２年前にフル装備のキーパープロショップ岐阜店を開業させました。
その店が最初の苦労や試練を乗り越えて軌道に乗りつつある今　
思うことは　多大な投資をともなう挑戦でしたが
「やっておいてよかった」の一言に尽きます。

祖業のタイヤ小売は善戦していますが　
冬春の繁忙と　夏秋の非繁忙の格差がとても大きくなり
それだけでは今後の展望は見込みにくい傾向が強まっています。
もし　洗車・コーティング業に進出するのをためらっていたなら
経営は縮小均衡を余儀なくされていたと思います。

「やっおいてよかった」と思う安堵の気持ちと　　
「やっておけばよかった」と悔やむ気持ちの差は
時が経てばたつほど広がり　その原点はまさに決断一つにあったわけです。

大きな変化に対応する　大きな投資をともなう決断は悩むものです。
「どうしよう　やるべきか　やめとくべきか」気持ちは揺れ動きました。
でもこのままではジリ貧にしかならないという思いが
決断を促したわけです。

「やっておけばよかった」と悔やむのは　考えるだけ考えた結果
あと一歩踏みだす勇気があるかないかの差でしかありません。
最後は自分を信じれるかどうかだけです。
零細商店であるといえども
時代の流れという大きな変化はピンチにもチャンスにもなるものです。


キーパー直営店の主力商品クリスタルキーパーの脅威的な伸びを示したグラフ。
歴史に「もし」はありません　フル装備の専門店を開業したおかげで
ＫＰＳ岐阜店の伸び率も歩調をあわせるように伸びています。

「キーパープロショップ」「キーパー」「アイタック技研」「谷社長」という
ツキがある強力なブランドとツキがある人たちとのご縁が持てたことが
「やっておいて良かった」の始まりです。
基本を忠実になぞってきたので　ブランドやそれを守り発展させようとする人たちが
皆応援してくださったおかげです。

ツキのある人や　ツキのあるブランド共に歩むのが
「やっておいて良かった」の最大のポイントです。