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半沢直樹 「やられたら倍返し」!

2013年08月18日 | 日記
まだまだ暑さが続くようです でも季節は秋なんです、
残暑お見舞い申し上げます。


テレビドラマで大人気の「半沢直樹」の原作本
(著者は岐阜県出身の池井戸潤さん)
お盆期間に読破しました。

テレビも毎週欠かさず見て 主人公半沢直樹(堺雅人さん主演)の活躍が
高視聴率を稼ぎ話題となっています。

半沢直樹が銀行へ入行するのは1988年
日本経済はバブル真っ只中です。
まったくの私事ですが 小さなタイヤを開業したのは1989年
なんとなく同世代の親近感を感じました。

戦後の焼け野原から産声をあげた日本経済は
朝鮮戦争のころから成長期に入り
東京オリンピックの前後から高度経済成長となって
成熟しやがて熟れた果実が実を落とすように
バブル崩壊を経験し 衰退期に入って
失われた10年というバブルの後遺症に苦しんで
同時多発テロとリーマンショック そして東日本大震災と原発事故を体験し
そしてつい先月国の借金が1.000兆円を突破しました。

それは見事に 誕生・成長・成熟・衰退という流れを形成しています。

成熟期に社会人として銀行に入った半沢直樹は
衰退期に入った日本経済で不況に苦しむ会社への融資に
不適切な処理がなされていた不正をかぎつけ 
それを解決するストリーが勧善懲罰的に描かれていて
それが視聴者の琴線に触れて人気を博しているようです。


衰退期に入った日本経済を再度成長軌道に乗せようとする
アベノミクスの三本の矢は
金融政策・財政政策・成長戦略と呼ばれているものですが
今やその財政は火の車 国民一人当たりの借金は800万円弱×1億2千万の人口で1.000兆
金融政策ではたえず国債価格の暴落による長期金利の高騰リスクにさらされ
成長戦略は????よくわかりません。

他人事のようですが小さな会社の経営もまったく同じです。
誕生から成長・成熟を経て衰退に向かった流れを
次の成長を見い出していかねばなりません。

経済や会社経営 銀行とのお付き合いに関心のある人には
お薦めの一冊です 是非読んでみてください。


コメント
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