人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

毎年冬 数千万円のリスクと向き合う!

2013年12月19日 | 経営
当社のような零細タイヤショップでも この冬数千本のタイヤが嫁に行きます。
それもたった2ヶ月に集中するわけですから 日々の取り付け本数も25台から60台に上ります。

その数千本のスタッドレスタイヤは 
70%ほどが返品なしの買取で 
30%が夏タイヤと交換可能という条件で 取り引きをしてます。

数千本は仕入れ値で数千万円になります。
あくまでも 売れるだろうという見込みで6月頃確定オーダーをして
シーズン前の10月倉庫に仕込むわけです。

その数千本が全部売れる? という見込みは もし売れなければ返品不可の条件がついた商品を
1年持ち越す事になるわけですから 売り切る努力が最優先となるわけです。

ではどうやって売り切るのか?
この部分が私たち小さなタイヤ商売の核心となるノウハウです。
「宣伝もせず 寒くなりお客様の購買意欲が高まるまでひたすら待つ」
「そして取付をする」
たったこれだけのことです。

その一点に絞り込む為 他店様から持ち込まれた商品を取付する余裕がありません。
逆にベストシーズンにそれに時間を掛けることは 数千万に及ぶリスクを高めることに繋がるのです。
買ってもらっても 持ち込まれても タイヤ整備にかかる時間は変わらないからです。
他店様のタイヤを取り付けているうちに 
新品タイヤを買ってくださるお客様を逃してしまうと
これは本末転倒です。

旬を迎えたタイヤビジネス 持ち込みまで作業する余裕はありません。

コメント
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