人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

スモールタイヤ商売の研究!  

2013年12月25日 | タイヤビジネス
店として他にはない特徴を持ちそれを伝える事ができるならば
タイヤを買う機会が訪れた時 お客様は購入候補の一つとして
私の店にコンタクトを取ってくださる・・・・かも


小さな店を運営するのは その小さいという要素を逆手にとって
「あの店は小さいけど ○○で信頼ができる」というような
お客さまに「小さい」という第一印象を抱いていただけたら
それをお客様はいつまでも記憶の隅に残してくださるものです。

これまで運営者として 「小さい」という一点を記憶に残していただけるようにしてきました。
お陰さまで 「小さい店」は立地にも恵まれて 大勢のお客様の記憶に残っているようで
チラシ・ラジオといったメディアに費用をかけることなく
このスタッドレスシーズンも大賑わいです。

他社さんが早期に大幅な割引販売という戦略を取るなら その土俵には上らず
今のような時期にお値打ちに売れる商材を提供したほうが お客様により強い印象を抱いていただけるものです。
弱者はそのズレに着目し お客様の心理と客層の変化に どういう商品を提供するのかという
シナリオを持つと それが商品政策となり 商売自体をより深く理解し さらに面白くなるものです。


お客様という多数系な表現ではあいまいな事柄が 
お客様が購入されるのは単品であるという事実から物事を考えたほうが
スモールタイヤ商売は理解が進みます。
「単品」である以上 品揃えするのも ある思想に基づいた絞込みを必要とするわけです。
その思想を当社では「二番手戦略」と呼んで 一点集中した絞込みを行なっているわけです。

これを説明するのに 「クラウンとセドリックの違い」
ほぼ同クラスなのに セドリックのほうが割安で値引きも多いという表現を用いると
大概のお客様は納得してくださいます。

売り手としての品揃えの理由が お客様にわかっていただけるのです。
その証として 世間様ではB社のシェアーが45%という高率なのに
当社では10%という低い数値なのです。


商売は「考えるから面白い」のであって 
考えることを仮説を立てること
結果というのは検証作業です。


なぜそれを仕入れるのか?
なぜ仕入れた商品が売れるのか? あるいは売れないのか?

「仕入れた者と販売する者ものが同一」「仕入れたものが売る」 商売の基本です。
ですが複数の店で物販にあたる場合 
仕入れと販売が分かれるとするなら 仕入れた人はその考えな狙いを販売に当たる人に披露し
販売に当たる人は 仕入れた人に充分その意図を聞いて納得する必要があります。

二番手戦略 戦略商品 卸値販売品 スルー商品 中古品
当社の考え方(スモールタイヤ商売)は 上記の名称でユルイ統一感をだしています。

なぜヨコハマタイヤを勧めるの?
在庫しているのは何ですか?
何でもいいから一番安いのを紹介して!
タイヤ屋さんの一押しなら安心だね!
お客様のニーズに対して十分対応出来て
迷うお客様の背中を押す事が出来るのが 絞込みの効用なのです。

スモールタイヤ商売は奥が深い 
25年専念していても 
あるいは専念しすぎているから
変化に対応できなくなっているのかもしれません。
まだまだ半人前です。 

人は噂で買って事実で購買意欲を無くすものです。
「今年は寒い冬になりそうだ ということで準備の良い人はほぼスタッドレスを購入された」
「年末を向かえ降雪がなさそうだという事で 買い控えが起こっている」

タイヤ屋が期待するのは 本当の降雪が年末から年初に有か否か!
降雪があれば様子見層が購入行動に出られます。
そして購買意欲が湧く商品は一流品の高いものでなく 
一流品であってもお値打ちになる商品だと断じきって・・・果報は寝てまですか>
「取らぬタヌキの皮算用」するくらい余裕が出来ました。


コメント
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