小さなタイヤ専門店の存在価値は?
このテーマを考え続けてきましたが なかなか「これだ」ということが言えません。
確かに 「こうじゃないかな」と思う事はありますが・・・・・・考えることではないのかも。
昨日 キーパープロショップ岐阜店へ
洗車にお越しくださったお客様の車で
スタッフが「ホイールが欠けてタイヤが膨らんでいる」ことを発見し
タイヤ専門店イマージンへ対処をご相談に来られました。
あらら見事にホイールが欠けています!
おまけにタイヤのたんこぶも!
使用不能なので 代品をお貸しして明日夏用タイヤへ履き戻されることになりました。
お客様に「中古タイヤ」を貸し出す! 全てスタッフが判断して実行していることです。
新品なり中古なりを購入していただけるケースではありません、
それなら「何が」出来るか?
それが「緊急時の中古タイヤとホイールの貸し出し」です。
たまたま該当する中古ホイールとタイヤが有ったので出来たことです。
マニュアルに無いサービスを行うことを見て ハッと気が付きました。
「お客様の立場に立つ」 これこそが「お役に立つ」ことで
中古タイヤやホイールを生かした使い方です。
しかし 商売として考えれば「貸出」料もあるわけでなく
付け替え工賃だけであり 全く割に合う訳ではありません。
しかしお客様もタイヤも喜びます、お役に立って最小限の費用で善後策が取れるからです。
小さな商売はお役に立つことを先行する するとまたタイヤの購入で利益が帰ってくる。
持ちつ持たれつのアナログに生き残る鍵があるのでしょうね。
利益を追求するのは商売の鉄則です、
しかし先に与えて与え返されることが とても大切と感じ入りました。
タイヤが濡れているのは
タイヤを交換してくださって廃棄されたタイヤを洗って処分する「タイヤの葬式」を受けたからです。
想像ですが 「タイヤはとても大切にされた」と感謝してくれている。 と感じます。
自己満足かもしれません。
しかし長年継続されてきて伝統になっていることからして
小さなタイヤ屋が長年継続していることは
タイヤの恩返しを受け取っているからでしょうね、
ありがたいことです。
タイヤが お客様を連れてきてくれている、タイヤが喜んでいる、と思います。
https://ima-gin.jimdo.com/ タイヤ専門店イマージン