人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

実生で育てるか 接ぎ木で育てるか リーダーの資質! ⤵から⤴へ!

2020年05月23日 | 経営

 

「実生」という言葉を本やインターネットなどで見たことがありますか?

「みしょう・みばえ」と読みます。

実生とは、種から発芽して生長している植物のことを言います。

「挿し木・接ぎ木」に対して使われる言葉です。

                       以上 ネットから抜粋


 

10年の時間を掛けて キーパープロショップ専門店を3店舗に増やしました。

キーパーラボ様を真似することで出来たことです、

自力では到底不可能なことでも 

素晴らしい手本があり、

先方も真似を推奨してくださる広い心で指導してくださるお陰です。

 

スタッフの努力で 何とか1店舗が上手く行ったからといって

2店舗3店舗が簡単にいく訳はありません。

その理由として 

店のハードや運営のソフトは真似ができても 

マネジメントは真似ができるものではありません。

 

特に 3号店のキーパープロショップしま店を開業してからは

さあ行くぞ!と 期待が先行する中で 

本来守りを固めるべき 既存店でスタッフ間の行き違いが起こったりして

辞めて行かれるスタッフも出てしまって 

開業の期待感とは裏腹に 運営はピンチとなり 流れは下降線となってしまいました。

 

 

世間様ではよくあることです 

1号店は上手く行って 

調子に乗って2号店3号店と出店すると

何かの歯車が狂って全部がダメになってしまう。

これを例えて「店と屏風は広げると倒れる」と言います。

 

当社もまさにその流れに飲み込まれた⤵⤵⤵感じでした。

誰が悪いわけではありません 登れば下がるリズムがあるだけです。

上手く行けば 上手く行かなくなる時が来て 

そこで対応を間違えるとペシャンコになり

じっくり流れを見て 反転するポイント見極めれると

再上昇していく流れを掴むことが出来るものです。

 

⤴⤴⤴⤴⤴ !

⤵が⤴に変るポイントを 「陰が極まると陽転する」と呼びます。

悪材料出尽くして 流れが切り替わるポイントがあります。

 

今回のコロナ禍は まさにその切り替わりポイントかも! です。

 

3号店のキーパープロショップしま店は 

車美容室の部長を兼ねる高山君が 

全社的な混乱の中であるスタッフを庇い避難させ養生してくれました。

4月の後半から 混乱の舞台だった1号店へ再投入してもらって

生まれ変わったように大活躍です、雰囲気も一気に明るくなりました。

1号店は しま店をリハビリ店舗としてもらったことで⤵が⤴に明確に流れが変わりました。

 

なぜリハビリが成功したのかと言えば 高山君はキーパーの種だったからです。

10年前 高山君は素人同然のなかで1号店を任されて苦労しながらも

赤字を克服し黒字化して花を咲かせました。

そこで実って種となって

タイヤを扱っていたスゴウ店を 

キーパー専門のしま店に切り替えたところに

再度 種となって店長として赴任しかからこそ 

苦労をしていますが 彼は実生ですから 危機を乗り越えた遺伝子を持っています。

だから最初起こるだろう混乱を乗り越えると確信するわけです。

 

実は 2号店の開業も大混乱でした。

この店の場合 実生でなく 他の店から取り木して店長を任命したのですが

取り木には 最初の混乱を乗り切る遺伝子はなく 

逆に混乱を引き起こしてしまい 

開業後2か月で店長交代と退社という 最悪の過程を歩きました。

 

 

その時に 役に立ったのが このブログに書いた「実生」と「取り木」の違いです。

まだまだ幼稚なマネジメントしかできない弱者にとって

どういう人材を最前線に投入するか?

これを間違えると上手く行きません、

店を増やせば増やした店ばかりでなく

人が引き抜かれて構成が変わった既存店も 上手く行かなくなりやすいものです。

 

しかし 既存店は 

「実生」の人材でなくても 「取り木」の人材でも大丈夫です。

なぜなら 前任者がしっかりした基盤をこしらえているので

混乱の要因を取り除けば ⤵になってもあっという間に⤴に転じます。

 

2号店も 取り木のようで取り木でない

しっかり実をならせた大山店長に託してから

ちょぼちょぼ横ばいだった流れが⤴に変って

これからジャンプに向かう匂いです。

 

実生とは 大地に落ちた種です、そこが不毛のやせた土地であっても

じっと我慢して根を巡らせて 時の経過とともに立派な大木に育つイメージです。

海沿いの岩場に 一本松がしがみついて大きくなっていますね

なんて逞しい生命力でしょうか!

 

実生の人材は 己の生命力を信じる力を宿しているの安心して任せられます。

どちらかというと 取り木の人材は参謀タイプでしょう。

リーダーに据えるのは「実生」の人材が適任です、

どのような困難もモノともしません!

困難が生命力を引き出すのを体験しているから強いのです。

 

 

観葉植物の育成が リーダーの育成の観点を与えてくれるとは思いませんでした。

ありがたいことです。

 

 

 

コメント
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