人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

新しい時代はみんな1年生 カエルの教え!

2020年07月02日 | 経営

7月1日の創業記念日を心の中で祝うだけで これといった行事もおこないませんでした。

日々の連続が流れとなって 

時々流れの方向が変わっていくようです。

大勢の人と出会いと別れを繰り返しながら

流れに逆らうことなく 流れに乗っていく感覚です。

出会いは別れの始まり 

この人生を終える時は たった一人で旅立っていくのですから

生かされているかぎり 与えられた役割につて 

人生を俯瞰してみる時期にあるのかもしれません、

まさに還暦は そういう時なのでしょう。

 

今日 店を準備するとき カエル君が出迎えてくれました。

原点へカエル  自然が進む道を示唆してくれているようです、

ありがたいことです。

 


 

私が経験した中で 原点とはなにか?

一言でいえば 「生かされている」ということに尽きます。

自分で始めたタイヤ屋ですが 

「タイヤに導かれたかも」

これを真相と思うこと これが原点です。

なぜなら 創業時支払いが出来ず 取引先様の多くにご迷惑をかけました。

仕入れたタイヤを返品することで とりあえずピンチをしのいだのですが、

タイヤ屋なのに 店内にタイヤがない!

小さな店ですが 展示してあるタイヤが無くなれば 

何のお店なのか判らず殺風景なものです。

8月の支払い日はしのげても 支払いは家賃を含めて毎月発生するのですから

ピンチは連続してやってきます。

 

で どうしたかというと

少なくではありましたが タイヤを買ってくださるお客様はおられるわけで

購入してくだされば 必ず使用済の廃タイヤが発生するわけです。

殺風景な店の内外に 廃タイヤを洗って並べておいたのです。

「枯木も山の賑わい」です。

 

以下ネットから

枯れ木も山の賑わいとは、

つまらないものでも、無いよりはましであるということ。

また、役に立たない者でも、いないよりはいたほうがましだということのたとえ。

 

 

すると しばらくして不思議なことが起きました。

ある若いお客さんが 「これいくら?」と値段を聞いてきたのです。

それまで 中古タイヤが売れるなんてことも知らなかったので

ビックリして 「いくらなら買うの?」と 聞いちゃったのです。

 

平成の始まり バブル崩壊の前夜は 

まだ中古というカテゴリーは

中古車ぐらいで タイヤはおろか本や家電や宝石やブランド品にもない時代でした。

 

目から鱗が落ちる発見でした。

 

お金がない→支払いが出来ない→仕入れたタイヤを返品→店が空っぽ→廃タイヤを磨いて飾る→

これいくらと聞いてくるお客様の出現。

 

私に知恵があったわけでなく 

仕方がないので廃タイヤを磨いたら それが欲しいというお客様がいた。

こそで中古タイヤにニーズがあることが分かったのです。

 

 

これって 「タイヤが教えてくれた」 解釈しました。

主語は 「自分が」でなく 「タイヤが」だと 深く思い至りました。

まさに「タイヤに生かされた」のであって 

自分がという我が無くなる思いでした。

不思議です 気負いが消えて身軽になると タイヤも売れ出して・・・・・・今に続く原点です。

 

 

今でも 廃タイヤは洗って処理業者に引き渡すことで感謝を表現しています。(5月~10月まで)

これは原点を見失わないようにする知恵です。

 


 

今 人生を俯瞰する還暦を迎え

9年前に始めたキーパープロショップ専門店を 

事業として成功させる役目が与えられたことに思い至ります。

1店舗の成功を足掛かりに複数の店舗を成功させる。

タイヤ屋の創業は一人の課題でしたが 今度は社員さんと共同の課題です。

一致団結の風土を会社に作り上げていかねば 複数店舗の成功はおぼつきません。

 

不特定多数の一般客様を対象として 

キーパーコーティングとそのアフターメンテナンス・洗車の専門店で

車美容業という新しい業態を作り出す大きな役目です。

その為に「生かされいる」と考えると

タイヤ屋の現場を担いながら 車美容業の間接部門を引き受けます。

社長・総務・経理とタイヤ屋の二足の草鞋を履いて両立させることで

利益を生まない間接部門の人員をなくしました。

すると 全員が車美容業にかかわりを持つことになり

タイヤとキーパーの融合は 

表舞台の違いはともかく 

裏舞台は完全に一つにまとまります。

 

タイヤとキーパーの新思考経営が始まります、

これはみんな1年生 

社長も1年生 

総務部長も1年生 経理部長も1年生 キーパー事業部長も1年生

社員もみんな1年生という感覚を持ってもらう それが事業化のスタートです。

 

還暦を機に 新しい挑戦がスタートしました、ありがたいことです!

 

 

 

 

 

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