昨日 あるお客様から緊急連絡が入りました。
「釣りに出かけて狭い道に入ったら タイヤのサイドを縁石に擦ってタイヤがバーストしました。
保険のロードサービスに連絡してイマージンさんへ
キャリアカーで持ち込みますがよろしいですか?」
もちろんOKです。
一本だけなので 中古単品タイヤがあると良いのですが?
このケースは特殊サイズ265-60-18だったので 中古単品タイヤは用意できませんでした、
他の3本もすり減っていたので 4本新品タイヤを購入していただきました。
昨日は 他にも2名様が中古単品タイヤを活用されました。
当店の中古単品販売データ
2009.10~2010.9 95本
2010.10~2011.6 58本(決算期変更のため9ヵ月実績)
2011.7~2012.6 84本
2012.7~2013.6 82本
2013.7~2014.6 68本
2014.7~2015.6 97本
2015.7~2016.6 80本
上記合計 6年9ヵ月で564人様に中古単品でお役に立てました。
販売金額は@3500×564=1974000
年間では¥282000ほどの商いですが
役立ち度は「商売冥利」に尽きます。
2016.7~2017.6 84本
2017.7~2018.6 124本 過去の平均値より153%の増加を記録しました。
2018.7~2019.6 152本 新記録更新 前年比122%の増加です。
2019.7~2020.6 143本 前年比94%
2020.7~2021.6 集計開始
前期の中古単品タイヤは
143本の販売実績を残しました。
縁石にヒットしてサイドカットや 乗り上げることで起きるセパレーションなどで
タイヤ1本をダメにされてしまうケースは 結構頻発しています。
ホームぺージとブログで
中古単品タイヤの取り扱いを紹介していますが
それを見られて電話をくださるお客様がとても多いです。
他店さん・ガソリンスタンドさんでは 新品タイヤへの交換しか対処できないと言われた。
それは当然です、あまりにニッチな市場で 品ぞろえや保管場所の問題
それに掛ける手間ひまに対して まったく儲けは出ません。
ですから 複数販売の中古タイヤを取り扱う店舗はあっても
中古単品タイヤを扱う所は 極々少数なのです。
しかしながら 販売側の私たちからすると
お客様に これほど喜ばれるアイテムはありません。
それだけでなく
あまり顧みられることなく無視されてる中古単品タイヤ
モノを活かすという意味でも
お客様と中古タイヤのお役に立てている喜びは大きいのです。
あまりにニッチなニーズの中古単品タイヤマーケット
小さな小さなタイヤ専門店イマージンならではのタイヤ専門性を象徴してくれます。
弱者の戦略商品となってきています。
「捨てる神あれば拾う神あり」 ありがたいことです。
戦略