岐阜県出身の作家 池井戸潤さんの人気シリーズがドラマになった 「半沢直樹」の放映が面白い!
原題は「ロスジェネの逆襲」です。
以前に購入していた本を引っ張り出して読み返してしまいました。
「やられたら倍返しだ」の決め台詞 堺雅人さんの演技が絶妙です。
正々堂々と小さな商売をしていても
時たま理不尽なことに遭遇します。
例えば 大手カーディラーさんとお付き合いさせていただいて
タイヤを購入していただいていた時期がありました。
ところが「系列の部品会社からの仕入れにしなさい」という通達があったそうで
それから当店からの購入は皆無になりました。
それはそれで仕方のないことです。
私たちは 不特定多数の一般客様に向けたタイヤ小売りを志向しているので
そのカーディーラーさんとの取引は例外です。
たまたま店舗前にあるから便利だという理由で
先方からの取引口座を開設依頼に応諾して長らく持ちつ持たれつのお付き合いでした。
ところがタイヤ購入は皆無になったのに
やれパンク修理だ やれ組み換え作業だ と
緊急でちょい仕事ばかりが
便利だという理由だけで押し付けられるようになり
まるで下請け扱いも甚だしくなり
おまけに数千円の支払いであっても月末締めの翌月末払い・・・・・。
そこで取り引きを丁重にお断りしました。
もともとは タイヤを購入してくださるので
その後のアフター仕事も引き受けていたのですが。
先方は 系列の部品商から仕入れる。
簡単で面倒なちょい仕事は目の前のタイヤ専門店イマージンへ なぜなら便利だから。
こういうもんです。
別にやられたわけではありません
時代の流れですが 下請けに甘んじる気持ちはちっともありませんから
勝手なことにお付き合いはしない!に限ります。
取り引きをお断りして清々しました!
カラスの勝手でしょ!
その後 先方の担当が変わるたびに
「組み換えお願いします」・・・・
・・・・・「良いですよ、ただし現金でお支払いしてください」
「現金では支払いできません」・・・・・・
・・・・・「ではお断りします」
我々は 小さなタイヤ商売です が
大手カーディラーさんお身勝手な仕打ち・・・おそらくそのような意識もないでしょう。
職員の人はみんないい人ですが
組織の横暴・デジタルなお付き合いは 知らんぷりするのが一番です。
「小さな虫にも一分の魂」
小さなタイヤ屋にも誇りと意地があります、
上目線でやらせてやる。 ような物言いは やっぱり知らんぷりするに限ります。
組織の論理は 弱者には強要に見える場合も多いもの。
お付き合いしない・関わらないことも 生きる知恵です。
商売の対象が違うのですね。
ありがたいことです。