タイヤビジネスが閑散期にあるなかでも
今日は全くの潮止まりで動きが一切ありません。
来客もなく 電話も鳴らず 取引先の訪問もなく・・・・・・・べた凪の日です。
スティホームな状態で感染リスクはありません、
そのうえ 酷暑のなか冷房が効いた店内で引きこもり状態です。
5月から10月まで続く閑散期はヒマ疲れの時期ですが
そのお陰で デスクワークははかどります。
この会社には事務員さんがいないので
総務・経理・社長業は 全てタイヤ屋三人衆が受け持っています。
伝票処理・入金確認・支払い処理・労務管理・店舗バックアップなど
多彩な裏方業務をすべて引き受けることで
間接要員がいなくて ローコスト運営に貢献しているのです。
タイヤ屋スタッフ兼本社・総務要員の一人二役がタイヤ専門店イマージンの中身です。
今は 6月末で締められた
第30期決算処理の真っ最中で
今月の20日をめどに決算報告を行うべく
税理士事務所と共同で作業を進めています。
タイヤ小売りの繁閑期を利用することで
事務員さんを置かなくても 裏方業務が出来るのは 零細企業には大きな強みとなっています。
タイヤ屋業務から見れば 店内に引っ込んでの事務処理は避暑の真っ最中です。(ヒマ)
本社・総務業務から見れば 数字とにらめっこした真剣勝負の最中? (多忙中)
まあ 眠くなると寝てしまうのですが!
創業32年 会社設立30年の数字の推移を見ると
2003年のスゴウ店出店ごろが業績のピークで
リーマンショックで
それまでのタイヤ商売が大きく落ち込んで
新しいキーパーの分野へ舵を切る決断になったのが明確に示されています。
2004年10月から キーパー月次実績が統計に残っていますが
リーマンショックで業績の大きな落ち込みが無ければ
キーパーの取り扱いも中途半端だったかもしれません。
タイヤ屋の急激な業績の悪化は
キーパーの取り組み方に 一歩も二歩も踏み込み方に力を入れて取り組む覚悟を与えてくれました。
長い間には
経営を継続するには本業転換も辞さない覚悟がいるようです。
数字はそれを物語っています。
祖業のタイヤ小売業を
総務本社部門を兼務する裏方にまわし
第二創業のキーパーコーティング事業を
本業化して表の顔に育て上げる戦略は
リーマンショックを産みの親とし
コロナ禍を成長の機会にして
種蒔きの時期から収穫の時期に移行した感じを得ています。
その結果は 30期決算で明らかに出来る感じです。
苦しい時を乗り越えた原動力は
スタッフの若い力と多くの支援者・取引先様のお陰
お客様のご支持があってのものです、感謝します。
タイヤ専門店イマージンは あと20年現役(開業から半世紀を目指して)を生き抜きます。