物販業の付加価値からタイヤ商売を考えると！

タイヤの小売業（物販業）として店を運営する立場と　
車美容業（サービス業）として店を運営する二つの立場　
この違いを理解し把握してこそ
私たちがこれから向かっていこうとしている道筋が見えてくると思います。


物販業としての製品（タイヤ）の付加価値は　大部分メーカーの製造段階で負荷され
私たちはその価値を「これはいいですよ」とか何とか言って　買っていただき
取付をするという二次的な付加価値を添えることで商売を営んでいます。
つまり第一義としてのタイヤの価値を私たちは生みだすことはありません。
そこでお客様の代理として良質でリーズナブルな製品を選択する「目利き」というのが
タイヤ商人の大きな役割だと考えています。

このデジタル時代に何を眠たい事を言っていると思われるでしょう。
「タイヤの製品評価は　ＷＥＢなどで簡単に入手できるので　
タイヤ屋のオっサンからあれこれ聞くことは必要ない、おまけに売る側の都合を押し付けられる」
といった思いも・・・・・。

まあ世の中　このような風潮もあるようです。



しかし　あの人が言うこと（あの店）は間違いない　みんな長く働いていて
いつも繁盛して親切で　ネットの第三者の評価よりよっぽど信頼できる。
　このように思ってくださり　実際　購入するという行動をとってくださるから
わが店も成り立っています。


図式に表すと　　ネット評価　＜　リアルな人間力　＝　イマージンのタイヤ商売
ここが目指す所です。　

「ネットで買って　安いところで装着するのが合理的」
その世界観を否定はしませんが　薄ら淋しいです。
まさに白か黒かのデジタル思考に直結する　薄っぺらさを感じるのが
私のようなアナログ野郎です。
人が介在することにブレやゆらぎがある　いうなれば「遊び」があるわけです。
自動車のハンドルにも遊びがなくては切れすぎて怖いのです。


私が言いたいことは　「他の評価を気にするより　自らの人間力を高めろ」そこに不動心が湧いてくる。　　
これだけなんです。
しかしこれがなくては継続できないのです。

昔流の小さなタイヤ屋こそｆ分の1ゆらぎのゆりかごです。
１５年ぶりに来た　とか　２０年ぶりに来たなんて言われると
なんか商売人冥利に尽きるのです。
ありがたい仕事をさせていただいています。

タイヤとキーパー ハイブリットショップの活況！

スタッドレスタイヤの大波ピークを迎えて　ヘトヘトですが
不思議です　働けば働くほどどこからともなく力が沸きあがってきます。
それは忙しさをとおり越えた活況に　商売の不思議さと面白さを感じているからでしょうか？

小さな店のタイヤ商売は大変です　体力勝負です。
それでもタイヤを買いに遠くから来ていただけるので
商売人冥利に尽きます　ありがたいことです。

押し寄せる大波を上手に制御していくコントロールが生命線です。
取付を伴う販売がタイヤ専門店の役割です　
販売したタイヤの取り付けをきちんとする。
２５年前小さなタイヤショップを開いてから変わらない心情です。

お陰さまで小さな店にもかかわらず多くのお客様が買い物をしてくださって
これまでやって来れたわけですが　２５年の年月は確実に老齢化を進行させています。
本店の三人衆のオヤジは　私が５３歳　専務が５０歳　タイヤ課長が４１歳となって
１２月無休で朝から晩までタイヤ交換の実務はこたえるのです。
これは自分自身でタイヤの付け替えをしてみればわかることです。
いくらプロ用の道具があると言っても　一日中というのはまさに過労を伴う重労働です。
そこに数名の若いアルバイトさんをお願いしてみんな一緒になって
タイヤのハメかえ　取替え作業に従事するわけです。

ありがたさの反面　体を酷使するのは限界があります。
それなら若い人を育てればよいと思われるかもしれませんが
イマージンのタイヤ商売は一代限りとするつもりです
原始的なやり方を若い人に伝授できないと判断したからです。
デジタル世代の若者にはアナログ世代の感覚が理解できないでしょう、
また伝承する仕組みもオヤジには作れません。
よって私が創業した小さなタイヤ屋は　私の責任で始末するつもりです。


しかし会社は継続して行く道を模索していかねばなりません、
私はその道を車美容業に託すつもりで　コーティング洗車専門店を開業させました。
全てのリスクは引き受けましたが　運営は若い店長にほぼ任せて
タイヤのオヤジ達が補佐に回る仕組みを
タイヤとキーパーのハイブリット専門店として組み立てました。

そしてそのキーパープロショップ岐阜店も開業から２年半の今現在
大活況を迎えています。




タイヤの大活況は縮小への道　
キーパープロショップ岐阜店の大活況は若い人が夢を抱く道　そして会社が継続して繁栄する道です。

スゴウ店で生まれたタイヤ・キーパーのコラボは
江添でタイヤとキーパーのハイブリットとに進化し
これからはキーパー単独を抽出する為の作業が始まる予定です。

もし抽出に成功するなら　その先に１００店舗があるかもしれません。

スタッドレスタイヤの大波 第二波！

今日は比較的　落ち着いています。
昨日まですごく取り付けが集中して　ご迷惑をおかけしました。
土日だけではこなしきれない仕事量で　
平日にあふれ出してしまい日常的に待ち時間が出まくりました。


平常時の１０倍にものぼる仕事が集中します。
簡単に言うと　通常月の一ヶ月分を３日でこなしてしまう仕事量です。
取り付けだけではありません
電話の数も　見積もりの数も　取り付けの数も　入庫するタイヤの量も　お客様の数も
全てが１０倍になりますが
スタッフの数はせいぜい数名のアルバイトさんを増やすだけです。
アルバイトさんを増やせば増やしたで　指示や確認といった仕事が社員スタッフさんにのしかかります。

これは平常時でなくもはや非常時といった状況で
受け入れる仕事に優先順位を付けさせていただくのはやむおえないと考えています。
災害現場で出されるトリアージ（治療の優先順位をつけた札）のように
受け入れないお断りする仕事も発生します。

有態に申せば　当社はタイヤの小売販売店ですから
タイヤを売って装着するのが仕事であり　優先順位のナンバーワンです。
次にアフターサービスとしての取り付けがあります　当社で昨年や一昨年に
購入していただいたタイヤを装着する仕事です。

残念ながらこれだけで手一杯になってしまうので
他社や他店様で購入された商品の取り付けだけという仕事を
お引き受けする余裕はこの時期にはありません。
パンク修理も即時に対応が出来ません。
何せ人海戦術という原始的な対応なのです。



といっても比較的余裕が出る週中　
昨日はスゴウ店が昼過ぎから余裕が出たといって
スタッフの派遣を申し出てくれました。　
今までは要請はしても　申し出といった事はありませんでしたが
スゴウ店の臼井店長の視界が高くなり　意識が高まった事の顕れです。
他を思いやる気使いをしてくれました　これは本当にうれしいことです。
バタバタの本店にとって思わぬ援軍が入ってスムーズに仕事が流れました。

こういった気づかいが出せるのは
スゴウ店の実績が１１月大幅に伸びたという自信と　
他力のおかげさまという感謝と謙譲の意識が身についたと思います。

なかなかできない事　思いつかないことです。
自分の店といったなわばり根性が普通はあるものですが
その限界を飛び越えた意識は彼の人間的な成長　それが元
その結果　スゴウ店の業績向上につながり　
さらにヘルプの自主活用で本店の仕事が進み　
全体の業績が向上に直結します。

会社の業績とは　人の成長があって向上するものです。
みんな疲れきっている中　うれしいことを見聞して疲れも吹っ飛びます。



さあ明日から大波の第二波がやってきそうです。
今月中に３０００本以上が当社を通じて　　お客様の所へ嫁いで行く予定です。

スタッドレスタイヤの大波！

世間様には「寒いかも・大雪が降るかも」といった
寒い冬になる予感が溢れかえっているようです。

そのお陰で例年より早くスタッドレスタイヤの取り付けラッシュが始まり
昨年より販売本数も増加して　連日フル回転です。


まずはお詫び申し上げます。
1　電話が取れません　店頭での対応で一杯です。
2　他社購入の商品の取り付けは受付できません。
3　作業の電話予約は承れません。
4　土日を中心に作業着手待ちが１～２時間でます。
5　取り付け完了後の連絡は基本的にしない方針です
　　次々と来店されるお客様に対応しているうちに失念してしまうからです。


売れ行きがすごくて　そのセッティングが多数あり　
とても他店様で購入された品の
取り付けまで出来ないのが現状です。


ありがたい悲鳴です。

ずっと続く取り付けまちの伝票


雪が降るかもといった予感が　お客様の購入行動を引き起こしているのは間違いありません。
その恩恵を当社も頂戴しているのですが　
何分取り付けには時間と労力がかかり
尚且つ　安全な作業を実現する為に　
優先順位を付けていますので
どうかご理解をお願いします。


今期当社・当店で購入していただいた商品の取付を最優先しています！