人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

コーティングの1ヶ月点検 店の理屈とお客様の気分!

2017年09月24日 | コーティングビジネス
「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが
日は短くなり日中はともかくも朝晩は涼しくなりました。
行楽の秋 食欲の秋です。

当社第一四半期(7月~9月)に 
店舗テントの増設やや機器のメンテナンス等を行い
後は創業タイヤショップの色落ちしたテント地の看板交換を残すのみとなりました。
店舗ハードは必ず劣化していきますから メンテナンスはトとも大切なのです。


                               


先日 キーパープロショップ岐阜店で
コーティングをしていただいたお客様からメールが届きました。



キーパーコーティングをしていただきましたが、
運転席側のバックミラーだけ、
あきらかに水のハジキがありません。
コーティングの掛け忘れではないでしょうか?
1ヶ月点検に伺いますので対応お願いします。




点検に入庫されて確認すると 
明らかに「コーティングのかけ忘れ」という初歩的なミスだったようです。

こういった万が一のケースに万全を期すために
クリスタルキーパー・ダイヤモンドキーパー・ダブルダイヤモンドキーパーには
「1ヵ月点検カード」をお渡しして 
コーティング後に洗車を兼ねて点検をすることが制度化されています。




しかし ここにビジネスとしての大事な注意点があります。

掛け忘れというミスは点検で解消されますが
お客様は気分を害されたのは間違いのないことです、
ですから店側は まずご気分を害されたことを
真摯にお詫びしなければなりません。

点検をするのは人間的なミスをフォローするための理屈です。
しかし人間は理屈では余計に気分を悪くすることが多いものです。
「なんでかけ忘れたんだよ~」
「点検で解消すればいいってことじゃないよ」
「キチンと仕事をしなかったんじゃないか」

まず人としてキチンとミスを認めてお詫びしてという姿勢を
第一に強くすることが大切です。
確かに施工忘れは点検で解消されますが
お客様が害された気分に心を添えてお詫びをすることとセットでなければ
1カ月点検の意味は半減してしまいます。



手前どもの 若いスタッフはこうした実例をもって
「人」を学んでいきます、なにかと理屈が優先する世の中ですが
気分という要素が大切だと認識するために
実例を披露させていただきました。
ご指摘くださったO様 
ありがとうございました。


また一方で1か月点検では 
お客様のご不満やご指摘を解消する
アフターメンテナンスの充実という良き面でありますから 
何なりとご指摘やご指導をお願い申し上げます。


ありがたいことです。




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風が吹けば桶屋が儲かる、タイヤを大切にすると洗車屋が繁盛する!

2017年09月23日 | 商人
私たちが店を営んでいる岐阜市には
その近郊を含めて約50万台の自動車が保有されています。
統計的に一年で交換されるタイヤの本数は保有台数と同じである、
と 言われていますので年間で50万本の需要があると推測されます。


結構な数の タイヤが販売なされているのです。


カー用品店・自動車ディラー・メーカー系タイヤ小売店
ガソリンスタンド・自動車屋・独立系タイヤ専門店に加えて 
最近ではネットでのタイヤ販売も一定の割合を占めています。
上記に挙げた販売チャンネルの中で 
一番の弱者は独立系タイヤ専門店、いわゆる個人店であり
私たちもその範疇に入っています。
販売動向も カー用品店と自動車ディラーはシェアーを上げていますが
独立系タイヤ専門店は微減する傾向です。


                                     



私たちはタイヤ専門店として
どこよりも誰よりも「タイヤ」を大切に扱うことを心掛けています。
当然ことですが新品タイヤは直射日光にさらしません、
新品在庫は全て店内もしくは倉庫と冷暗なコンテナに置かれています。
中古タイヤも一部は店外で展示していますが 
そこも直射日光には当たりませんし
大多数の中古在庫もコンテナ倉庫で保管してます。

そしてタイヤ販売取り替え時にでる廃タイヤは
スタッフの手で洗浄され廃棄されます。
これをタイヤの葬式と呼んでいますが
感謝の気持ちの表現です。

タイヤがすり減ってくれたからお客様がタイヤを購入してくださったのです、
モノとして扱うのでなく ちゃんと心があると思って廃タイヤを洗うのです。
タイヤよありがとうね安らかに! ってことです。
もしもタイヤをただのモノとして扱うなら 
なんて無駄で非効率なことをしているのだ、と思われるでしょうが
これは創業当時からの習慣となっています。



小さなタイヤ専門店は 
どこよりも「タイヤ」を大切に扱うことで
タイヤを活かしてあげたい 良いご縁を結んであげたいと思うのです。
効率を追い求めることはもちろん大切ですが 
心に思う感謝の気持ちを忘れないように
タイヤを洗うことはずっと継続されています。


他店様と違うこと それは私たちには現代資本主義の中で
資金に乏しくネームバリューで無名で宣伝もせず
ただ地道にタイヤを誰よりも愛そう 大事にしようということが
語るのでなく連綿と継続されていくこと。

今思えば これは車美容業に無言の教育となっていったと感じます。
「キレイ」にする仕事のベースには 
廃タイヤを洗って処分するこオヤジ達の背中は 
無言で若者を感化してきたようです、
お陰様で車美容業に繁盛をいただいてきました。
無私の行為はまったく違った形で報いをもたらしてくれています、
ありがたいことです。


「風が吹けば桶屋が儲かる」

風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。
盲人は三味線で生計を立てようとするから、
三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。
猫が減るとねずみが増え、
ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶということ。

大風で土ぼこりが立つ
土ぼこりが目に入って、盲人が増える
盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
ネコが減ればネズミが増える
ネズミは桶をかじる
桶の需要が増え桶屋が儲かる


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中心(へそ)を意識して仕事がしやすくなりました キーパープロショップせき店!

2017年09月22日 | キーパープロショップせき店
未来の予測は難しいものですが
10年後 はっきりわかっていることが一つあります。

今57歳の私は 10年後67歳になり
タイヤに関わるスタッフの今の平均年齢が50.75歳が
確実に60.75歳になって高齢化が一層進行しています。
タイヤ部門はどうするんですか?
いいじゃありませんかこのままで、
しかし2店舗に分散しているのは 
1つにまとめる再統合に踏み切るかもしれません。
タイヤ専門店イマージンとスゴウ店を どちらかに片寄せする統合です。
弱者のやり方としては 
兵力を分散するより集中したほうが力を発揮できる、そうです。


                                   



あれこれ課題はありますが 
物事の中心を意識すると絡まった糸がすんなりほどけるように
知らぬうちに問題が解決してしまうことがあります。

店舗中心部にテントが張ってなかったキーパープロショップせき店は
先週からそれが改善したので 
毎日運用している大山副店長と穂科君に具合按配を聞きに行きました。
 
すると「使い易くなった」「良くなった」と話してくれました。
支障があることでなく 
見過ごしてしまうとこんなものかと 
問題とも思わないことです。

しかし私たちはディズニーの教えも学んでいて、
その教えは 1 安全  2 礼儀正しさ 3 ショー 4 効率 
優先順序のモノサシを大切にしています。

その中の3番目の「ショー」という部分に触発されました、
お客様に見ていただくショーとしての要素を持つコーティングと洗車
キレイが実現する過程こそ最高のアピールになる「ショー」として要素 
それが店の中心で行われず周辺で行われている。 


これは変です。


仕上げ場という最高の見せ場こそ 
店舗の中心で行われることが「ショー」効果を際立たせます。

運用してみて気がつきました、へそがズレていました。
これはビジネスとして大切なことですが 現場の人たちの問題ではありません。
もちろん 何らかの違和感を感じるスタッフもいるかもしれませんが
工事を伴う変更は経営の責任です。
そうした確固ととした軸を持って 
店舗設計がなされていなかったわけですが
始めから完璧は在りませんから徐々に修正して行けばいいんです。


店舗という舞台の中心はショーとしての最高の見せ場であります。

店の中心に大水槽が置かれ 食材を吟味する大山さん。
エビが仕留められました!!!!! エビ大好きなのが大山さんです。



キーパープロショップせき店は 私たちに重要なことを教えてくれています。
ダイヤモンドキーパーが良く売れるのです、
今月も一番の売れ行きです。

キーパープロショップ専門店ノウハウとは何ですか? と聞かれるならはっきり言えます。
若いスタッフがキーパーの看板商品であるダイヤモンドキーパーが売れること。
これこそがノウハウの中心です。
現実に当社の併設店であるスゴウ店では
ダイヤモンドキーパーの販売に苦労しています。
ノウハウとは何ぞや?と考えた場合 
その答えは上記現象に全てがあると思えます。


無理くり売るのがノウハウではありません、
自然と看板商品が売れていくことこそノウハウだと 
今までの実践から強く思ました。
それには中心(へそ)は何であるかを意識することに尽きます。
私たちにとってキーパープロショップせき店は 一切タイヤ販売と絡まない専門店です。
そこで得たノウハウこそ純粋なキーパープロショップ専門店ノウハウです、
これを次に展開していきましょう!



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「お役に立てる」ことをシンプルにタイヤ専門店イマージン運営ノウハウ!

2017年09月21日 | 商人
「始めに言葉あり 言葉は神とともにあり・・・・・・」
聖書の書き出しですが 
国連の演説でアメリカ大統領が 
某国の主宰者を「ロケットマン」と全世界に向けて言い放ったことに
空恐ろしさを感じました。

言葉の乱れは気にかかります、
まして世界を代表する指導者の口から発せられた言葉は
ブーメランのように災いを連れて帰ってくるかもしれません。


言葉は大切に使いたいものです。
私もよく失敗します 何気ない一言で他者を傷つけていることも多いと思います。
やむにやまれずしたことでも 悲しい結果をもたらしたこも一度や二度ではありません、
言ったほうは忘れていても 言われたほうはなかなか忘れれないものです。



                                 


タイヤ専門店とキーパープロショップ専門店を運営する立場から
「言葉」の大切さ重要性を特に感じます。

私たちの規定するタイヤ専門店イマージンはどんな店か!
これを判ってもらう努力を延々とこのブログで書き込んでいます。
というのも「タイヤ専門店」という言葉の中には 
ある面では期待外れもある
またある面ではとても重宝される 
どちらかと言えば期待外れな面が多いでしょうけれど


多面性の中で 絞り込みを行って判り易くしているつもりです。
専門店はシンプルさが重要だと思うので
出来る範囲 得意な範囲 お役に立てる範囲を公開中です。

是非 タイヤ専門店イマージンHPをご覧ください。




お客様のニーズに全て対応できる訳ではありません、
まず 乗用車専門であります。 中にはトラックタイヤの見積もり電話もあります。
次に 持ち込みの取り付けのみの作業は原則行いません。 
よってキャッチフレーズは「販売する・取り付けする・会話する」タイヤ専門店イマージンとしています。
昔ながらのタイヤ屋で 「買ってすぐ装着できること」が売りなのです。

「買っていただくためには会話が重要です」
「すぐ取り付けするためには選び抜いた在庫と人の手が必要です」
それを阻害する要因はあらかじめ排除する 出来ない事を告知する努力が必要ですから、
何度も何度も「販売する・取り付けする・会話する」三点セット仕様が
タイヤ専門店イマージンと呼び掛けている理由です。


今の時代 ネットで買って取り付けだけ頼むというニーズも確かにあります、
しかし このニーズには対応しません。
こういう方針なのですから ご理解ください。
絞り込みとはこういうことです。

長年の専門知識を活かして 
お客様にベストなアドバイス提案をし 
なるべくすぐその場で交換して差し上げて 二度手間めんどくささを無くす。
タイヤ専門店イマージンのお役に立てる本筋です。


それを中心に 一本中古タイヤ単品の品揃えを充実させています。
これは他社他店様は扱わないでしょう、とても喜ばれるやり方です。
しかし儲かりまへん、役に立てて喜ばれればこれこそ商人冥利に尽きるものです。


タイヤ商売には
売れる時期が決まっていて集中する特徴があります。
店で売れたタイヤをすぐ付けるを‟売り”にしているのに
持ち込みのタイヤを取り付けしていて 出来なかったでは
本末転倒です、ですから始めから持ち込み作業を原則やらない打ち出しをしているのです。
あれもこれもは出来ないからシンプルに絞り込むのが「専門店運営のノウハウ」と思っています。


スモールタイヤ商売はタイヤ専門店イマージンのやり方です。
ありがたいことです。



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タイヤと対話する!

2017年09月19日 | タイヤビジネス
伊勢神宮の参拝で なんだか重荷を下ろせたような気分です。


別に何かがあったわけではありません、
「前門の虎後門の狼」と言われますが
長く経営を続けるうちに
祖業のタイヤ商売が売り上げ不振に陥っていくのが「前門の虎」 第一のピンチです。
そして第2創業として開業したキーパープロショップが
軌道に乗るまでが「後門の狼」 第2のピンチです。

まだ安心するには早いのですがホッとしたのも事実です。
企業寿命30年説にもあるように
私たちの会社も流れが変わる時期に来て 
そのかじ取りに神経を張り巡らしていたのでしょうね、
だから ホッとしたんだと思います。


受けてきたお札が大きくて神棚に収まりません!
これが天の岩戸からアマテラス様が出御されたということでしょうか。
世の中が明るくなりました。


                                



私たちは タイヤをただのモノとして扱いません、
ちゃんと心があると思うので 
廃タイヤを洗って葬式としています。



今や世界はグローバル化というものの限界に差し掛かって
どちらかと言うと閉鎖した社会に向かおうとしている感じがします。

グローバル化という面では 
タイヤをモノとして扱い あるいは数字として扱い
ネットなどでは「飛ばす」という表現でタイヤの拡販に血道をあげてきました。
でもパイには限界があるのです 無限に売り上げを伸ばすことは不可能です。
すると また変化が見えるようになってきました。

タイヤメーカーさんは ディラー網に一本化に走られて
国内タイヤ流通の合理化に着手されて〇〇タイヤジャパン社が出来上がりました。
すると当然のことのようにサブ卸と呼ばれる業者が力をつけて
ディラーの代わりをするようになったのです。
当たり前のことです、
メーカーのディラーの一本化という合理化は
販社のスタッフ数を減らし とても小さな取引先まで営業できなくなったのですから。
妙なことに直接仕入れより 
サブディラーを経由した仕入れのほうが安くなるケースが多くなりました。


メイン仕入れ先当社の場合は横浜ゴムさんは
仕入れボリュームも大きいので
直接仕入れが有利ですが 
ダンロップさんとかトーヨータイヤさんは
仕入れ口座はあってもほとんど取引がないので
サブ卸さんから仕入れたほうが安いのです。


なぜそうなるのか?不思議でもなんでもありません、
まだまだ拡販競争がどこかで行われているので
タイヤメーカーさんは
有力取引先には安値でボリュームディスカウントを
頻繁に行っている証拠です。
弱小には高値で卸し 強者には安値で卸すという当たり前の事実です。
弱者と言っても私たちもバカではありません、
そんなメーカーさんよりサブ卸さんを利用したほうが良いわけです。


当社の場合は そういったメーカーをお薦めしていませんが
ご指名買いなどそれが良いとおっしゃるお客様もあることから
当社でも扱いが少ないメーカーはサブ卸経由に切り替えました。
でもほんのちょっとの本数です なぜかというとお勧めしていないからです。
 

量的な拡大はいずれ行き詰ります。
小規模の私たちはとっくの昔に行き詰まりましたので
違った進路に向かいましたが、
タイヤ業界全体では
メーカーVS有力サブ卸という新しい構図の競合が強まっています。

資本主義の限界 株式会社の限界 グローバル化の限界が押し寄せている状況は
氷河期に向かう中で絶滅した大型恐竜を思い出させます。
もっともっとの限りない欲望は 
環境の激変に対応できませんでしたね。
生き残ったのはネズミなどの小動物でした。


モノとして扱うタイヤの拡販にも限界がありますが
モノに心を添える販売は楽な気がします。


売れるだけ買っていただける数量の範囲で経営を納めていくのが
身の丈に合ったスモールタイヤ商売です。
ありがたいことです。



イマージンのHPです。






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