JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

バタイユ 中条省平・訳 「マダム・エドワルダ/目玉の話」

2007-10-22 | BOOK
フランスの思想家ジョルジュ・バタイユによる幻想的なエロティック小説「眼球譚」はそのタイトルからめくるめく妄想を書き立てられ一読したいと思っていたのだが、今回古典新訳文庫で「目玉の話」なんて気の抜けたタイトルになって出版された。最初書店で目にした時はこの改題には極めて批判的だったのだけれど、手に取ってみると訳者が告白体に訳すなど工夫を凝らして読みやすそうなのでまずはこちらを読んでみる事にした。 何 . . . 本文を読む
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