第20回東京国際映画祭
映画が見た東京
~変わりゆく町、変わりゆく人~
「十九歳の地図」 1979年 プロダクション群狼 監督:柳町光男
舞台は東京北区。上京して新聞配達をしながら予備校に通う少年。地図に×を付けた気にくわない家にいたずら電話をかけてゆく。大人を憎む少年と負け犬中年男の下流人生。中上健二の同名短編小説の映画化。
変りゆく東京を味わうのなら私にとって断然この映画でありました。
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ナルコレプシーという奇病を題材にした映画という事で興味を抱きました。
ナルコレプシーというと色川武大なんだけど、さてさて・・・
どこでも発作的に眠ってしまう病気“ナルコレプシー”のため、子どものころからばかにされ続けてきたギュス(ギョーム・カネ)。愛する女性パム(ザブー・ブライトマン)と結婚しても、いつまでも定職に就けず役に立たない彼に、妻も愛想をつかしてしまう。そんなある日、ギュスは眠っている . . . 本文を読む