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「吉川晃司映画祭 ~"民川裕司三部作"一挙上映~」
「すかんぴんウォーク」1984年 渡辺プロ=シネマハウト=ニュー・センチュリー・プロデューサーズ 監督:大森一樹
俳優を志して上京してきた家出少年・民川裕司は、ロック歌手を目指しながら喫茶店で働く貝塚吉夫と出会い、共同生活を始める。友情、恋、裏切り…夢を抱く青年たちの成功と挫折を瑞々しく描いた青春映画の傑作。
この映画は私の記憶の中で、もうずーっと未見の幻名作として残っている。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
公開当時、何の映画だか忘れてしまったが本作の予告編を見て思わず笑ってしまった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
それは多分に「バッカじゃねぇの!」という蔑み笑いの要素はあったものの、何故か吉川晃司というアイドル・スターのタダモノで無さ、測り知れない魅力に参っている自分があったようです。
笑撃のシーンは海岸だか公園だかでいきなり腕立て伏せを始める場面。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
体力無しの運痴の身としてまったく無縁のトレーニング行為の情景は奇異でありながら一種の憧憬を伴ったのでありましょう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
さて、そんな予告編だけなら日本一の映画が「吉川晃司映画祭」という形でシリーズ一挙上映。ありがたくも貴重な特集なので万難を廃して参戦。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/v.gif)
ザ・ベストテンに登場した新人吉川晃司の衝撃ったらなかった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
なんだコイツ。水球だって?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
パステルなスーツの下に隠れた脅威の胸囲、肩幅。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heratss_blue.gif)
役者として成長すれば、これはコンチネンタル・オプさえも演じることのできる期待を抱かせる逆三角錐の身体。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_yodare2.gif)
とてつもないスターになる事を予感したもので、その後の彼の活躍はそこそこの成功を納めてはおりますが、私としては物足りなく歯がゆいくらいでした。
実際に見るとデビュー当時は思ったよりあどけなく可愛いんですね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heratss_blue.gif)
男の中に僅かにある母性さえも擽られる。
当時、小林旭の若い頃のカッコ良さを若年の方に説明する時、「吉川晃司みたいだったんだぞ」なんて説明していましたが小林旭よりも明らかに可愛いですね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
あくまでアイドル映画ですから・・・
サスセス・ストーリーとしても成功と挫折の青春映画としても今一納得しかねる部分はあります。
ただ、吉川晃司の個の魅力に頼るというのは歓迎なのでここは吉川晃司を思う存分堪能しましょう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
良い意味でも悪い意味でも胡散臭さを伴うスター吉川晃司のカッコ良さ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
吉川晃司自体は魅力的個性なんだけど、民川裕司が芸能界で業界のおじさんたちを足掛りにのし上がって行けば行くほど白けてしまうのが残念。
あの晴海へバタフライで登場する文無し上京。
古スニーカーのゲット、短パンでもって自販機の釣銭を漁る。
喫茶店のウエイターコスプレにキュン。・・・
前半部の痛快さが民川祐司の成功とともにどんどん薄れて行ってしまうような・・・。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
物語と直接関係ないオープニングの東京駅から晴海への空撮。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
ストリート・ファイト時のゲーム音。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
音楽と映像だけでたたもいかける後半のドラマを端折った演出。
そんな部分の方により魅力を感じるようでは・・・。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
流石に期待の新人デビュー作。脇役陣の豪華さが凄い。そして当たり前だが皆さん若い。
特にサウナの原田芳雄のいかにもさ、無言のヨットハーバー・マスター宍戸錠。
女優陣では亜美(鹿取容子)の代役でデートに来る白川和子様。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
そして本作は山田辰夫が主役以上の活躍をしていて彼の代表作の一つと言えましょう。
実は山田辰夫という人に関しては2009年の訃報に触れるまでまったくと言って知識がありませんでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
「狂い咲きサンダーロード」が良いというので一度観ておこうと思っているのですが、例によっていつになる事やら・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/fa/e5866739da6877e6cc207cd1b7e2d31f.jpg)
2作目「ユーガッタチャンス」は以前ビデオで見ていますが記憶がほとんど無いので今回3作全部見に来ようと決めていました。
「ユー・ガッタ・チャンス」上映最終日。早めにチケットを買おうと劇場についたら既に売り切れでやんの。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
トークショーなんてやるからいけない。
一気に萎えたので未見の「テイク・イット・イージー」もパス、今回は「すかんぴんウォーク」1本のみにて終了!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
今後観るチャンスも期待薄。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
吉川晃司「ユー★ガッタ★チャンス」ダイジェスト
吉川晃司「テイク•イット•イージー」ダイジェスト
神保町シネマ
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「すかんぴんウォーク」1984年 渡辺プロ=シネマハウト=ニュー・センチュリー・プロデューサーズ 監督:大森一樹
俳優を志して上京してきた家出少年・民川裕司は、ロック歌手を目指しながら喫茶店で働く貝塚吉夫と出会い、共同生活を始める。友情、恋、裏切り…夢を抱く青年たちの成功と挫折を瑞々しく描いた青春映画の傑作。
この映画は私の記憶の中で、もうずーっと未見の幻名作として残っている。
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公開当時、何の映画だか忘れてしまったが本作の予告編を見て思わず笑ってしまった。
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それは多分に「バッカじゃねぇの!」という蔑み笑いの要素はあったものの、何故か吉川晃司というアイドル・スターのタダモノで無さ、測り知れない魅力に参っている自分があったようです。
笑撃のシーンは海岸だか公園だかでいきなり腕立て伏せを始める場面。
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体力無しの運痴の身としてまったく無縁のトレーニング行為の情景は奇異でありながら一種の憧憬を伴ったのでありましょう。
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さて、そんな予告編だけなら日本一の映画が「吉川晃司映画祭」という形でシリーズ一挙上映。ありがたくも貴重な特集なので万難を廃して参戦。
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ザ・ベストテンに登場した新人吉川晃司の衝撃ったらなかった。
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パステルなスーツの下に隠れた脅威の胸囲、肩幅。
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役者として成長すれば、これはコンチネンタル・オプさえも演じることのできる期待を抱かせる逆三角錐の身体。
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とてつもないスターになる事を予感したもので、その後の彼の活躍はそこそこの成功を納めてはおりますが、私としては物足りなく歯がゆいくらいでした。
実際に見るとデビュー当時は思ったよりあどけなく可愛いんですね。
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男の中に僅かにある母性さえも擽られる。
当時、小林旭の若い頃のカッコ良さを若年の方に説明する時、「吉川晃司みたいだったんだぞ」なんて説明していましたが小林旭よりも明らかに可愛いですね。
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あくまでアイドル映画ですから・・・
サスセス・ストーリーとしても成功と挫折の青春映画としても今一納得しかねる部分はあります。
ただ、吉川晃司の個の魅力に頼るというのは歓迎なのでここは吉川晃司を思う存分堪能しましょう。
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良い意味でも悪い意味でも胡散臭さを伴うスター吉川晃司のカッコ良さ。
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吉川晃司自体は魅力的個性なんだけど、民川裕司が芸能界で業界のおじさんたちを足掛りにのし上がって行けば行くほど白けてしまうのが残念。
あの晴海へバタフライで登場する文無し上京。
古スニーカーのゲット、短パンでもって自販機の釣銭を漁る。
喫茶店のウエイターコスプレにキュン。・・・
前半部の痛快さが民川祐司の成功とともにどんどん薄れて行ってしまうような・・・。
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物語と直接関係ないオープニングの東京駅から晴海への空撮。
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ストリート・ファイト時のゲーム音。
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音楽と映像だけでたたもいかける後半のドラマを端折った演出。
そんな部分の方により魅力を感じるようでは・・・。
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流石に期待の新人デビュー作。脇役陣の豪華さが凄い。そして当たり前だが皆さん若い。
特にサウナの原田芳雄のいかにもさ、無言のヨットハーバー・マスター宍戸錠。
女優陣では亜美(鹿取容子)の代役でデートに来る白川和子様。
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そして本作は山田辰夫が主役以上の活躍をしていて彼の代表作の一つと言えましょう。
実は山田辰夫という人に関しては2009年の訃報に触れるまでまったくと言って知識がありませんでした。
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「狂い咲きサンダーロード」が良いというので一度観ておこうと思っているのですが、例によっていつになる事やら・・・
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2作目「ユーガッタチャンス」は以前ビデオで見ていますが記憶がほとんど無いので今回3作全部見に来ようと決めていました。
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トークショーなんてやるからいけない。
一気に萎えたので未見の「テイク・イット・イージー」もパス、今回は「すかんぴんウォーク」1本のみにて終了!
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今後観るチャンスも期待薄。
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しかし内容は・・・冒頭の泳いで上京する場面と鹿取容子のセミヌード以外はほぼ覚えてませんでした(汗)が、この記事呼んで記憶よみがえりました。今観ると印象違うんだろうなぁ。
80年代の話題ですから。そうそう鹿取容子のセミヌード。
なんだか懐かしいアイドルさんのイメージだけでどんな人か憶えてなかったんですが、調べたら「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」の人だったんですね。曲は憶えてました。
「あなたのお船にゆらり揺られて揺れて~」
この映画みたいにポルノで活躍してほしかったです。