「疾風怒涛の忍術大合戦 CINEMA忍法帖」
「真田風雲録」1963年 東映 監督:加藤泰
大坂冬の陣、夏の陣を戦った真田十勇士の活躍を奔放なギャグとミュージカル的手法を駆使して描くカルト時代劇。超能力者の猿飛佐助(中村錦之助)、世にも軽薄な真田幸村(千秋実)など奇天烈な登場人物が歌って踊る大活躍。紅一点のお霧役の渡辺美佐子が色っぽい。
変な時代映画。まあ、真田十勇士を扱ったものだから仕方がないか。それにしても変だ。
紹介文からもっとミュージカルっぽいのかと思ったけどミュージカル部分は最小
限。
真田十勇士
猿飛佐助(はなれ猿の佐助:中村錦之助)孤独な超能力者。隕石の放射能が影響したんだと・・・西洋風ズボン。気障な奴。
雲隠才蔵(むささびのお霧:渡辺美佐子)才蔵を女としたのは成功。佐助に純愛。渡辺美佐子はすで年増の魅力プンプンのお色気で純愛の役柄としては年食った感じ。でも忍者コスチュームがカッコ良いです。お城の女の子たちの憧れ。
由利鎌之助(ミッキー・カーチス)後年役者としていい仕事をしていますが若い頃から役者していたんですね。ぎたーる(完全にギターです)かき鳴らしロカビリー
海野六郎(かわうその六:ジェリー藤雄)お霧に好意を抱く。
他に、三好清海入道(ずく入の清次:大前均)、三好伊三入道(どもりの伊三:常田富士夫)、筧十蔵(春日俊二)最初から大人、根津甚八(米倉斉加年)子供の頃は泣き虫、穴山小六(河原崎長一郎)チョイ役、望月六郎(和崎俊哉)チョイ役。
八百長の冬の陣
繰り返される服部半蔵(平幹二郎)との忍術対決。
どうせならかっこ良く死にたい真田幸村(千秋実)
佐助にも心を読めない大野修理亮治長(佐藤慶)
城内の大舞踏会でフィーバーと聖歌のようなコーラス隊。
千秋実と佐藤慶の死に様はギャグとして秀逸。
変な時代劇なんだけど何やら伝えたい事がありそうに感じる刺激的な台詞の数々。調べると60年安保の挫折感を大阪冬の陣、夏の陣を背景にして活躍した真田隊の結成から破局に到る顛末に託して描き出した舞台劇の映画化なんだそうである。道理で・・・
現在となっては只のおバカ映画として楽しむには中途半端な感じでこそばゆい。
決してツマラナイ訳じゃありません。面白いんですけど、やっぱり変。
ラピュタ阿佐ヶ谷
「真田風雲録」1963年 東映 監督:加藤泰
大坂冬の陣、夏の陣を戦った真田十勇士の活躍を奔放なギャグとミュージカル的手法を駆使して描くカルト時代劇。超能力者の猿飛佐助(中村錦之助)、世にも軽薄な真田幸村(千秋実)など奇天烈な登場人物が歌って踊る大活躍。紅一点のお霧役の渡辺美佐子が色っぽい。
変な時代映画。まあ、真田十勇士を扱ったものだから仕方がないか。それにしても変だ。
紹介文からもっとミュージカルっぽいのかと思ったけどミュージカル部分は最小
限。
真田十勇士
猿飛佐助(はなれ猿の佐助:中村錦之助)孤独な超能力者。隕石の放射能が影響したんだと・・・西洋風ズボン。気障な奴。
雲隠才蔵(むささびのお霧:渡辺美佐子)才蔵を女としたのは成功。佐助に純愛。渡辺美佐子はすで年増の魅力プンプンのお色気で純愛の役柄としては年食った感じ。でも忍者コスチュームがカッコ良いです。お城の女の子たちの憧れ。
由利鎌之助(ミッキー・カーチス)後年役者としていい仕事をしていますが若い頃から役者していたんですね。ぎたーる(完全にギターです)かき鳴らしロカビリー
海野六郎(かわうその六:ジェリー藤雄)お霧に好意を抱く。
他に、三好清海入道(ずく入の清次:大前均)、三好伊三入道(どもりの伊三:常田富士夫)、筧十蔵(春日俊二)最初から大人、根津甚八(米倉斉加年)子供の頃は泣き虫、穴山小六(河原崎長一郎)チョイ役、望月六郎(和崎俊哉)チョイ役。
八百長の冬の陣
繰り返される服部半蔵(平幹二郎)との忍術対決。
どうせならかっこ良く死にたい真田幸村(千秋実)
佐助にも心を読めない大野修理亮治長(佐藤慶)
城内の大舞踏会でフィーバーと聖歌のようなコーラス隊。
千秋実と佐藤慶の死に様はギャグとして秀逸。
変な時代劇なんだけど何やら伝えたい事がありそうに感じる刺激的な台詞の数々。調べると60年安保の挫折感を大阪冬の陣、夏の陣を背景にして活躍した真田隊の結成から破局に到る顛末に託して描き出した舞台劇の映画化なんだそうである。道理で・・・
現在となっては只のおバカ映画として楽しむには中途半端な感じでこそばゆい。
決してツマラナイ訳じゃありません。面白いんですけど、やっぱり変。
ラピュタ阿佐ヶ谷
のごとく、少し変わった時代劇でした。
コメディのようでちょっと違う、駄作とか
いうわけでもなく心のどこかに引っかかっ
てる感じでしょうか。東映時代劇は明るく
楽しいという要素を大事にすることがよく
あるのですが、これってやっぱ異色作って
感じですネ。
上板東映、懐かしいですね。いや、行ったことありませんが東上線沿線の劇場は懐かしい佇まいがありました。
美佐子さんの色っぽさは30年前に見たらどう感じたでしょう。既に塾女の魅力をたたえておりましたな。
引っかかりますよね。数年後また上映機会があれば、見に行ってしまいそうな気がします。