JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「007 ドクター・ノオ」 DVD 

2014-12-25 | 映画(DVD)
「007 ドクター・ノオ」1962年 英 監督:テレンス・ヤング DVD Two-Disk Ultimate Edition  
公開時邦題「007は殺しの番号」

007シリーズ第1弾。ジェームス・ボンドが初登場。この作品から伝説は始まった!
宇宙ロケットを妨害する怪電波の調査に当たっていたイギリス諜報部員がジャマイカで殺された。早速現地に派遣されたのは、コードネーム007ことジェームス・ボンド。そこで彼はドクター・ノオと名乗る中国人博士が所有する謎の縞に秘密が隠されていることを知る・・・。

亡父の遺品整理がオモロくてたまんない。まぁ、いろんなモノを遺してくれはりますは。
地デジ環境の問題でテレビ無し生活の時、昔観た古い映画のDVDを観てるなんて言ってたけれどDVDが12本出てきた。巷で500円くらいで売ってる奴ですけど。
こいういう自身の選択に関わらずフイに入手してしまったモノは好みに関わら全部観てしましましょう。
まずは、好みのモノから。

久しぶりに観ました007の記念すべき第一弾。
個人的にタイトルは「007は殺しの番号」の方がしっくりくる奴。
後に現れる数々のお約束事はまだ登場しませんが、それだけにある意味名作。
オープニングの盲人3人組。掴みOKこの上無し。
多くの作品に影響を及ぼす根源。
その後、やたら女にもてるヒーローの登場を見ますが、そのようなシーンに出会う時、嫉妬心から素直に楽しめない状況というのは少なからずあるものです。でも、ショーン・コネリーのジェームス・ボンド(少なくとも3作目まで)にはそういった感情は皆無。単純にカッコ良いと思える凄さ。
立ち姿、一挙手一投足、ファッション、どれをとっても抜かり無しです。



一つ難を言えば、日本語吹替で観賞すると若山弦蔵の声が低音過ぎてキモい。麒麟じゃねぇんだから・・・
字幕版で観ましょう・・・

1作目から多くのボンド・ガールの登場。
ジャマイカのカメラマンさんは何だったのでしょうか?
メインは言わずと知れたハニー・ライダーのウルスラ・アンドレスさん。



歌いながら登場する白ビキニもさることながら、イノセントな役割のおかげで後半俄然ユーモアが増す。
竜の存在に関して「自殺したサソリを見た?雄を食うカマキリを見た?私は見た。」と食い下がる感じ。
貞操を奪った大家を毒グモで殺害する生い立ちを語る感じ。
ハニーの鼻唄に吊られて思わずボンドが「マンゴーの木の下で」を口ずさむシーンが最高。


James Bond - Dr No - Underneath the mango tree with Honey Rider

Dr No - Under The Mango Tree

スパイ映画だったのがクラブ・キーに侵入してSF映画みたいに変容するのも面白い。
かなり昔、サンダーバード「ピラミッドの謎」と比較して観てた記憶あります。

50年経った今でも充分楽しめる驚異。







にほんブログ村 映画ブログへ blogram投票ボタン

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「そこのみにて光輝く」 DVD | トップ | 「聖処女縛り」 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (imapon)
2014-12-27 08:08:52
snowman様、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
「ガッチャマン」ですか、私の世代では「サンダーバード」でした。秘密基地。その他にも多くの作品に影響を与え男の子たちのロマンを紡いでいった元祖ですからね。そして、不思議と古臭さを感じないところが凄いですよ。うちの中二も楽しんで観ていました。
返信する
いいですネ!ボンド映画。 (snowman)
2014-12-27 03:41:18
本作はとても素敵な作品ですね。
褒めるべき部分がアレコレとイロイロあって楽しいんですが,ケン・アダム担当の美術なんかいいですね。
ノオ博士の秘密基地=原子力要塞のセットのデザインはスゴく好きです。
日本のTVアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』ではタツノコ・プロダクションが悪の組織“ギャラクター”の秘密基地をとてもカッコいいデザインで描いてくれましたが,このカッコいい秘密基地というシロモノって男の子のロマンだと思うのです。
良質の娯楽作品というモノはそのあたりのいろんな“男のロマン”の描き方がシッカリしているものなのだと思いますデス。
返信する

コメントを投稿

映画(DVD)」カテゴリの最新記事