JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「マリア・ブラウンの結婚」

2025-03-12 | 映画(DVD)
「マリア・ブラウンの結婚」1979年 西独 監督:ライナー・ベルナー・ファスビンダー
Die Ehe der Maria Braun

戦時下で結婚式を挙げたマリアとヘルマンだったが、ヘルマンはすぐに東部戦線へと送り出される。戦争が終わってもヘルマンは戻らず、マリアは夫の戦死を知らされる。やがてマリアは黒人兵士ビルと結婚し、平穏な生活を手にするが、そこへ死んだと知らされていたヘルマンが戻ってくる。
第2次世界大戦末期からドイツが復興の兆しを見せ始めるまでの約10年間にわたり、運命に翻弄されるヒロインの悲劇。



11年ぶり鑑賞。
もう一度1954W杯決勝ドイツ対ハンガリーの実況聴きたかった。

OPとEDが衝撃的な女の一生。
この日同時に観た「エフィ・ブリースト」とは対象的な女の一生で当然、強い女マリア・ブラウンの方が作品としてエンタメ性に長けていて楽しみ易いが、比較するもんじゃないだろうというファスビンダーの振り幅に感服。






「あなたが私と関係したのではなく私があなたと関係したのよ」の台詞は本作以外でも自立する女のカッコいい台詞として耳にするけど本作が元祖かな?(だと良いな)

お母ちゃんが恋人作ってイチャイチャしてるのもファスビンダーらしくて好き。



ゴッドフリート・ジョンの太るだけしかない奥さんはマリア・ブラウンの姉か妹の認識だったけど親友だったのね。認識修正できて良かった。



ハンナ・シグラは決して美人とは思わないんだけど魅力的で、そこは本作で一番顕著に撮られてるように思う。















目黒シネマ
2025年1月

「マリア・ブラウンの結婚」2013年鑑賞分

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