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「女優 岡田茉莉子 デビュー60周年記念」
「霧ある情事」1959年 松竹 監督:渋谷実
土建会社常務の愛人になった女が、ふとした偶然が重なって、誤って人を刺してしまった社長秘書と逃避行する羽目になる。安易な生活に流されてきた女の諦めを見事に演じている。
この映画タイトルが良いよね。キリアルジョージ、何かエリモジョージ産駒みたいで…、![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
冗談はさておき・・・
「四万人の目撃者」「モダン道中 その恋待ったなし」と立て続けに見て、今更ながらであるが、つくずく1958年頃の岡田茉莉子の美しさに参っております。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
今回の特集でも、その年代を中心に鑑賞できればと思います。
吉田喜重の持ち物になる前まで、ね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
この映画では土建会社の室岡常務(加東大介)の妾、園子役。
沖中仕上がりで背中一面刺青の加藤大介の女なんですね。
お妾役でもその美しさから漂う気品が素晴らしいです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
1958年当時の映画ですから濡れ場など皆無なのですが、この美女があの刺青に抱かれてるのかと、妄想を膨らませエロ度を想像する鑑賞は、あまりにも下衆でございましょうか。
お許しくだされ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
美貌、ショートな髪型、着物姿での一挙手一投足。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
洋装になってのファッションの素晴らしさ。
銀幕スターといえる日本人女優は岡田茉莉子1958をおいて他に居ない。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
美しいだけでなく、なかなか可愛らしいのです。
まだまだ女性の自立という言葉が、やっと出始めたという時代でしょうか。
室岡常務に「わしと別れてお前に何が出来るというのだ。贅沢な暮しに慣れたお前は、もう元には戻れない」とくどかれ、悔し泣きをする岡田茉莉子。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
映画の中で岡田茉莉子が抱っこされるシーンがいくつかあって、それが皆、良いんだな。
室岡に抱きかかえられ、じたばたともがきながら連れ去られるシーン。
馬小屋の2階から飛び降りるとき秘書の森野(津川雅彦)にふわっと抱きとめられる岡田茉莉子。
いよいよ森野と結ばれる段でのお姫様抱っこ。
室岡の世話する別の女、水商売の富子(京塚昌子、太ってはいるが、まだ巨大化する前)に対して酒に酔っての舌戦も嬉しくなるくらい可愛らしい。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
前半の園子を中心とした女性映画的なほのぼのな感覚。
後半、物語は突如サスペンス展開となり、津川雅彦と岡田茉莉子の道行、心中か、という流れになるのだが、前半のほんわかムードを引きずっているのか、あまり悲壮感を感じない。
だからサスペンスとして見ると、ぜんぜんドキドキしないんですけど、この不思議な感覚は面白い。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
それもこれも岡田茉莉子の完璧ともいえる美しさがあるからなんでしょうね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
今回の特集。岡田茉莉子さんによるトークやサイン会などイベントも充実しているようですが、
現在ではまた違った魅力をたたえた素敵な老夫人になっているのでしょうが、流石に1958年岡田茉莉子を観たあとではお目にかかりたくはないのでイベントは不参加で。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
60年代半ば以降の作品の後でしたら是非とも・・・。
園子にたかる父親(菅井一郎)の強かさと、当時の現代っ子学生のちゃっかりさを好演した芳村真理もよろしかったです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_smile.gif)
神保町シアター
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「霧ある情事」1959年 松竹 監督:渋谷実
土建会社常務の愛人になった女が、ふとした偶然が重なって、誤って人を刺してしまった社長秘書と逃避行する羽目になる。安易な生活に流されてきた女の諦めを見事に演じている。
この映画タイトルが良いよね。キリアルジョージ、何かエリモジョージ産駒みたいで…、
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冗談はさておき・・・
「四万人の目撃者」「モダン道中 その恋待ったなし」と立て続けに見て、今更ながらであるが、つくずく1958年頃の岡田茉莉子の美しさに参っております。
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今回の特集でも、その年代を中心に鑑賞できればと思います。
吉田喜重の持ち物になる前まで、ね。
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この映画では土建会社の室岡常務(加東大介)の妾、園子役。
沖中仕上がりで背中一面刺青の加藤大介の女なんですね。
お妾役でもその美しさから漂う気品が素晴らしいです。
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1958年当時の映画ですから濡れ場など皆無なのですが、この美女があの刺青に抱かれてるのかと、妄想を膨らませエロ度を想像する鑑賞は、あまりにも下衆でございましょうか。
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美貌、ショートな髪型、着物姿での一挙手一投足。
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洋装になってのファッションの素晴らしさ。
銀幕スターといえる日本人女優は岡田茉莉子1958をおいて他に居ない。
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美しいだけでなく、なかなか可愛らしいのです。
まだまだ女性の自立という言葉が、やっと出始めたという時代でしょうか。
室岡常務に「わしと別れてお前に何が出来るというのだ。贅沢な暮しに慣れたお前は、もう元には戻れない」とくどかれ、悔し泣きをする岡田茉莉子。
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映画の中で岡田茉莉子が抱っこされるシーンがいくつかあって、それが皆、良いんだな。
室岡に抱きかかえられ、じたばたともがきながら連れ去られるシーン。
馬小屋の2階から飛び降りるとき秘書の森野(津川雅彦)にふわっと抱きとめられる岡田茉莉子。
いよいよ森野と結ばれる段でのお姫様抱っこ。
室岡の世話する別の女、水商売の富子(京塚昌子、太ってはいるが、まだ巨大化する前)に対して酒に酔っての舌戦も嬉しくなるくらい可愛らしい。
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前半の園子を中心とした女性映画的なほのぼのな感覚。
後半、物語は突如サスペンス展開となり、津川雅彦と岡田茉莉子の道行、心中か、という流れになるのだが、前半のほんわかムードを引きずっているのか、あまり悲壮感を感じない。
だからサスペンスとして見ると、ぜんぜんドキドキしないんですけど、この不思議な感覚は面白い。
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それもこれも岡田茉莉子の完璧ともいえる美しさがあるからなんでしょうね。
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今回の特集。岡田茉莉子さんによるトークやサイン会などイベントも充実しているようですが、
現在ではまた違った魅力をたたえた素敵な老夫人になっているのでしょうが、流石に1958年岡田茉莉子を観たあとではお目にかかりたくはないのでイベントは不参加で。
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60年代半ば以降の作品の後でしたら是非とも・・・。
園子にたかる父親(菅井一郎)の強かさと、当時の現代っ子学生のちゃっかりさを好演した芳村真理もよろしかったです。
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