JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「濡れた唇 しなやかに熱く」

2009-03-18 | 映画(DVD)
WE ARE THE PINK SCHOOL!
日本性愛映画史 1965-2008
=70年代黄金期=

「濡れた唇 しなやかに熱く」1980年 ミリオンフィルム 監督:中村幻児

小川恵のちょっぴりファニーな可愛らしさと白い肌の魅力全開の青春映画。大胆な構成と技巧派の演出にも注目。

BGM選曲が良い。
エロシーンでこんな曲がかかっていた。Thousand Island Park 懐かしくて泣きそうになった。


他にも喫茶店では80年頃のテクノな曲(曲名は解りませんでした)など・・・

シナリオライターを目指す青年(楠正道)と会社の上司に振られた女(小川恵)がひょんな事から知合い互いに惹かれて同棲を始める。
友人のシナリオがテレビドラマに採用され祝福をしつつも嫉妬と焦燥に駆られる男。しかし、友人の成功には自分の彼女をプロデューサーに抱かせていたという裏があった。そこまでやってもシナリオは書き換えられていた。失望した友人は心中してしまう。
女心の浅はかさで小川恵も恋人のためにプロデューサーに身を任せる。それのよって大切なものを失ってしまう。
まったく解っちゃいないバカ女なんだけど・・・
ただ分かれ方のエンディングとしては暗さがなくスッキリ。

楠正道がシナリオライター志望の青年(これがいい奴)を好演。この男優の好感度大。

さて、この映画ではもう1人、同様に青春を演じている男が・・・・
キスマラソンの実況担当。快楽亭ブラック(当時は立川カメレオンか立川レーガンだったか?映画俳優としては立川ぽるの)
師匠、お若い!この頃はまだ、チャック・ファスナーの頃から変っていない。

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