「苦役列車」
久しぶりにド嵌りとなってしまった小説家、西村賢太原作ものが映画になった(映画化するなら、そりゃ、芥川賞受賞作って事になる)というので複雑な気持ちで静観しておったところ、うっかり見逃しちゃいました。新文芸座ではこの時期、前年の話題作を特集してくれるので重宝。
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「追悼! 大島渚」
「絞死刑」
在日朝鮮人Rの強姦致死罪での絞首刑が失敗。所長や検事、看守たちは、刑の再執行のため、心身喪失状態のRに罪の記憶を取り戻させようと躍起になるが・・・。
「飼育」と本作を見て、良い悪いは別として、大島渚監督初期作品はメッセージ性をエネルギッシュに迸らせる、なかなかこれだけの映像作家は . . . 本文を読む
「素晴らしき哉、SHOWBIZ人生!」
「可愛い花」
幼い頃離ればなれになった可憐なふたごの姉妹が再会し、デュエット・コンビとして華々しく世に出ていく──。ザ・ピーナッツの同名ヒット曲をもとにした明朗歌謡篇。エミ&ユミが息のぴったりあった歌声を聞かせてくれる。
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「追悼! 大島渚」
「飼育」
太平洋戦争末期、墜落した米軍機に搭乗していた黒人兵を村人たちが飼育する物語。大江健三郎の同名小説では黒人兵と少年の交流が主題だが、この作品では黒人兵を狂言回しに、戦争末期の山村の混乱ぶりと、権威にへつらい弱者を虐げる村人たちの醜悪さが描かれる。松竹を退社したばかりの大島渚による傑作。 . . . 本文を読む
浦和学院、猛打で初制覇=済美を17―1で圧倒―選抜高校野球
第85回選抜高校野球大会最終日は3日、甲子園球場で決勝が行われ、浦和学院(埼玉)が済美(愛媛)を17―1で破り、春夏を通じ甲子園初優勝を飾った。 . . . 本文を読む
銀座シネパトス45年の歴史に幕 昭和の面影ファン行列
渋谷のシアターNに続いてまた一つ東京の名画座が消えて行きました。
とても個性的な企画を上映してくれていたこの2館の閉館は本当に寂しいですね。
特に三原橋は歴史もあり、昭和の香りを残すまさにグラインドハウスの名に相応しい場末感があったので残念でなりません。 . . . 本文を読む
「ベルリン・アレクサンダー広場」
第一次大戦敗戦の痛手で社会は不安定を極め、失業者は日々増加し、犯罪が横行していた。またナチスと共産主義者の対立も激しさを増していた。その半面ベルリンはヨーロッパ有数の大都市として爛熟した文化が花開いた。そんな激動の時代を一人の”普通”の男、フランツ・ビーバーコップが辿る受難に満ちた物語である。
第14話[エピローグ]ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー:フランツ・ビーバーコップの夢についての私の夢。
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