12月2日
昨日の早朝、母親と話してから、慌ただしく時間が流れている。
まず、大阪駅で予約していた新幹線をキャンセル。そっから環状線で鶴橋に向かい、近鉄特急に乗り換えると8時すぎに津へ到着。自分としては懐かしい津駅西口のベンチに座り母親を待つ。十何年か前、この西口を抜けて高校へ通っていた。そして今、あの頃の自分と同じように高校生が自分の前を通り過ぎていく。あの頃はじいちゃんもばあちゃんも丈夫でピンピンしていたのに。Time goes by・・・か。感傷にふけりそうになった時、母親の車が見えた。
12月1日のAM2時20分、ばあちゃんはじいちゃんの所に行ってしまった。倒れてから一週間。みんなに最後会う時間を作るために、ばあちゃんは頑張ったんやろな。そう納得する。しかない。
ばあちゃんの家に到着。おじさんがお通夜とお葬式の段取りを決めたり、ご近所の方が部屋の掃除をしたりでえらくバタバタしている。で、そんなこと全然関係ない僕は、ばあちゃんの枕元へ。ずいぶん穏やかな顔で眠っている。
「ばあちゃん。最後は間に合わんだわ。ごめんな。」心の中でそう話しかける間にばあちゃんの顔が見えなくなる。
それからここまでは、入棺・お通夜・告別式という怒濤の流れに。そして、とうとう、ばあちゃんが骨になった。その真っ白な骨を見た時、はっきり僕は自覚したのだった。ばあちゃんはもういない。悲しみも寂しさもどこかに行ってしまい、あきらめだけ残った。といった感じかな。
今、僕の頭の中には遺影の中で笑ってるばあちゃんの顔だけがキラキラしている。
昨日の早朝、母親と話してから、慌ただしく時間が流れている。
まず、大阪駅で予約していた新幹線をキャンセル。そっから環状線で鶴橋に向かい、近鉄特急に乗り換えると8時すぎに津へ到着。自分としては懐かしい津駅西口のベンチに座り母親を待つ。十何年か前、この西口を抜けて高校へ通っていた。そして今、あの頃の自分と同じように高校生が自分の前を通り過ぎていく。あの頃はじいちゃんもばあちゃんも丈夫でピンピンしていたのに。Time goes by・・・か。感傷にふけりそうになった時、母親の車が見えた。
12月1日のAM2時20分、ばあちゃんはじいちゃんの所に行ってしまった。倒れてから一週間。みんなに最後会う時間を作るために、ばあちゃんは頑張ったんやろな。そう納得する。しかない。
ばあちゃんの家に到着。おじさんがお通夜とお葬式の段取りを決めたり、ご近所の方が部屋の掃除をしたりでえらくバタバタしている。で、そんなこと全然関係ない僕は、ばあちゃんの枕元へ。ずいぶん穏やかな顔で眠っている。
「ばあちゃん。最後は間に合わんだわ。ごめんな。」心の中でそう話しかける間にばあちゃんの顔が見えなくなる。
それからここまでは、入棺・お通夜・告別式という怒濤の流れに。そして、とうとう、ばあちゃんが骨になった。その真っ白な骨を見た時、はっきり僕は自覚したのだった。ばあちゃんはもういない。悲しみも寂しさもどこかに行ってしまい、あきらめだけ残った。といった感じかな。
今、僕の頭の中には遺影の中で笑ってるばあちゃんの顔だけがキラキラしている。