いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

変化

2006年07月11日 | 日記、独り言
今日の夕方5時。
「肩こりなんですけど、これからやれますか?」
とお問合せ。

「30分以内に来れたら、可能ですが、
その後は10時近くまでいっぱいです。」
そうお答えしたところ
「すぐ行きます。」ときっちり30分でお見えとなる。

この後の施術が立て込んでいたので、
以前ならお断りするところですが、
最近は疲れも感じず、施術時間も、効果も
安定してきたので、問題なくやれると思った。

5時以降はこれで、ずっと施術をしっぱなし。
この後5人の施術でした。
初めはこの施術でもやはり慣れないうちは、疲れたけど、
最近はほとんど疲れはない。

その代わり施術中の集中力だけは切らさないよう、
心掛けようと思う。





常識

2006年07月10日 | 不思議な世界シリーズ
「こんな物足りない手法でよくなるわけがない。」
「私はもっと強い刺激でないと効かない。」
一般的な整体や、マッサージ、カイロなどを受けなれた方は
受けてみてまず、そう感じる方もいるかも知れない。

しかし、次第にこの感覚と効果を受け入れ始めると
今まで受けてきた手法が
今までやってきた手法がいったいなんだったのかと、
感じてくる。

いた気持ちいい刺激を与え、受ける側もそんな刺激を好む。
その場ではよくても、それで最終的にはよくならない。
前にやっていた手法は強い刺激であり、それが大きな効果を
出すことがあった。
けれども、実際に自分が極度の不調のときに、その刺激を
受けると悲鳴を上げるほどの痛みを感じた。
実際に施術している私自身もそうだったのですから。
それでもある程度の効果はあり、楽にはなったが、
また、あの痛みを味わうのはかなりの勇気がいること。
それでも、後でもみ返しがないのがすごいとは思う。
やり方次第で良い効果を出す可能性は感じるが、
患者の負担も大きい。

ある全く別の手法を受けて、逆に悪化させて来たような方も
よく見かける。もみ返しがひどく、触るだけでも痛がる。
もみなれた身体の人は、身体が鉄板のような人もよく見る。
力加減の問題もあろうが、方法自体に問題を感じてしまう。

それでも、私が初めて、この施術を受けたとき
「こんなやわな手法でよくなるはずがない。」
そう思ったものです。

でも、実際に痛みが消える。
その現実を身をもって実感しながらも、
まだ、納得できない自分がいる。
自分なりになぜ、そうなるのか考え
現実をなんとか受け入れようとするが、
どうしても納得がいかない。
現実に痛みがなくなっているのは事実なのに。

それは、いままでの常識にしっかり自分が
とらわれていて、それが正しいと思い込んで
しまっているから
「刺激はしっかり入れないと効かない。」
「こんな簡単によくなるはずがない。」
「近代医学、病院、医師のいうことに間違いはない。
だから、こんな方法で治るわけがない。」

そんな考えがジャマをして、現実を受け入れず
逆に「これは気のせいでそう感じるんだ。」とか
「マグレでよくなったんだ。」など考える。

でも、この手法で、多くの症状や件数の痛みを解消していく
のをこの目で、また、自分自身の体で、そして自分の手で、
実感し、マグレでも、気のせいとはとても言えない。

そうしてようやく今までの常識が間違えていたという
確信をもつようになった。
今までの常識のすべてが間違えではないが、
すべてが正しいわけではない、そう思うようになった。

常識。
それを確かめること無しに信じ、それが正しいと思い込む。
それはあまりにも軽薄。
しかし、権威やマスコミの力でそう思いこまされてしまうのは
私を含めた社会の常識か。





痛くない施術

2006年07月08日 | 自然形体療法
先日足のしびれでみえた方は背中の片方が盛り上がり
背骨もかなり歪んでいる。

なんだろう?と思い相手に確認すると、
昨日ある施術院で背中をグイグイと
やってもらったという。
それも結構ハードに。

背骨が歪んでいるからと、
そこで言っていたそうですが、
歪みもまだあれば、やられすぎて筋肉も張っている。
いわば、壊されたみたいなものです。

この方は強めの刺激が好きなのかとも思ったが
その施術院も
「痛くない施術」と言っていたそうです。
「かなり痛かった」とこの方は言う。

痺れは取ったものの、その背中は、
なかなか回復せず、不十分に終わる。
しかし「今までで一番気持ちいいやり方でした。」と
それでも満足していかれ、このまま続けてやってほしいと
言われたのですが、私の都合でできず、次回の予約を入れて
頂くことに。

別の今日見えた方。
肩こりと腰痛が時々あるという。
身体はしまっているけど、変な張りは少なく、
ところどころの歪みとコリをとり、
やっている私が、やりやすい身体の状態だと
感じるほどなので、
「あまり、もんだり叩いたりはしないのでは?」
と聞くとその通りだという。

その方が「背骨の歪みもとれますか?」と聞くので
「はい、もうきれいに整えました。」と答える。
背骨の調整も、骨盤も施術に全く痛みはないので
意外そうでした。
身体は快調になり、
今度は奥さんをやって欲しいと。
「なんでも、痛いのが苦手なので、これなら
薦められます。」とのこと。


以前は「物足りない」「もんでほしい」
という方もいたのですが、
技が上達してきたのか
最近は「この施術のほうが気持ちいい」と
言ってくださるかたばかりになった。

自惚れないよう注意しつつも、
ちょっとうれしい。

でも、本当の目的は痛みや不調をしっかりとり、
気分もよくなること。
ただ、それが心地よい状態で受けられるのなら、
それに越したことはない。




半月板の損傷

2006年07月07日 | 膝痛 肉離れ 打撲 捻挫 O脚
施術中の会話。
患者さんのお子さんがスポーツをされていて、
膝の半月板を痛めたことがあり、
病院で診ていただいたところ
「手術をしないと治らない。」と言われたそうです。

「それで、手術はせず、ほっといたら良くなってしまったんです。
これって何なんですかねえ?」

半月板損傷の手術をしても痛みがなくならず、
ここで筋肉を緩め、関節を調整したただけで、
痛くなくなった方もあり、
それと同様に痛みの原因は半月板の問題ではなく、
そんな問題だったのかもしれませんねと話しました。

手術をしないと治らない場合もあるのかもしれない。
けど、医師は他に原因がないのかと、考えたのだろうか?

しかし、そう考えたとしても、
その治療は医者にはできないのかもしれないと思った。
湿布や電気、マッサージでは回復できないのだから。

幸い、その子は自然に回復し、
今も元気に部活で活躍しているそうです。

当然、私の出番もありませんでした。

椎間板ヘルニアの解消

2006年07月06日 | 腰痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛
前回記事の続き。

椎間板を牽引する手法で、効果を出して、症状が改善しても
時間の経過とともに、症状がまた現れる。
それは、もちろん牽引して形を戻しても、
身体を支える負担がかかり、椎間板がつぶれてゆくからです。
それは、そこの筋肉などの状態もそれに伴い
負担を生じます。

そこで、牽引をはじめ、筋肉や歪みなどの問題を解き、
再び症状を取り除いてゆくことを繰り返します。
完全に正常な椎間板の状態を取り戻すには、
やはり、時間がかかるようですが、
本人は、これまでの苦痛が大きく改善され、
副作用も心配なく回復してゆけます。

近代医学でも認識しているように、
ヘルニアは次第にひっこんでゆきます。
ただし、ヘルニアを起こしたそもそもの原因を無視して
いれば、その回復はありません。

本当の原因。
それを、本人がしっかり認識していただくことが大切です。

つづく


千葉市の心身回復室 いっぽ自然整体院

椎間板の牽引

2006年07月05日 | 腰痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛
椎間板ヘルニアと診断され、
腰痛や坐骨神経痛でここに来られた場合、
7/4の記事のように牽引が無意味な場合と有効な場合があり、
牽引により、痛みが取れた場合は痛みの原因は椎間板の問題が
あったと考えることになります。

しかし、その場合すぐに効果が出るのが多い。
その手法を行えばその時点で痛みの軽減または消失がある。
ではなぜ、病院等で、何ヶ月も毎日のように牽引しても
よくならないのか?そんな疑問がわく。

考えられるのは、牽引だけしか行っていないからではないか
ということ。
身体の歪みをそのままにして牽引したら、余計に椎間板を
ねじってしまうので牽引の効果がだせない。

椎間板のヘルニアしか、原因を見ていないということ。
症状の原因はそこにヘルニアがあるからというのは、
短絡的だということ。
例えば病院で、MRI検査をしてヘルニアがあると確認され、手術を
しても症状が消えなかったり、健康な人でもヘルニアが確認
されても、症状がないということがあるからです。

ここの施術で、牽引の手法を行い、すぐに効果をだせるのは、
歪みや、筋肉の緊張、、椎間板ほか色々な手法から原因を
探してゆきます。
その中で牽引が効果を出す場合、
椎間板にも問題があると判断しますが、
症状の原因は一つではなく、
いくつかの原因が絡み合う場合が多く、
その一つひとつを取ってゆくことで症状を消してゆくのです。




ヘルニアによる坐骨神経痛

2006年07月04日 | 腰痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛
坐骨神経痛。
座っているとお尻からふくらはぎにかけて痛み、
立ったり、座ったりするたびに痛む。

昨年夏から痛み出し、今年の3月に病院で椎間板ヘルニアと
診断を受ける。
しかし、MRIなどの検査はせず、どこがヘルニアなのかは
わからないが、脚上げなどの検査でそう診断をされた様子。
牽引と痛み止めの治療?を続けるが改善せず、
ここに来院。

身体が柔らかくなり、2回の施術で動いての痛みは無くなる。
長時間の座ったときの痛みは様子をみないとわからないが、
本人は、十分に満足している様子。

ここでも椎間板を回復させる手技はあり、この方にも
行ってはいますが、この場合はあまり意味はないのかも
知れない。
その技を使わないでも、痛みがなくなるからです。
身体の緊張をゆるめることで、痛みはなくなりました。
つまり、この方の坐骨神経痛は椎間板ヘルニアが原因ではないと
いうことになります。

それなのに、原因をヘルニアと決め付けて
いくらそれを引っ張っていても、無意味。

でも背は伸びる効果はあるか。