いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

セッション

2014年04月25日 | 健康
良くなるときと、良くならないときのそれぞれに
共通したことを感じる。
良くなるときは、相手の状態や精神状態が
しっかり伝わって来る。
施術による反応が早くでる。
精神的状態が施術者である私も、患者も前向きの状態。
症状が起きてから比較的早い時期であること。
体の柔軟性がある。
考え方に柔軟性がある。

これらは施術者と患者との関係や、
それぞれの状態と思う。
相手の状態が伝わる、反応が早いのは
相手の状態のことだけではなく、
それを感じることができる施術者自身の状態も
重要なことです。

症状の発生から早い時期に対応するのは
患者自身によることですが
心身の柔軟性は患者も施術者も
共に重要なことと思います。

施術をセッションということがあります。
「セッション」という言葉は
かなり曖昧な感じなのですが
いろんな分野でそれぞれ違った感じで使われます。
わたしは音楽でいう「即興的合奏」という意味が
施術におけるセッションに近いように思います。

お互いが柔軟に相手に合わせたり
変化しながら調和し、いいものを生み出していく、、
施術は一方的な行為ではなく
患者とのセッションと言えるかと思う。



違い

2014年04月18日 | 健康
当院の施術は、確かに従来のマッサージや指圧、按摩とは
違ったやり方ではあります。
それらと比較すれば、より優しく、より繊細なことや
原因を追求できる理論が構築しやすいことなどが
挙げられるのですが
従来の手法や当院の手法以外のその他手法でも
不調の解消を実現しているものは多くあると
思います。

しかし、当院の実績に限らず、どんな手法でも
絶対ではない。
何事にも絶対に○○ということはないだろうが
少なくともそれに近づけて
絶対とは言えずとも
極力結果として治ってもらいたいと思う。


良くなるときと、良くならないときのそれぞれに
共通したことを感じる。
良くなるときは、相手の状態や精神状態が
しっかり伝わって来る。
施術による反応が早くでる。
精神的状態が施術者である私も、患者も前向きの状態。
症状が起きてから比較的早い時期であること。
体の柔軟性がある。
考え方に柔軟性がある。

対して良くならない時は
上記の逆であると感じることが多い。

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛

2014年04月16日 | 健康
3月末、来院の30代女性。
腰痛と足の痛みで特に脚の痛みで
寝ることもできない。
椎間板ヘルニアと病院で診断され、
痛み止めを処方されるが一向に痛みは減らない。
詳しくMRIを取ろうとするも
上向きに寝るのが痛く、MRI装置に寝られない。
「寝るのが痛くなくなったら取りましょう。」
と言われた。
、、、、痛くなくなったら
撮る必要ないでしょうが、、と思うが
なんとかならないものかと当院に来院。

横向きならなんとか寝れるので
横向きで施術。
短時間なら上向きでも寝られるようになった。
施術5回目ではもう上向きで痛みはでなくなった。
日常の痛みも大体無くなり
あと数回で終了かと思われる。


よく「病院で良くならないものが
ここでの施術で治った。」という表現で
宣伝するのを見かける。
うちのホームページ等でもそういう感じで
記載していたこともあったと思う。
薬も使わないし、手術をするわけでもない。
法的に整体師は治療や診断など
医療行為はできません。 

治ったのは結果であって
もちろんそれを最終的目的に
私も施術し、患者もそれを求めてくる。
しかし、施術はいわゆる「治療」ではない。
行っている施術は簡単に言えば、
疲労を流す、緊張をなくすといったことだけです。
その結果「治った」ということであり
行っているのは単純に言えば
疲労を流す、緊張をなくすといったことだけです。
それを「治療」といったら巷のリラクゼーションサロンや
足裏マッサージだって「治療」となるが
違いは「結果」です。

では「結果として治らない施術」と
「結果として治る施術」の違いはなんなのだろうか。
また、当院でもなかなかいい結果が
出てこないことだってある。
そのように「治るとき」と「治らないとき」の
違いはなんなのだろうか。  続く

生物

2014年04月08日 | 日記、独り言
昨日は花見がてらに多摩動物公園へ行ってきました。
平日でお客は少なく、ゆっくりと見て回れました。

昆虫館、鳥や動物ゾーンといろんな生き物をみていくうちに、
さらに水中の生き物や植物を含めたら
どれだけの種類になるのか想像させられました。
ここで見られるのは
ほんのわずかな種類でしかないのですから。

人の身体を観る仕事がら、
皆ちがった特徴、性格、行動をしていることで
どうすれば良くなるのかといつも悩まされますが、
逆にみればそれが人の面白さでもあります。

動物、虫、鳥などがそれぞれちがった習性や生き方を
していながら、今日までその種を維持していることに
畏敬の念を覚えます。

そしてその動物や虫たちでさえ、
一匹一匹が全く同じではない。
個性をもっている。



春と花粉症と手法理論

2014年04月05日 | 日記、独り言
今朝は昨日の強風で飛ばされてきた桜の花びらが
ところどころに散らばっていました。

このところ肌寒い気温が続いています。
それでも気温は15度くらい。
真冬の頃なら暖かく感じるでしょうが
身体は春の感覚に馴染んでいるため
今は寒く感じる。
冬の身体感覚と春の身体感覚の違いを感じます。

この時期花粉症に悩む方も多い。
この花粉症も冬から春の体に変化するための
反応と私は考えています。
冬のあいだ、寒さに耐えるために貯めていた脂肪や
寒さに耐えていた疲労、緊張状態などが、
春になりそれが排出され、ゆるんでくる。

心身がゆるむと感覚が敏感になります。
気温の感覚が変化するのも身体がゆるんでくるからではないか。
くしゃみ、鼻水は身体から不要なものを
どんどん出そうとする反応として
花粉を利用して出そうとするのではと考えています。

つまり、冬に溜まった疲れの解毒、デトックスが
花粉症の症状となっているということです。
その対応として、その解毒をスムースに早く行わせるのが
整体的な対応なのかもしれません。

いままでは、頚椎の歪みに重点を置いていた
花粉症対応でしたが、
頚椎の歪みは血行の妨げの問題としての一部であり
さらにトータルの流れも改善してゆくべきと思います。

実際には施術は今までもトータル的に行っていたわけで、
それが変わるわけではありませんが
理論的な違いにより
観ること、注意点は変わります。