11月16日のNHKためしてガッテンで放送した内容です。
日本人の8割が一度は経験するといわれているつら~い「腰痛」。
実は、ここに「国民的大誤解」があることがわかってきた。
それはなんと
「腰痛の85%が原因不明」という事実。
さらに、主犯と考えられていた椎間板ヘルニアさえ、犯人じゃない!?
様々な論文で、ストレスが高まると「腰痛」が増えることが指摘されていましたが、その理由は解明されていませんでした。
そこで、福島県立医科大学が、原因不明の腰痛患者の脳血流量を調べたところ、なんと
7割の腰痛患者が、健康な人に比べて血流量、つまり脳の働きが低下していた。
アメリカのノースウエスタン大学がさらに詳しく調べると、活動が特に低下しているのは「側坐核(そくざかく)」という部分であることが分かってきた。
「側坐核」は、痛み信号が脳に届くと、鎮痛物質を働かせる命令を出すと考えられている。
これによって、脳は大きな痛みを自動的におさえていたのです。ところが、慢性的なストレスを受けると、側坐核の働きが低下。鎮痛物質に命令がいかないので、痛みがおさえられず、激痛を感じてしまうのです。
ストレスが痛みの原因を作るのではなく小さい痛みを強めて激痛を生み出すことが分かってきました。
以上ためしてガッテンHPより
ヘルニアで手術しても良くならない。
それは当院に来られる方の多くが経験していることで
なにを今更と思うような事ですが、
実際に医師側がテレビでヘルニアが原因ではないと言うことは
大きな前進だと思う。(それでも医師の大多数は認めないのかも知れないが)
レントゲン、MRIを撮ってヘルニアがあれば
診断は「椎間板ヘルニアですね。」でよかった。
でも、治療はブロック注射、痛み止め、牽引、湿布などしかない。
しかも手術してヘルニアをなくしても症状は消えないという例は多々あるので
最近は手術はよっぽどの問題がないと行わない。
ヘルニアが原因ではないことが多いということは
医師も薄々気づいているのではと思う。
かといって他に原因は?となれば科学的根拠がないので
何とも言いようがなく結局ヘルニアに罪をかぶってもらうしかなかった。
「国民的誤解」はそんな医師側の問題もあるけど
患者側も納得できる原因を求めるために医師の診断を期待する。
「私はヘルニアなんだ。」という診断を獲れば
もう原因に悩む必要はなくなる。
しかしデーターではヘルニアによる腰痛の割合は5%くらい。
脊柱管狭窄やすべり症を含めても10%程度でしかなく
85%は原因不明となっていた。
診断はヘルニアでも治療は大したことをするでなく
症状はなかなか良くならない。
症状の原因が違うからである。
ヘルニアで当院に来る方に「ヘルニアが症状の原因とは限らない。」と
お話をすると多くの方は理解されるのですが
それでも若干の方はそれでも医者の話を信じきっている。
(そこで治らなかったのに)
番組では脳の血流悪化により痛みを増幅しているのが原因としている。
血行不良が様々な問題を起こすということも今更ではあるけど
それがデーターとして検証されたことは意義が大きい。
実際には腰痛だけでなく、様々な問題が脳の血行不良で増幅されるとも
言えることになるので脳の血行を良くすることが他の症状の改善につながる可能性になります。
そのために必要なのは
患者自身の生活習慣、考え方、行動。
本当は患者自身も心の奥底では、それを解っているのかも知れません。
しかし、それは勇気や大きな苦労が必要と思い込み
なかなか行動に移せないという場合が多いのではないでしょうか。
だから、「椎間板ヘルニア」という大義名分、お墨付きをもらうことで
自分を変えることから逃げるよりどころに利用しているのかも。
それは私自身も同様。
私も自分を変えなくてはならないと思うところは沢山あるのに
何かしら理由を付けては実行をせず、
やっても三日坊主だったりと、、、、、
そして後になって反省するコトばかり。
日本人の8割が一度は経験するといわれているつら~い「腰痛」。
実は、ここに「国民的大誤解」があることがわかってきた。
それはなんと
「腰痛の85%が原因不明」という事実。
さらに、主犯と考えられていた椎間板ヘルニアさえ、犯人じゃない!?
様々な論文で、ストレスが高まると「腰痛」が増えることが指摘されていましたが、その理由は解明されていませんでした。
そこで、福島県立医科大学が、原因不明の腰痛患者の脳血流量を調べたところ、なんと
7割の腰痛患者が、健康な人に比べて血流量、つまり脳の働きが低下していた。
アメリカのノースウエスタン大学がさらに詳しく調べると、活動が特に低下しているのは「側坐核(そくざかく)」という部分であることが分かってきた。
「側坐核」は、痛み信号が脳に届くと、鎮痛物質を働かせる命令を出すと考えられている。
これによって、脳は大きな痛みを自動的におさえていたのです。ところが、慢性的なストレスを受けると、側坐核の働きが低下。鎮痛物質に命令がいかないので、痛みがおさえられず、激痛を感じてしまうのです。
ストレスが痛みの原因を作るのではなく小さい痛みを強めて激痛を生み出すことが分かってきました。
以上ためしてガッテンHPより
ヘルニアで手術しても良くならない。
それは当院に来られる方の多くが経験していることで
なにを今更と思うような事ですが、
実際に医師側がテレビでヘルニアが原因ではないと言うことは
大きな前進だと思う。(それでも医師の大多数は認めないのかも知れないが)
レントゲン、MRIを撮ってヘルニアがあれば
診断は「椎間板ヘルニアですね。」でよかった。
でも、治療はブロック注射、痛み止め、牽引、湿布などしかない。
しかも手術してヘルニアをなくしても症状は消えないという例は多々あるので
最近は手術はよっぽどの問題がないと行わない。
ヘルニアが原因ではないことが多いということは
医師も薄々気づいているのではと思う。
かといって他に原因は?となれば科学的根拠がないので
何とも言いようがなく結局ヘルニアに罪をかぶってもらうしかなかった。
「国民的誤解」はそんな医師側の問題もあるけど
患者側も納得できる原因を求めるために医師の診断を期待する。
「私はヘルニアなんだ。」という診断を獲れば
もう原因に悩む必要はなくなる。
しかしデーターではヘルニアによる腰痛の割合は5%くらい。
脊柱管狭窄やすべり症を含めても10%程度でしかなく
85%は原因不明となっていた。
診断はヘルニアでも治療は大したことをするでなく
症状はなかなか良くならない。
症状の原因が違うからである。
ヘルニアで当院に来る方に「ヘルニアが症状の原因とは限らない。」と
お話をすると多くの方は理解されるのですが
それでも若干の方はそれでも医者の話を信じきっている。
(そこで治らなかったのに)
番組では脳の血流悪化により痛みを増幅しているのが原因としている。
血行不良が様々な問題を起こすということも今更ではあるけど
それがデーターとして検証されたことは意義が大きい。
実際には腰痛だけでなく、様々な問題が脳の血行不良で増幅されるとも
言えることになるので脳の血行を良くすることが他の症状の改善につながる可能性になります。
そのために必要なのは
患者自身の生活習慣、考え方、行動。
本当は患者自身も心の奥底では、それを解っているのかも知れません。
しかし、それは勇気や大きな苦労が必要と思い込み
なかなか行動に移せないという場合が多いのではないでしょうか。
だから、「椎間板ヘルニア」という大義名分、お墨付きをもらうことで
自分を変えることから逃げるよりどころに利用しているのかも。
それは私自身も同様。
私も自分を変えなくてはならないと思うところは沢山あるのに
何かしら理由を付けては実行をせず、
やっても三日坊主だったりと、、、、、
そして後になって反省するコトばかり。