いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

オスグット病の原因は一つではない

2019年03月22日 | オスグット、成長痛、セーバー病
近年、オスグット病の原因は 
太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋の硬さにより
膝下の骨がひっぱられて起きるということが
一般的にいわれるようになりました。

15年くらい前までは成長痛として
「成長に伴う痛み」だとか訳のわからないことを
原因にあげていたり、
「骨に水がたまるため」とかいって
ドリリング術という骨に穴を開ける手術をしていた。
未だにそういうことをいう医師もいますが、
近年は大腿四頭筋の硬さが原因という医師のほうが
多いだろうと思います。

最近はこのオスグット病を治すという施術院や
病院が多くなっていますが、
単純に大腿四頭筋をゆるめればいいと
思っているのではないかと心配になります。
来院される方々に
そういう施術院や、病院にいっていたが
一向に良くならないという方が増えているからです。

以前ならオスグットについての理解がない
施術院、病院が多かったから
他の治療を受けていたけど良くならないという
ケースが多かったのですが、
今はホームページなどで「オスグットは治ります。」と
書き込んでいるからそこに行ったら
やはり良くならない
というケースが多いということです。

いっぽ自然整体院のホームページでも
オスグットの原因として大腿四頭筋の硬さは述べていますが
原因は一つではありません。

ホームページでは
「当院はオスグットの施術だけでなく、
全身の調整、体の使い方、自己メンテナンスのアドバイス、
精神面のケアなどトータルで回復をお手伝いします。 」
と記載しています。

なんで全身なのか、
なんで精神面までみるのか、
なんで体の使い方のアドバイスが必要なのか、
単なるサービスということではなく、
オスグットを解消するために
すべて必要なことだからです。

ひとつの例として
大腿四頭筋どころ身体がとても柔軟な子でも
オスグットになります。
大腿四頭筋の硬さが原因なら
この子はオスグットにならないはずです。

四十肩、五十肩、肩こり、寝違え、慢性肩こり
オスグット病、シーバー病、へバーデン結節,
慢性腰痛、ぎっくり腰、坐骨神経痛、自律神経失調症など
心地よく、改善解消する千葉市中央区の整体院


健康の維持、増進。健康長寿。
心身の不調解消に真剣に取り組む整体院

オスグットを治す

2018年02月22日 | オスグット、成長痛、セーバー病
最近はホームページで
オスグット病が治ると掲載している整骨院、整体院が
多くなった。
当院でもオスグットを改善解消を記載している。
というか、そもそも「オスグットは良くなる」と
言いはじめたのが当院の手法である
自然形体療法だったのだが
今はどこもオスグットは治ると宣伝はする。

しかし、
来院される子供たちの中には
いまだに
病院や他の整骨院、整体院にいっていたけど
良くならないために、
当院に来たというケースが多くある。

前にいっていたところでは
どんな治療をしていたのかを聞くと
いまだに電気をあてる治療をしていたという。
あとで少し、マッサージ的なことをしたり
ストレッチしたりしたりということです。

そんなところでも、
今はオスグット治療の専門だと
ホームページで宣伝しているそうです。

当院との違いは何なのかといえば
そういったところは患部ばかりの施術が多く
当院が全身どころか生活、身体の使い方、
さらに心さえも診るといった
トータル的な診かたを心がけていること。
そして、
そのために1回の施術にかかる時間が
大幅に長いことが考えられる。

ストレッチも他とはやり方が違う。
見た目は大きな違いはないかもだが
中身は大きく違う。

さらに当院の基本である
「自分で治す」ということをもとに
自己療法が加わる。

そこまでしても、
回復にてこずるケースもあるが
他の治療に比べれば効果をだしていることに
間違いはないと感じる。

オスグットが治ると宣伝する
治療院等が増えても、
実際の施術効果のないところが多ければ
また「オスグットは治らない」と
思われてしまうことになる。

そうなると、つらい思いをするのは
子供たちになる。

オスグットを治す?

2016年12月27日 | オスグット、成長痛、セーバー病
来院するオスグットでの患者さんで
他の整体や整骨院で施術していたという方は多い。

そういうことは以前からあるのですが
最近はネットでホームページを見て
オスグットがよくなると書かれているのを
確かめてそういった施術院へ行ったのに
あまりいい結果が出ないかったという方が増えている。

それでもあらためて当院を試そうとしたのは
まさにホームページの内容が詳しくかかれているという
ことからでした。
 
近年オスグットの認識が変わり
病院でも単に成長痛だということは言わなくなってきた。
それに伴い、オスグットを治すという施術院も
増えてきました。
しかし、実際にはオスグットが治ると宣伝していながら
オスグットの対応が十分できない施術院がが多い。

病院の成長痛の認識が変わったのはよいことだが
今度は施術院の質という問題が出てきた。

オスグット解消

2014年03月28日 | オスグット、成長痛、セーバー病
新学期までにオスグットを解消したいと
先々週、先週にかけて3人の子が来院。

バスケット、野球、サッカー、とそれぞれ違う競技をしている。
比較的早期で軽度な状態の子ばかりでいずれも5回から8回で
終了となった。

状態によっては10回以上かかる場合もあるので
早期に、軽度のうちに来ていただくのが
当人もわたしにとっても幸いなことです。

考え方によっては長期間通ってもらうことのほうが
当院にとっては収入になるわけでそのほうがいいと
思われるかもしれないが
それよりも、早く良くなってくれた方が嬉しい。

重篤な状態や、体が極端に硬い場合は
根本からしっかり改善してゆかないと
回復の速度は早まらない。
根本とは体の柔軟性だけでなく、精神的なことも
含まれていく。

長期間の不調は心までも硬くなってしまうことが
多いと感じる。

かかとの痛み

2014年03月21日 | オスグット、成長痛、セーバー病
20代女性。
1週間前から両かかと周辺が痛み歩行がつらい。
セーバー病などスポーツをする子供と違いこの方は
運動はほとんどしない。
日常生活での歩行程度。

足はむくみと張り、冷えがある。
痛みはかかとと足首全体にある。
施術と歩行法のアドバイスを行い初回で6割ほど
痛みは軽減。
2日後は来院時にはさらに改善されており
あと少し痛みという程度になっていた。

原因は疲労の蓄積が大きな要因。
そして関節のずれや、歩き方などが加わっていたと
思われます。
運動をしていなくとも、生きている限り疲れは生じます。
その疲れは体が動くことで流される。
心臓の圧力だけでは不十分です。

話によると1ヶ月前に仕事を辞めており
通勤で歩くこともなくなったのが原因かもと。

運動のしすぎで痛める人もいれば、
しなさ過ぎで痛くするひともいる。

追記、3日後来院時はすでに足、かかとの痛みは無くなっていた。
他に気になることは?と聞くと顔やせしたいというので
顔痩せ施術をその日は行うこととなった。

オスグット、長期化

2013年08月11日 | オスグット、成長痛、セーバー病
このごろオスグットの回復に時間がかかるケースが
多くなっている。
10回前後かかる子が多い。

悪化してから来院する。
体が硬い。
痛みを我慢して運動を続ける。
練習を休めない。休みたくない。
治すことをあきらめている。
治す気持ちを失っている。

これらが回復を遅らせる。
治すのをあきらめる。治す気がなくなるのは
長くわずらっていたためとか、
精神的にダメージを受けている場合も考えられる。

先日、2回で終了した子がいた。
最近ではめずらしく体が柔軟で
オスグットの状態も軽度。
発症してまだ1週間。
ここまで好条件だとスグ終わる。

夏休みも残り3週間。
オスグット解消の機会にうまく利用してほしい。


オスグット 病院で運動OKと言われて

2013年07月14日 | オスグット、成長痛、セーバー病
病院でオスグット病と診断されて、
1ヶ月ほど膝をギブスのようなもので固定。
痛みは無くなったので運動を再開したら
その日のうちに痛みが再発したというか前より悪化。
ということで当院に来院となった。

膝を少し曲げるだけで痛い状態でほとんど動かせられない。
重篤な状態といえる。
施術で膝の可動は急激に回復した。

この病院の治療は膝を動かさないようにして
じん帯の炎症や損傷回復を図るためと思われます。
しかし、なぜこういう状態になったかの原因を考えていない。

炎症、損傷は1ヶ月で解消したが
原因はそのままなのですぐに再発してしまったということ。


早期対応

2013年05月09日 | オスグット、成長痛、セーバー病
中学2年生の男子
2月から膝下の痛みがあり、
整形外科でオスグットと診断される。
電気、温熱などの治療を受けているが痛みが減らないため当院に。

状態はまだ早期の段階である。
このくらいなら2,3回でいいかと告げるが
実際には初回で痛み無く練習できるようになった。

40代女性。
朝寝違えたのか首に痛み。
ひどい痛みではないけど、
いつもこれが長く続くことが多いのでと、
すぐ当院に電話。

確かにこれも早期的段階。
でも痛みを我慢してゆくうちに
硬く疲労が蓄積するだろう。

ゆがみと筋肉を緩め疲労を流す。
痛みは初回で無くなった。

はじめのうちに対応することは
早く良くなる可能性を高める。
逆に我慢してゆくことで悪化の可能性を高める。
当たり前のことだけど
早い段階で正しい行動をとるのは
難しいのだろうか。

オスグット病への認識は広まったけど

2013年04月27日 | オスグット、成長痛、セーバー病
最近はオスグット病に対しての認識が
広まっているのは確かなようで
ホームページでオスグット病に対応していると記載した
整体、カイロ、整骨院、病院が多く見られる。

ところが、そういうホームページの治療院に行ったけど
一向に良くならないという子の来院も増えてきている。
中には3軒もネットで見てよさそうなところを行ったけど
いずれも良くならず、
ホームページの記載がいいかげんな施術院もあるのだろうといえる。

行っていた治療方法や手法話を聞くと
それでは良くならないだろうと思わされるやり方が多い。
中には理論的には理にかなっているものもあるけど
手法が問題であったり、
まったく無意味なことをしていたり、、、。

最近「小顔矯正」の不当広告として
消費者庁が東京、大阪の施術院を摘発しましたが
同様なネット広告が多いのは大きな問題です。



プロ選手の身体

2013年04月10日 | オスグット、成長痛、セーバー病
昨日女子サッカーのプロ選手が来院した。
当院はサッカーや野球、バスケなど他スポーツプレーヤーの
子供の来院が多い。

子供と大人。
当然いろんな面で違いがある。
一般的には子供は体が柔らかいと思いがちだが
当院に来る子供はとても体が硬い。
一般の大人の体も同様に体が硬い。

それに対し、今回来院したプロ選手は
柔軟性が高くさすがと思わされる。
それでいて筋肉もついている。

パワーと柔軟性。その両方が必要なのに
スポーツをする子供たちの体は
筋肉が硬く柔軟性が失われている子が多いと
あらためて感じさせられた。

筋肉をつける。パワーをつけることに傾注し
体の柔軟性を見落としている傾向があるように思う。