いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

治るのを邪魔するのは

2013年03月29日 | 日記、独り言
人には怪我や病気を治す能力があります。
自己免疫力、自己回復力という力です。

その力を超えた怪我や病気なら
その人の自力では回復できないわけで
その助けとなるのが治療です。
また、自力による回復を高めたり、早めるのも
治療といえるでしょう。

病院での治療にせよ、整体などの施術にせよ、
「自身の治る力」無しには回復はできません。

本来「自身の治る力」が十分にあるはずなのに
それが治癒に結びつかない場合、
その原因の多くは患者自身にあります。

睡眠時間の不足。
休息の不足。
過剰なストレス。
不規則な生活。
過度な運動や労働。
からだの使い方。
姿勢。
物事の考え方や価値観など
これらが回復力を妨げたり、
問題の原因であったりしている。

両腿の肉離れ

2013年03月28日 | 膝痛 肉離れ 打撲 捻挫 O脚
大学生女性。
チアダンスでの開脚で3ヶ月前に右、1ヶ月前に左を痛めた。
病院で肉離れと診断を受けた。
チアダンスをしているだけあって、柔軟性はあるが
開脚や脚上げで痛み、
それがなかなか良くならず、当院に。

患部自体はさほどの問題を感じないので
それ以外の問題を改善。
2回目は施術はほとんでなしで、
脚上げの要領をアドバイス。
脚は痛みなく、かなりあがるようになり終了とした。

ストレッチの仕方、からだの使い方など
要は自分で治すことのアドバイスです。
私が治すというより
自分で治したといえます。

当院は自分で治すための手助けをしているとも言える。
けっして私が治したわけではない。
これでいいのだ。

ふなっしー

2013年03月24日 | 日記、独り言
娘に「ふなっしーって知ってる?」と言われた。
「??????いや、知らない。」
「千葉のゆるキャラで人気があるらしいよ。」
といってスマホで動画を見せてくれた。

まず第一印象は「これは、、、ひどい。」
子供の落書きのようなデザインにあきれる。

しかし、動画を見ていて
これはすごい。」に変わる。
ゆるキャラとは思えない過激なリアクション、
しゃべって、暴れて、飛び跳ねて
マスコット的ゆるキャラの概念を吹っ飛ばすキャラ。

その動画を見て娘と大笑いしてしまった。
「ふなっしー」の動画は結構あるので
ご存知ない方は検索して見てみてください。

追記、「ふなっしー」は船橋市のゆるキャラと思ったら
公認されていないものだそうで。
だからこそ自由に活発にリアクションできるのかなと思うなっしー。

2年前からのかかとの痛み。

2013年03月23日 | オスグット、成長痛、セーバー病
小学6年生の男子。
2年前からかかとの痛みが強く
整形外科の病院ではMRIも撮り、
骨には問題は問題ないとのこと。
診断は成長痛

でも痛い。

病院、接骨院、整体、カイロなどいろいろ受けるが
よくならず、現在はを使って歩く状態。

大学病院なども行ってみようかと検討しているが
ネットで当院を知り試してみることに。

話をうかがうとシーバー病(踵骨骨端症)かとはじめに思ったのだが
痛む場所がシーバー病とは違う。
足底筋膜炎の場所とも少し違う。

踵骨のねじれ、下肢のねじれ、足関節のゆがみ、下肢の筋肉の硬さや
下肢の骨のズレなどある程度の問題がある。
それらを改善し、痛みは少し減るが痛みは改善しても
完全になくならない。

長い間の不調でいろんな問題が重なったかようですが
根本的な問題は他にあるのではと考え、
その改善を徹底してゆく。

トータル5回の通院で痛みはまったくなくなった。
いろんな治療を受けていたがまったく痛くなくなったのは
初めてだそうで。






背守り

2013年03月13日 | 日記、独り言
整体では背中を診ることは当たり前ですが、
先日機械のマッサージ機で背中のもみ返しになって
あらためて背中を診ることを考えさせられた。

自分では背中を見ることは難しい。
風呂あがりなどで鏡で背中を見ようとしても
あわせ鏡でみないと正しい状態では見れない。
それでもしっかり見ることは難しい。
自分ではやはり見れないといっていいのかもしれない。

背中を守る。
着物には背縫い、背守り(せまもり)というのがあるそうです。
背中を預かる、背中を守る、
それは整体などの手技療法にとっても大切なこと。
それを痛めてしまうようなことはしてはいけない。
もみ返しなど起こすことは当院ではまずないことだけど
より繊細に施術をするべきではとあらためて思いました。

昔、背中は霊魂の守りの要で 
着物は背縫いによって身を守ると信じられていました。
しかし 子供の着物には背縫い線がありません。
人の背中には目がなく、体の前に比べて 無防備です。
背後から魔物が入り込まないように糸で縫い、魔よけとした印が背守りです。

「縫い目」がないと「目」がないと 悪いものが 
子供を連れ去ってしまう可能性があります。
また、命を狙う魔物に気が付かない可能性もあります。

だから 「背守り」をつけて「目」とし、
万が一、子供が 囲炉裏や井戸に落ちたときには 
背守りの糸や布を持って 神様が引き上げて 命を守ってくれるといいます。

背守りは 産着を縫うときに 
母親が子供を守る祈りを込めて縫い取ったものといわれています上田着付教室HPより

背守り(せまもり) [ 日本大百科全書(小学館) ]
.幼児の着物の背の上部中央につける縫印(ぬいじるし)。
幼児の着物は一幅(ひとはば)で背縫いがないため、
後ろ身頃(みごろ)の衿(えり)の付け根に、
目だつ色糸で大きく縫い目をつけたり、松や鶴(つる)・亀(かめ)などの
めでたい模様を縫い付けたものである。
背縫いは、縫うことによって着る人の霊魂が込められる、
安置されると考えられていたが、それがない着物には縫印をつけて、
着る者の霊魂の安定を願い、ひいては魔除(まよ)けの印としての意味をもっていた。
現在の紋章の原点の一つといえよう。
yahoo百科事典より

もみ返し

2013年03月12日 | 日記、独り言
昨日は休日。
電気店に立ち寄ったのですが
そのとき電気マッサージチェアが目に入る。

価格も50万くらい。「どれ、お手並みを拝見。」と試してみる。
匠の技なるモードを試すが、
けっこう痛いがいわゆる痛きもちいい程度の感じです。
だんだん慣れてきたせいかあまり痛いとは感じなくなってきた。

買い物で歩き疲れていたのでちょうど良かった。
疲れも少し楽になったようでした。

ところが翌日。背中が痛い。もみ返しだ。
「なにが匠の技だあ」と思うが機械にあまり期待は出来ない。
最新式でもそれを人にたとえれば
新人のクイックマッサージ屋レベルか

逆効果のストレッチ

2013年03月09日 | 健康
からだを柔軟にさせるために、けがの防止のために、
そして不調の解消のために、
ストレッチを当院では指導することが多いです。

ストレッチはいまや一般的になっているトレーニングでしょうが
そのストレッチが逆効果になるやり方で行っている方が
ほとんどなのかも知れません。
伸ばす、ゆるめるはずのストレッチが
からだを固めるやり方になって一般化して行われている。

つまり間違ったストレッチが常識となって
みんなそれでいいと思ってやっている。
当院で指導するストレッチは見た目はその一般的ストレッチと
たいして違いはないのです。
ちょっとした工夫だけで効果は大きく変わるのです。

もともと体が硬い?

2013年03月08日 | 健康
からだが硬い方は「もともと硬い」とよく言いますが
生まれたときはクニャクニャだったはずです。
体が大きくなれば筋肉も必要だし、骨も太くさせないとなりません。
歳を重ね、しだいにからだは硬さをもってゆきます。

しかし、不必要に硬くさせるのは
血行不良や関節の可動域を狭め不調の原因になります。
スポーツやトレーニングで筋肉をつけるのは悪いことではないのですが
筋肉を鍛えるのは体を硬くさせることになります。
筋肉を固めることだけでなく、
やわらかくさせるトレーニングもあわせて行うことが大切です。

からだの硬さ

2013年03月07日 | 健康
当院に来院する方の多くが
体が硬い、柔軟性がなくなっているという状態です。
整体に来る方はそれを変えたくてくるわけではない。
痛み、コリ、痺れ、むくみなど不調を変えたくて来ます。
単に柔軟性を高めたいということでは普通来られません。

柔軟性の低下が不調の原因になるという認識も
感じていない方が多い。

関節の可動域が狭い、
リキミや緊張により力が入っていて筋肉が硬い。
こっている、疲労がたまっているなどの状態で硬いなど
考えられますが
実際には筋肉が硬い、こっているなどの状態は
関節の可動域も少なくなるので
それらが総合的になっている状態といえます。

緊張やリキミは力が入っている状態ですから疲れます。
力が入った状態は血管を収縮させているので
血液の流れも悪い。
それは疲れの流れも悪いということ。

そうした悪循環により
疲労の蓄積と血行不良が悪化してゆけば
筋肉の痛みなどのほか
からだの各器官の働きにも影響がでておかしくない。

からだの硬さは運動やからだの使い方、
ストレス、生活習慣など自分自身が起こしていることが多く
不調は自分自身に主に根本的原因があるといえます。

治るということ

2013年03月06日 | 健康
当整体院の理念の一つとして
当院の施術が治すのではなく、
施術は治るきっかけを与えるということがあります。

施術は患者がもつ治る力を高めたり、
治るのを妨げているものを解除したり、
痛みやしびれなどの問題を起こしている状態に変化を与えて
正しい状態に導くなど治る手助けをすること。

本人の治る力があってこそ治るのであって
けっして「私が治す」ということではない。

(しかし、これは近代医療でもいえる事でもあります。
薬も手術も治るための手助けであって、
本人治る力がなければかえって問題を追加するだけになります。)

雑誌でもネットでも、神の手とか名医とか達人とか
いろいろとあるけれど
私はそのようなものとは無縁です。
治るのは患者自身の力あってこそであり
私はそのサポーターです。
患者と施術者が一緒になってこそ
最良の結果が生まれます。

良い結果が得られたとして
称えられるべきは
これも患者だと思います。