いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

オスグットと診断されて強くもまれる

2011年10月31日 | オスグット、成長痛、セーバー病
小学5年生の男子。野球をしている。
膝が痛いので近くの接骨院に行っていた。
オスグットと言われ電気をかけたりマッサージをしたりして1ヶ月。

良くならないので仲間の紹介で当院に来院。
話を聞くと、痛むのは膝の周辺で
オスグットの痛みとは場所が違う。

診断自体違っているとは思うも当院は診断はくだせない。
(本来は接骨院も診断はできない。診断は医師がすることであり、
接骨院は医者とは違うのです。)

膝周辺はむくんでいるようになっていて柔らかいが
腫れぼったい。
そこの部分を行くたびによくマッサージをされていたらしい。
マッサージも何人かいるスタッフがやっているらしいが
アルバイトの整体やカイロなのか施術が強すぎたのかもしれない。
実際に施術は痛みを伴うほどのものだったという。

診断も問題あるけど対応も問題ある。
要はオスグットについての理解がない。
本来のオスグットの状態だとしてもそれでは良くならないと思う。

まだオスグットについて正しい対応を理解していないところが
あるのだと感じる。

原因自体はオスグットと大して変わらないとは思うが
対応は若干違う状態。
5回の施術で痛みは無くなった。
オスグットの場合より治りはスムースだった。

椎間板ヘルニア 整体で悪化

2011年10月29日 | 腰痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛
椎間板ヘルニアで腰痛に悩む40歳男性。
フリーペーパーを見てある整体院に行ったところ
よけいに痛みが増してしまったという。

その後整形外科で電気を当てる治療をうけていた。
今度は悪化はしないが良くもならない。
知り合いの紹介で当院を知り、「また整体かあ。」と思いつつも
来院してみたという。

施術をしてゆくと
「前に行った整体は結構押されて痛かったけど
ずいぶん違うんですね。どっちが本当なんですかねえ。」と聞かれた。

「これが本当の整体と言えるものはありません。
やり方や理論は多種多様、千差万別です。」

よく話を聞いてみると前に行ったという整体は
いわゆるリラクゼーション的要素が大きい感じのようで
スタッフも椎間板ヘルニアについてあまり知識を持っていない様子。

「癒やし」とよくいうけど
私は「癒やし」を単なる心地よいだけの娯楽的感覚とは思っていない。
私にとっての「癒やし」は「治癒」。
心地よい施術は手段であって、目的ではない。

施術後、痛みは少し残るけど大分良いという。

開院9年目に

2011年10月20日 | 日記、独り言
もうすぐ当院は開院9年目。
勉強期間を含めこの世界に入って10年目になる。

開業整体院など10年もつのは1割以下と言われる。
実際にどのくらいが生き残るのか統計があるわけではないのだけど
それだけ続けることが困難だということだろう。

国家資格であるマッサージ、あんま、指圧、鍼灸、接骨だけでも
毎年たくさんの人が勉強して卒業する。
民間の整体、カイロ、その他療法を教えるところも多々ある。
しかし、実際にそういった勉強をしても
そのままその仕事をしているかといえばそうではない。

特に整体、カイロ、足裏、気功ほか民間資格の場合、
スクールを卒業してもなかなか仕事はない。
私が足裏のリフレクソロジーを学んだスクールで同期に卒業した方の
ほぼ9割がこの業界から離れている。
まさに残るのは1割という数字通りです。


オスグットと力み

2011年10月15日 | オスグット、成長痛、セーバー病
小学6年生男子。
サッカーチームに所属。

夏ころからひざ下の痛みがある。
病院でレントゲンを撮りオスグット病と診断され
塗り薬を処方されるが良くならず
同じチームの仲間から紹介されて当院に来院。

症状は比較的軽度であったが
体の力みが強い。
その力みが抜けない。

施術3回目。
施術中もその力みがでなくなると同時に
膝の痛みも無くなった。

成長痛(オスグット)

2011年10月13日 | オスグット、成長痛、セーバー病
サッカーをしている小学生の男子。
ひざ下と太ももが痛く接骨院ではオスグットと言われ治療を受けていた。

オスグットが主に大腿の筋肉の疲労、緊張によるものということは
最近は浸透してきているせいか、
よくある電気をかけたり、湿布したりという治療では
効果が出ないことはその治療院でも認識しているようで
治療は大腿部のマッサージが主だったという。

ところが太ももの張りは改善したが
ひざ下の痛みは消えず、かえって悪化したという。
話を聞くとかなりマッサージは強く、痛みを我慢しながら
受けていたそうです。

1ヶ月たっても良くならず当院に来院となった。
太ももの張りは確かに取れているのだけど、、、、
  あまりにも張りがない。
マッサージをやりすぎの身体の状態。
筋肉が伸びきってしまっている感触。

オスグットが治らないのは
それとは別の要因によるものが大きいのだけど
太ももの状態もいいとはいえない。
そしてその強いマッサージが治りにくくさせている要因にも
ある程度関係している。

オスグットの原因、、、
太ももの筋肉の疲労や緊張というのは
間違いではないが、全てではない。
太ももの筋肉をほぐすだけではダメなのです。

整体師になりたい

2011年10月12日 | 日記、独り言
患者さんから
「リストラや定年退職したので整体師になりたいという人は多いですか?」と聞かれた。

こういった仕事に就くきっかけ。
人それぞれでしょうが
リストラや定年退職後の仕事として始めるかたも多いかも。

しかし、、、
見た目よりいい仕事ではない。
勉強してどこかに雇われてもそう高い時給ではない。
時給1000円出ればいいほうで、中には普通のバイト並みの
時給であったりもする。
最近はそういう求人も見かけなくなった。
開業、、、。
自営という道もあるが、
今は整体、カイロなどの出店も飽和状態です。
これで生活するとなると、これも厳しいかも。
開業してしばらくして廃業、そして今は違う仕事をしている同業者や、かつての仲間も多い。

「どんな訳でこの仕事に就くにせよ
けっして経営的に楽な仕事ではありません。お薦めはできませんね。」
それは民間資格である整体、カイロに限らず国家資格の接骨、マッサージ師でも同様である。

経営的なことだけではない。
様々な悩みをかかえる方々の問題に向き合い
どうすればいいのか常に私自身も悩まされる。
日に何人も施術することは
経営的にはよくとも、精神的には大きなプレッシャーがのしかかる。

しかし、

患者が治ることはその精神的重圧から開放される。
経営上それはマイナスなのだろうが
喜び、嬉しさのほうが大きく感じる。







カラスが来院

2011年10月09日 | 日記、独り言
昨日のこと。

施術中に急に患者さんが「きゃあー」と言って抱きついてきた。
風を通すために開けたままにしていたドアから
何かが飛び込んできたのだった。

私はうつむいて患者の方を見ていて何事かと
顔を上げると
カラスがドアの反対側のガラス窓に飛び抜けようとしたようだ。

ガラス窓は閉まっていて激突。カラスは羽を広げると思った以上に大きく
それがいきなり飛び込んできたので普通は驚く。
体にぶつかってくれば怪我する可能性は高い。

患者をかばい、伏せた状態を咄嗟にとったが
カラスはすぐにまたドアから飛び去っていった。

床に何かが落ちていた。
なんとネズミのしっぽ。
カラスが落としていったのだろう。

取り返しにこられても迷惑なので
外の隣のビルの屋上に放り投げておいた。
忘れ物は翌朝にはなくなっていた。

枕の悩み

2011年10月08日 | 健康
枕が合わないという悩み
本当は首が合わない、首が硬いなど
首の問題と言えるかもしれない。

当院で販売する枕を入口脇に並べると
皆さん興味をもたれるようで
並べてから2個すぐに売れた。

首に合う枕というより
首を柔軟にさせることでどんな枕でも寝られること。
その柔軟性をつくる枕。

ぎっくり腰

2011年10月01日 | 腰痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛
ギックリ腰のようなので見てほしいと電話が入る。
もう5年前になるが3回ほど肩こりで来ていた50台女性。
身体を曲げて歩いており、とても辛そう。

施術していて問題点が絞りこまれ
重点的にそこをゆるめていくと
痛みがほとんど無くなった。

付き添いで来たお子さんが
「すごーい。痛くないの?」と驚いていた。
いつもこうスンナリ行けばいいけど、、、、、