いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

セーバー病、オスグット病は成長痛か?

2012年12月22日 | オスグット、成長痛、セーバー病
セーバー病(踵骨骨端炎)というのは小学生に多い
踵(かかと)が痛む病気として診断されるスポーツ障害です。
発育途中の踵に繰り返し負担をかける、運動によるアキレス腱の牽引が、
最終的にはレントゲンで確認できるほど骨の異常を起こさせる骨端症(骨の変形、異常)です。
その痛みは非常に強く、疼き、ひどくなると歩行やランニングだけでなく、
靴を履くことでも痛みます。

しかし病院では成長痛ということでいずれ治るものと言われたり、
電気療法や湿布程度で特に有効な治療はされません。

オスグット症と同様に、このセーバー病での来院が多くなっています。
どちらの症状も、いまだに成長痛という言葉で終わらせる病院や治療院も多く、
これは改善解消できるものだということが浸透していないと感じさせられます。
「成長痛」と言われれば成長が止まれば治るとされ、
または運動を休めば治る、つまり病気ではないような印象となり
放置して長期にわたり悩まされる事となり、
悩んだ末、当院に来院するというパターンがほとんどです。

たしかに、状態によっては自然に治る場合もあります。
人には治ろうとする働きがありますから。
いつまでもよくならない場合は
原因が解消していないといえます。

しかし、その原因を「成長」としてしまえば
20歳過ぎまで治らないこととなるし、
20歳を超えたひとでも痛みで悩んでいる人のいることの
説明にもなりません。
当院で良くなったのは成長が止まったからではありませえん。

成長をとめることなど出来ないし、、、、、
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オスグットとスポーツ

2012年12月14日 | オスグット、成長痛、セーバー病
オスグットの原因は体の硬さ、筋肉の柔軟性の低下により
膝関節のズレを起こし、
膝蓋靭帯の疲労物質の停滞や炎症、脛骨粗面の骨の隆起を起す。
(時には膝をひねったなど突発的にも起きる)

その原因をさらに突き詰めれば
筋肉に頼った体の使い方、練習により
筋肉をゆるめることが皆さん下手ともいえます。

筋肉をゆるめる、体の力をぬく。
筋肉を鍛えることばかりのトレーニングをしているので
その逆の力を抜くのは簡単なようで難しい。

筋肉を鍛えることと、力を抜くことは
相反することと思いがちですが
力を抜くことは鍛えた筋肉の力を効率的に発揮することになります。

当院では施術だけでなく、
そんな体の使い方、力を抜くことを指導することで
能力の上達もアドバイスしています。
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オスグットの克服

2012年12月13日 | オスグット、成長痛、セーバー病
今日もオスグットで通っていた子が
運動しても痛くない、幹部を押しても痛くない状態となり
通院終了となった。
回数で5回。日数で1週間。
最近は20回以上かかった重症な子もいて
治るまでの回数、期間は状態次第というのを痛感させられる。

しかし最終的には皆んなよくなっているので
病院等で良くならないと言われても、
心配せずどんどん当院に来て欲しい。
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体の硬さが病気に

2012年12月11日 | 健康
体の硬さは膝痛、腰痛、肩こりはもちろんのこと、
スポーツ障害もおこしやすい。
さらに、高血圧、冷え、便秘、不眠、むくみ、頭痛も同様であり、
老化をすすめ、内蔵の働きも鈍らせます。

筋肉の硬さが血行を悪くさせ、疲労を蓄積させやすく、
それがさらに血行をにぶらせ、またさらに筋肉も硬くなってゆく。
そんな悪循環から様々な問題が生じてゆきます。

体の硬さ→血行不良→疲労の蓄積→さらに血行不良→さらに疲労蓄積
 →さらに身体が硬くなる、、、、、

この悪循環を繰り返していれば病気になるのは当たり前です。
その結果は循環器、内蔵、筋肉、骨、神経、脳と
どこにでも問題をおこす可能性があります。
その結果による問題、病気の根本の原因は、
体の硬さ、血行不良、疲労の蓄積と言うこととなります。
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身体が硬くなった不良

2012年12月08日 | 健康
身体が硬いこと。
それは関節をしっかり動かす動作が少ないため。
または筋肉が硬いため。

しゃがむ、正坐するなど日本の生活では足腰の柔軟性を鍛える
環境がありました。
和式のトイレや畳での生活です。
近年は住居の洋式化がそういった環境を減らしています。

洋式トイレの普及、椅子に座るということで
しゃがむことがほとんどない。正坐もしない生活にかわりました。
不良達のウンチングスタイルでたむろする姿はまだマシで、
最近は身体が固く、しゃがむのが辛いから
地べたに座ってしまうといった姿が多くなっているのかも。
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柔軟性

2012年12月07日 | 日記、独り言
当院はオスグット病、椎間板ヘルニア、自律神経失調症、五十肩を中心に
様々な症状の方が来院する。
慢性肩こり、腰痛、半月板損傷、変形性膝関節症、ぎっくり腰、
さらに花粉症や頭痛、不眠などきりがない。

しかし、大多数の方に共通したことがある。
身体が硬いということ。
柔軟性が低下している。

生まれつき身体が硬いはずはない。
生まれたときはフニャフニャだったはずです。
それが段々硬くなってくる。
筋トレでさらに硬くさせる人もいる。

鍛えることは良いのだけど
柔軟性を落としかねない。
筋肉は固くもでき、柔らかくも出来るのが大切です。

来院する方の身体の柔軟性を取り戻す事。
それが施術の大きなポイントになっています。
柔軟体操、ストレッチも
間違ったやり方をしている場合が多い。
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回復力と年齢

2012年12月01日 | 日記、独り言
「若ければ回復が早い。」
実際にはそう思えないことも多々感じる。

当院は小学生、中学生の来院が多く、
その子たちの回復の速さを見ると
若さだけが回復のポイントではないと感じる。

若い子とはいえ、回復の速い子、遅い子があり
その違いは身体の柔軟性があるかないか。

柔軟な子は回復が早いということ。
また柔軟な子はケガをしにくいということ。

加齢で回復力が衰えるのも
体の柔軟性の衰えが大きな要因ではないかと感じる。
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