当院に来られた方に必ず聞くのが入浴についてです。
冬場は減りますが入浴をシャワーで済ませるという方は多い。
聞くと意外とシャワー派が多いと感じます。
「必ずお風呂に入ってください。」と、アドバイスします。
体の汚れを落とすという目的はシャワーでもいいのですが、
湯船につかるという事は、健康管理にとって大きな効果をもたらします。
簡単に言えば、シャワーよりも身体が温まるし、リラックスしやすいからです。
免疫学で有名な安保徹先生の著書によりますと、
シャワー派と湯船派では、血液の白血球の成分に違いが出るとあります。
血液には白血球と赤血球と血小板がふくまれ、
白血球はリンパ球と顆粒球、そしてマクロファージの大きくわけて3種類
を総称したものです。
このリンパ球と顆粒球の割合は、自律神経の状態に影響をうけます。
自律神経には、交感神経と副交感神経とがあり、
交感神経は緊張傾向、活動的状況時に働き、
副交感神経はリラックス傾向時に働きます。
そして緊張傾向のとき(交感神経優位)は顆粒球が増え、
リラックス傾向(副交感神経優位)のときはリンパ球が増えます。
シャワー派の方と湯船派の方のこの白血球の成分を比較すると
湯船派はシャワー派よりもリンパ球が多くリラックス傾向。
また顆粒球はシャワー派のほうが湯船派よりも多く緊張傾向にあるという
データーが紹介されています。
(安保徹「体温免疫力で病気は治る」ナツメ社参照)
つまり湯船でゆっくり浸かるほうが、身体はリラックスするということ。
日ごろ過剰なストレス(緊張、刺激)にさらされている方は
その日のうちに、リラックス状態に戻して心身の緊張を解いてください。
そのためには、湯船にゆっくりと浸かり、身体を温めるのが有効です。
時間は10分前後を目安、(無理はしないで、気持ち良く浸からないと
意味はありません)。そのためにもお湯の温度も気持ちいい温度に。
お湯の温度は40~42度(低体温の方は39~40度)が目安です。
何でお風呂に入って、リラックスしたり、体を温めたら良いのかは
次の機会に。
いっぽ自然整体院 院長 大和田幸男
http://www.ippo2.com/
千葉県千葉市中央区中央3-15-14 アソルティ千葉中央 6階
電話 043-225-3232
オスグットシュラッター病、野球肩、テニス肘、膝痛、腰痛を
身体に無理なく改善する千葉市(中央区、若葉区、稲毛区、検見川区、
美浜区、緑区)内はもちろん、千葉県内各地、東京都、神奈川県、埼玉県、
茨城県、栃木県などからも利用の多い効果重視の整体院。
スポーツ障害のほか椎間板ヘルニア、五十肩、慢性腰痛、肩こり、
骨盤や背骨の歪み、猫背、半月板損傷ほか病院で治療しているけど良くならない、
手術したけど良くならないとお悩みでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。