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教科書に載っていない良い職場とは その127 【豊臣政権の衰退のステップを検証する 豊臣政権の繁栄編】

2021-10-07 08:41:44 | コミュニケーション
教科書に載っていない良い職場とは その127 【豊臣政権の衰退のステップを検証する 豊臣政権の繁栄編】


誰がリーダーになるのか?
豊臣秀吉無き後の世継ぎは誰が担うのか?
世間の評価は豊臣政権が長続きをしない事を理解していたのかもしれません。
時の実力者が統治するというのを長く経験してきた事で次の天下人レースは水面下で始まっていたのです。

筆頭は何より徳川家康でした。
そして、豊臣秀吉の子供の秀頼も前田利家の後見を得ていられれば、優秀な配下の元しっかりと世をおさめたかもしれません。

歴史にifはありません。

そこがまた様々な想像を働かせるのも事実です。
もともと秀吉には信長の子供を養子にいただいていた経緯があったのをご存知でしょうか?その名を羽柴秀勝と言います。
歴史の表舞台に出てくると、わずか18歳にして亡くなってしまいました。
その後の跡取り候補は、豊臣秀次ですが、後に関白までになりましたが、秀吉によって自害に追い込まれます。秀次は武将としては非凡なものがあったようですが、秀頼が生まれた事で立場が危うくなっていたことは容易に想像出来ます。そして、秀頼の出番です。
秀吉は政権下で5大老、5奉行と言う制度を作り上げ、政権を盤石なものにしていきました。
この体制により、貿易による収益を高め、国内流通網を整備し、大きく国力を増していったのです。まさしく、バブル経済真っ只中です。
しかし、秀吉の死後に後を追うように前田利家が亡くなり、加藤清正や福島正則らを中心にする武断派といわれる諸将による石田三成の失脚をうまく利用した家康が足元をじょじょに踏み固めていきます。

そして実は、衰退のシナリオは第二段階である「規律無き拡大」を豊臣政権は行っていたのです。それは朝鮮出兵です。
この出兵により、武断派と文治派との確執は決定的となります。
そして、国内の武将は疲弊していくのです。

(続く)



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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣

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