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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

コーチング ≪リーダーシップコミュニケーションについて≫

2022-03-01 10:07:57 | コミュニケーション
『相手のコミュニケーションは、自分のコミュニケーションの結果である』
リーダシップを取る際のコミュニケーションと言うのがあります。
今回はその内容について皆さんと考えて行きたいと思います。

普段、私はどのようなストロークを与えているのだろうか?
ふと、このような事を考えた事はありませんか?

さて、ストロークとは何のことをいうのでしょうか?
精神的な刺激の事です。
例えば、朝挨拶をします。
Aさん「おはよう」(刺激)
Bさん「おはよう」(反応)
この事象は、Aさんに刺激に対して、Bさんが反応しています。
このように私たちはお互いに刺激し合って生活をしているとも言えるのです。
と何を当たり前の事を言っているのか?と思うかもしれませんが、リーダーシップを取る際にはこのことはとても重要になってくるのです。

肯定的ストロークと否定的ストロークというのがあるのです。
説明を聞くと何てことないです。
まずは沢山与えた方が良いストロークですが、以下の3つです。
① 行動に対する、肯定的なストローク(条件付き)
② 存在に対する、肯定的なストローク(無条件)
③ 行動に対する、(建設的な)否定的ストローク(条件付き)

行動に対する肯定的なストロークは、何かしたという行動が必ず伴います。「椅子を運んでくれてありがとう」「床に落ちているゴミを拾ってくれた事は素晴らしい事」「今の君の努力は必ず実を結ぶよ」といった内容になります。これは、行動しているという現象をとらえ、タイムリーに行うべきです。

存在に対する肯定的なストロークは、あいさつは元より、目を合わせる事なども含まれます。この存在に対する肯定的なストロークは、沢山相手に対して与えたいものです。

行動に対する建設的な否定的ストロークは、結果相手を批判します。しかし、伝え方を工夫する事で相手に肯定的なストロークとなって伝わります。
「時間を守れない事はあなたの人間性を損なわせています。あなたは人をまとめる力が秀でているので大変もったいないです」など伝える事で、内容は否定的ストロークだったとしても、肯定的に受け取ってくれる事でしょう。

次に与えたくない否定的ストロークです。
このストロークの根底には、相手の人格を貶めたいですとか、相手の存在を否定したいといった気持ちも含まれていますので、パワハラ、モラハラの一種になります。
① 行動に対する、(破壊的な)否定的ストローク(条件付き)
② 存在に対する、(破壊的な)否定的ストローク(無条件)
行動に対する破壊的な否定的ストロークとは、相手の行動の否定から派生して行きますが、相手の改善意欲をも奪ってしまうディスカウントが含まれています。
存在に対する破壊的な否定的ストロークとは、人格破壊です。「私の前から消えて欲しい」といった事を暗に伝える事も含め、人としてとても蔑まれる行為です。

これらのストロークの違いを念頭に皆さんの普段のストロークはどうでしょうか?
今一度振り返っていただければと存じます。

次回以降
・意識の5段階について
ご期待下さい。



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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣

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