佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

釣り界有名人のご意見とプロフィール/ハヤブサ社長/歯朶由美

2009-12-11 15:51:33 | 釣り
今回は釣り具メーカー「ハヤブサ」の社長に無理なお願いをして書いていただきました。奥様が、若くして亡くなられたご主人の後を引き継ぎ、代表取締役社長として頑張っておられます。

お名前・・歯朶由美
釣り歴・・20年
好きな釣り・・船釣り・磯釣り
釣り以外の趣味・・ハーレーダビッドソン仲間とのツーリング、ゴルフ

若い釣人に対する意見

近年、ファミリーやカップルで釣りをされている姿をよく見かけるようになりました、その光景はとても微笑ましく本当に心が和む思いがいたします。

最近では親との触れあい少なくなってきたとともに、屋外ではしゃぐ子供たちを見かけなくなりました。躾(しつけ)も充分にされないまま大きくなっていく人が増え、心無い行動が目立ちます。

自然を愛し、生き物を愛する心をもっと小さい頃から教えるべきです。釣りはそのすべてを教えてくれる絶好の教育の場であると思います。

相互のコミュニケーションはもちろんのこと、竿から糸が垂れ、海を見つめているときの穏やかな気持ち、魚がかかってピクピクと竿が動いたときに「きた!」と素直に喜ぶ気持ち、魚を釣り上げるまでのわくわくドキドキとする気持ち、ようやく魚を釣り上げ「やったー」と喜び、また、その達成感に浸れたときの充実感。

本当に釣りは多くの感動を与えてくれます。多くの方々にこの感動を味わっていただきたい、それが私たちメーカーの役目と思っております。

今も、またこれからもこのようにすばらしい場所を釣人は守っていかなければいけません、一部の心無い人たちの行動で、多くの人や生き物が迷惑を被ることは絶対にあってはいけません、この心を広め、釣り場の環境をよくし、楽しい一日が過ごせるようにしたいものです。

佐藤より・・ありがとうございました。活発な社長の姿を思い浮かべます。御社でハーレーを3台見せていただいたとき、ご家族でツーリングを楽しんでおられるのだなぁと思いました。今は亡きご主人のご冥福をお祈りいたします。

社長がおっしゃる通り、子供が外で遊ぶ姿があまり見られなくなりました。私のところで西区民祭りの折に、子供のキャスティングのゲームをやったところ、大変な数の人が集まりました。

私は日本釣振興会の総会でもいつも「子供の釣り教室みたいなのをやりませんか」といっていますが、反応がありません。

メーカーさんのトーナメントもよいのですが、釣りの底辺拡大のためには子供の釣りに対する楽しみを教えることも大事だと思っています。そのためには、もっとメーカーさんも考えるべき時代が来ているのではないかと思います。
コメント (1)
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