6月の魚としてはイサキ・スズキ・アユ・グレなどが上げられます。
イサキ・梅雨の季節になれば美味なのと引きがシャープなので釣り人には人気の魚で5月の下旬から8月に掛けて各地で産卯するその頃が旬になり麦秋(ばくしゅう)麦の秋、つまり初夏に美味しく紀州では「麦藁いさき」と呼ぶ。
このイサキは暖海を好み、外洋を好むそういう意味で黒潮域の磯に多くて内湾にはほとんど現れないという。
紀州ではこのイサキの幼魚を(うりぼう・うりんぼ・うりんぼう)と呼ぶ。
スズキ・ この魚は出世魚の1つで、
関東では「セイゴ・フッコ・スズキ」
関西では「セイゴ・ハネ・スズキ」
中京では「セイゴ・マダカ・スズキ」と呼ばれることが多い。
沿岸性が強く、日本ではいつもそこにいる魚、この本によると「黒っぽく精悍で
古武士のような風格を漂わせる」とかかれている。
確かにこの魚には風格があります、日本記録{112,5}センチには及ばなかったが、泉州ハネ釣り研究会の今中会長が釣った94、0{拓寸}センチの現物を見たときは、死んでいるにも関わらず、大きな口をあけて立派なものでした。
この仲間には磯際を、海のあれたときなどに泳いでいる「ヒラスズキ」や、身体に黒い斑点をもつ「タイリクスズキ」などが居ります。
アユ・ 夏の風物詩でもあるアユ、これから夏にかけて各地の川でアユ釣師の姿がめにつく、このアユ、一般的には生涯の半分は海で過ごすが、琵琶湖産のアユは生涯を淡水にて過ごす、そして美味しいといわれる魚であるが、生食や加熱の不十分な者は食べないほうが良い、横川吸虫の恐れあり。
グレ・磯師の対象魚である最右翼の梅雨グレ、真夏のカンカンでりにて磯が焼けるまえまでの対象魚となる。(グレについては、また別項目にて詳しく書かせてもらいますので)
(本文内容についてはいつもの遊遊さかな図鑑より参考にしました)
昨日入れるのをミスしました